エゾバフンウニという名前を聞いたことがあるという人が多いと思います。
ウニの中でもおいしいと言われています。
ここでは、エゾバフンウニの旬・時期・産地などについてご紹介します。
エゾバフンウニとは
エゾバフンウニは、ホンウニ目オオバフンウニ科に属するウニです。漢字では「蝦夷馬糞海胆」と書きます。
ガゼやガンゼと呼ばれることもあります。
漁師の間ではアカと呼ばれています。
日本でもっとも漁獲量の多いウニとして知られています。
殻径は約6cmになり、殻高は約3cmの中型のウニです。
棘の長さは約0.8cmと短く、密集しています。
エゾバフンウニの身は、やや赤みの強いオレンジ色をしています。
エゾバフンウニの産地は北海道?
エゾバフンウニは、太平洋側では北海道から相模湾まで、日本海側では北海道から山口県までの沿岸に生息しています。主な産地は北海道と東北地方です。
特に、北海道産のものが最高級と言われています。
日本以外では、ロシアや朝鮮半島、中国北部でも見られます。
韓国やロシアで漁獲されたエゾバフンウニは、日本へ輸出されています。
エゾバフンウニの繁殖の時期?
エゾバフンウニの繁殖期は春から秋にかけてです。ただ、地域で繁殖期が異なるので、ほぼ年間を通して漁獲期が存在します。
ウニの繁殖期は非常に重要です。
私たちがウニと言って食べているのは生殖巣(卵巣と精巣)だからです。
エゾバフンウニの旬
エゾバフンウニの旬は6~8月です。繁殖の時期は場所によって異なるので、獲れる時期も異なります。
そのため、場所によって旬も変わってきます。
エゾバフンウニは高級なウニです。
甘みもうま味も濃厚で非常においしいです。
苦味はほとんどありません。
日本近海で獲れるウニの中でもっともおいしいと言われています。
ウニの王様と呼ばれています。
エゾバフンウニの食べ方
エゾバフンウニは、生で食べるのが一般的です。そのまま食べたり、お寿司やウニ丼が人気です。
蒸して食べることもあります。
熱を加えると味が濃くなります。
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