岩牡蠣の旬の時期は？食べ方などについても解説

岩牡蠣も国内でよく食べられる牡蠣の1つです。

真牡蠣とよく比較されます。

岩牡蠣にもたくさんよいところがあります。

ここでは、岩牡蠣の旬の時期や食べ方などについてご紹介します。

岩牡蠣とは！産地は？

岩牡蠣は、カキ目イタボガキ科マガキ属に分類される二枚貝です。

日本国内にたくさん流通している人気の高い牡蠣です。

真牡蠣の流通量よりも少ないです。

陸奥湾から九州にかけての日本海側や太平洋側の岩礁域などに生息しています。

石川県能登半島や秋田県象潟地域、佐賀県有明町などが主な産地です。


岩牡蠣は真牡蠣よりも大きいです。

一口では食べられないくらいの大きさがあります。

岩牡蠣の殻は、茶色っぽくて厚みがあります。

味は、真牡蠣よりも濃厚でミルキーかつジューシーです。

若干の苦みがあります。

岩牡蠣の旬の時期！産卵期は？

岩牡蠣の産卵期は夏です。

それなら、夏に産卵期を迎える真牡蠣同様、岩牡蠣も夏は栄養がなくなっておいしくないのでしょうか？

岩牡蠣はそのようなことはありません。

それどころか、夏が旬なのです。

夏ガキとも呼ばれています。

岩牡蠣がなぜ夏においしいのかと言うと、岩牡蠣は少しずつ卵を産むため、栄養が一気に失われないためです。

濃厚な味わいはそのままです。


岩牡蠣は冬にはあまり流通しません。

それはどうしてなのでしょうか？

岩牡蠣にも天然ものと養殖ものがあります。

ただ、店に並ぶほとんどが天然ものです。

天然ものは、漁をしないと手に入りません。

冬は漁に出ることができないので、岩牡蠣を冬にあまり見かけないのです。

ただ、養殖ものは流通しています。

岩牡蠣はほとんどが天然ものなので、獲れる場所によって味や粒の大きさが異なります。

時期によっても品質に大きな違いが出ます。

注意が必要です。

岩牡蠣の食べ方

岩牡蠣は、生で食べるのがおすすめです。

人気の高い食べ方の1つです。

これがもっともおいしいです。

岩牡蠣の食べ方は、真牡蠣とそれほど変わりません。

カキフライやワイン蒸し、酒蒸しなどが定番です。

炊き込みご飯も絶品です。