メバチマグロをご存じですか?
名前を聞いたことがあるという人もいるかもしれません。
メバチマグロは、クロマグロほど高くはないのですが、非常においしいマグロです。
ここでは、メバチマグロの旬や食べ方などについてご紹介します。
メバチマグロとは
メバチマグロは、スズキ目サバ科に属する魚です。目がパッチリと大きいため、このような名前が付いたと言われています。
頭も大きいです。
バチマグロと呼ばれることもあります。
地方では、次のように呼ばれています。
- バチ(東北地方・関東地方)
- メブト(九州地方)
- シビ(関東地方以外)
他にもいろいろあります。
メバチマグロは、全世界の熱帯や亜熱帯の海域に生息しています。
日本周辺の太平洋側にもいます。
全長は2mを超え、体重は200kgを超える固体もいます。
マグロの中では中型です。
メバチマグロは、主に遠洋漁業で漁獲されています。
マグロにおける漁獲量においては、キハダに次ぐ多さを誇っています。
メバチマグロの旬と産卵期
メバチマグロの旬は晩秋~冬です。11~2月がおすすめの時期です。
この時期に国内の天然ものを食べることができます。
輸入などの冷凍ものは比較的安いですが、生は高価です。
メバチマグロの産卵期は、北半球と南半球とでは異なっています。
北半球では4~6月、南半球では1~6月です。
地域によって、時期にズレが生じることがあります。
メバチマグロの食べ方
メバチマグロの身は、赤くて柔らかいのが特徴です。鮮やかな赤色をしています。
基本的には大トロは少ないです。
中トロが取れます。
クロマグロよりもあっさりしています。
メバチマグロは、刺身や寿司ネタが人気です。
山かけやユッケにしてもおいしいです。
竜田揚げやあら煮も有名です。
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