カマスの旬と保存方法は?栄養と食べ方などについても解説
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釣り人の間で人気の高いカマス。

普段、一般家庭ではあまり食べられていません。

干物以外のイメージはそれほどないかもしれません。

ここでは、カマスの旬・保存方法・栄養・食べ方などについてご紹介します。

カマスとは

カマスの旬と保存方法は?栄養と食べ方などについても解説

カマスは、スズキ目カマス科に属する魚の総称です。

分類学上では約20種類の魚がいます。

中でも、アカカマスヤマトカマスが市場に流通しています。


アカカマスは本カマスと呼ばれ、カマスと言えばアカカマスを指すことが多いです。

アカカマスは、もっとも味がよく、人気があって高額です。

本記事では、アカカマス(以下、カマス)について解説します。


カマスは、日本全国の沿岸部の浅場に生息しています。

ただし、サンゴ礁域にはいません。

港や堤防でもよく見られます。


カマスは40cmほどの大きさになります。

尾鰭・第二背ビレ・尻びれが黄色くなっています。

鋭い歯を持ち、非常に獰猛な魚食性の高い魚です。

イワシなどの小魚を捕食します。

そのため、ルアー釣りのターゲットとなっています。

カマスの選び方

カマスの選び方

カマスは、鱗がきれいに揃っているものエラが鮮やかな赤色のものが新鮮です。

大きめで胴が太いものを選びます。

お腹が白いものがよいです。

カマスの栄養

カマスは、タンパク質が豊富で脂質が少ないです。

ビタミンミネラルがたくさん含まれています。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けます。

骨粗しょう症の予防の効果が期待できます。

カリウム高血圧の予防に役立ちます。



カマスの主な成分(100g当たり)
  • たんぱく質 18.9g
  • 脂質 0.6g
  • カリウム 320mg
  • ビタミンA(レチノール) 12μg
  • ビタミンD 11μg

カマスの旬はいつ?産卵期は?

カマスの旬はいつ?産卵期は?

カマスの旬は秋~初夏です。

脂がよくのるのは秋~初冬です。

10~12月頃に食べるとおいしいです。

春は産卵前で、栄養をたっぷり蓄えています。

3~4月もおすすめです。


カマスの産卵期は初夏~夏です。

5~8月に産卵します。

カマスの食べ方と食べ合わせ

カマスの食べ方と食べ合わせ

カマスは塩焼きがおいしいです。

脂ののった時期に食べるとよいです。

干物も絶品です。

新鮮なものは刺身で食べることができます。


ニンジンのβ-カロチンと一緒に摂ると、動脈硬化の予防の効果が期待できます。

β-カロチンには抗酸化作用があります。

カマスのタンパク質血管をしなやかにしてくれます。

カマスの保存方法

カマスを冷蔵保存する場合、下処理をしなければなりません。

まず、エラと内臓を取り除きます。

その後、水気を取ってラップで包みます。

それをビニール袋に入れて冷蔵します。

冷蔵すれば2~3日保存できます。


冷凍する場合も、下処理が必要です。

エラと内臓を取り除き、水気を取ります。

お腹にキッチンペーパーを詰め、ラップで包みます。

それをビニール袋に入れて冷凍します。

冷凍すれば、1ヵ月ほど保存できます。


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