キタムラサキウニは、名前は似ていますがムラサキウニとは別のウニです。
日本では、エゾバフンウニと並んでメジャーなウニの1つです。
ここでは、キタムラサキウニの旬・味・食べ方などについてご紹介します。
キタムラサキウニとは
キタムラサキウニは、ホンウニ目オオバフンウニ科に属するウニです。漢字では「北紫海胆」と書きます。
ノナと呼ばれることもあります。
キタムラサキウニは、エゾバフンウニとともに国産ウニの大半を占めています。
キタムラサキウニは、太平洋側では相模湾よりも北、日本海側では山口県よりも北の沿岸に生息しています。
主な産地は北海道となっています。
日本以外では、朝鮮半島や中国北部で確認されています。
バフンウニやムラサキウニと比べると
キタムラサキウニは殻が15cm以上に成長します。ムラサキウニよりも大きいです。
バフンウニと比べると、トゲが長くて大きいです。
キタムラサキウニの殻の色はやや緑がかっています。
身は淡い黄色をしています。
大きな身で崩れにくいのが特徴です。
漁師の間ではシロと呼ばれています。
キタムラサキウニの旬と味
キタムラサキウニの旬は春から夏にかけてです。産卵前の6~8月頃がおすすめです。
ちなみに、産卵期は9~11月頃です。
味は甘みもうま味もほどよく強いです。
あっさりした上品な甘みです。
口の中に入れると、とろけてしまうような優しい味わいがあります。
クセもないので非常に食べやすいです。
キタムラサキウニの食べ方
キタムラサキウニは、むき身をそのまま食べるのがおいしいです。甘味や食感を楽しめる生食が人気です。
崩れにくくてボリュームがあるので、寿司ネタとして使用されることが多いです。
ウニ丼も有名です。
パスタや吸いものに入れられることがあります。
関連記事