冬に車中泊を行うには、防寒対策が必須です。
もし対策を講じないと、寒くて寝られません。
対策には、いろいろなものがあります。
おすすめの対策を中心にご紹介します。
車中泊の際には一酸化炭素中毒に注意
車中泊の際、暖房をつけたまま寝ると、非常に暖かくて快適に眠ることが出来ます。それなら、車中泊に防寒対策は不要なのではと思ってしまいますね。
そう考えてしまうのも無理はありません。
しかし、車中泊でエンジンをかけたまま眠ることはNGです。
理由はいくつかあるのですが、最大の理由は一酸化炭素中毒にならないようにするためです。
実は、エンジンをかけたまま眠って、一酸化炭素中毒で亡くなっている人が毎年のように出ています。
本当に怖いですね。
他には、環境の問題や燃料の問題などがあります。
車中泊を冬に行う際には窓対策が欠かせない
どうして窓対策が欠かせないのでしょうか?それは、ボディに比べて厚みのない窓がもっとも冷えてしまうためです。
つまり、車内が冷えるのは窓からということです。
ガラス1枚で外と仕切られているわけですから、当然と言えば当然です。
対策としては、窓にシェードを付けることです。
シェードを付けることでかなり変わってきます。
もっともおすすめする素材は、キャンプ用の銀マットです。
非常に断熱効果が高いためです。
新聞紙などで型を取って、窓と同じ形・大きさにカットします。
あとは、窓にはめ込むだけです。
自作するのが、面倒な人には専用のシェードが販売されています。
車種別に売られているので、きれいに付けることが出来ます。
断熱効果も高いです。
その代わり、結構な価格となります。
車種にもよりますが、3万円ほどします。
車中泊の暖房器具のおすすめは?バッテリーは必要?
エンジンをかけっぱなしにできないので、暖房器具を使うことは難しいのではと思われる人がいるでしょう。しかし、エンジンをかけなくても、車内を暖かくする方法があります。
1つは、FFヒーターを使う方法です。
FFヒーターとは、ガソリンや軽油を使った燃焼式の暖房器具のことです。
車と同様の燃料を使えます。
ほとんど電力を消費しないので、エンジンを切った状態で使用できます。
しかも、めちゃくちゃ暖かいです。
これさえあれば、冬の車中泊の防寒対策は心配ありません。
ただし、購入設置にはかなりの費用がかかります。
もう1つは、サブバッテリーを用意して暖房器具を使う方法です。
車のバッテリーでなく、暖房器具に電力を供給するためのバッテリーを設置します。
こうすることで、エンジンを切った状態で暖房が可能となります。
車のバッテリーが切れてしまうおそれがなく、安心して使用できます。
あとは、サブバッテリーの容量と暖房器具の消費電量を比較して選べば問題ありません。
もし可能であれば、ファンヒーターを使うと暖かくなります。
車中泊の防寒グッズで必要なものは?
防寒グッズはたくさんあります。その中から、おすすめのものをいくつかご紹介します。
寝る際に、寝袋か布団のどちらかを用意しなければなりません。
どちらにするかは、基本的に好みで選べばよいです。
ただ、それぞれの特性を知っておかなければなりません。
寝袋は、密封性が高いので熱が逃げにくく暖かいです。
逆に、布団は熱が逃げやすいので寒いです。
収納に関しては、寝袋の方がコンパクトにまとまります。
寝心地に関しては、布団の方が優れています。
冬のホテルレガシィはいいぞ
— ふじなみ (@marcie3000) November 11, 2018
普段寝ているオフトゥンセットをそのまま積めば非常に快適。銀マットで断熱すれば外が氷点下でもOK
積み込みが面倒だけど、車中泊専用オフトゥン買ってもあの快適性は得られないんじゃないかと思ってる
家で寝てる感覚なのに、目が覚めると天井が低くて毎回ビックリする😇 pic.twitter.com/ZWQg0vpqmA
車の床に直に寝る場合は注意が必要です。
そのまま寝ると、床から急激に冷え込みます。
そのため、キャンプ用の銀マットやダンボールなどを敷いて寝るとかなりマシになります。
ベッドを設置している場合は、床から浮いているので問題ありません。
念のため、ベッドの上にも敷いて寝ると安心です。
最低でも、ここまでの準備ぐらいはしてから出掛けてください。
他にも、いろいろなグッズがあります。
必要に応じて用意するとよいでしょう。
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