真鯛の旬と保存方法は?栄養と食べ方などについても解説
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魚の王様と呼ばれる真鯛(マダイ)。

非常においしいことで知られています。

そのこともあって、真鯛は日本においては人気の高い魚です。

ここでは、真鯛の旬・保存方法・栄養・食べ方などについてご紹介します。

真鯛とは

真鯛の旬と保存方法は?栄養と食べ方などについても解説

真鯛はスズキ目タイ科に属する魚です。

真鯛は、高級魚の代名詞となっています。

「めでたい」と「鯛」の語呂合わせから、非常に縁起のよいものと考えられてきました。


真鯛は北海道から九州までの沿岸に分布します。

水深30~200mの岩礁帯や砂礫底、砂底に生息しています。

他には、東シナ海、南シナ海、朝鮮半島などでも見られます。


真鯛は、最大で120cmに達する個体もいます。

体が赤いのは、アスタキサンチンの色素によるためです。

鋭い歯をしています。

肉食で、エビなどの甲殻類や小魚などいろいろ捕食します。


天然ものは、高値で取り引きされています。

長崎県や福岡県、愛媛県などでの漁獲量が多いです。

養殖が盛んに行われています。

養殖ものの脂質は、天然ものより約2倍多いです。

愛媛県や熊本県、三重県といった西日本での漁獲量が多いです。


真鯛の産卵期は2~6月です。

暖かい地域ほど早いです。

産卵前の個体であれば、白子・真子を持っています。

真鯛の選び方

真鯛の選び方

真鯛は、大きさが40~50cmほどのものがもっともおいしいです。

これ以上大きくなると、大味になってしまいます。


真鯛は、新鮮なものほど鮮やかな赤色をしています。

時間が経つと淡くなっていきます。

養殖ものは色がくすんでいることが多いです。

ただし、個体差があります。

目の上は青みがかっていて尾がピンと張っているものがおすすめです。

目が濁っているものは避けます。

真鯛の栄養

うま味の成分であるイノシン酸が豊富に含まれています。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける効果があります。

ビタミンB1は、食欲を増進させます。

タウリンは、動脈硬化や高血圧の予防に役立ちます。

頭や骨にはDHAEPAが豊富です。

目玉の周りにはコラーゲンが含まれており、肌荒れを解消します。



真鯛の主な成分(100g当たり)
  • たんぱく質 20.6g
  • カリウム 440mg
  • ビタミンD 5.0μg

真鯛の旬

真鯛の旬

真鯛の旬は晩秋から春にかけてです。 

春は、真鯛が産卵に備えて栄養を十分に摂っているのでおいしいです。

産卵後は、脂が落ちてあまりおいしくありません。

晩秋になると、体力が回復し、脂が乗ってきます。

真鯛の食べ方と食べ合わせの良いもの

真鯛の食べ方と食べ合わせの良いもの

刺身や寿司、煮つけ、塩焼きが人気の食べ方です。

真鯛の身は、高タンパクで低脂質な白身です。

淡白な味わいなので、いろいろな調理に使えます。

個人的には天ぷらがおすすめです。

良質なタンパク質が含まれているので、乳児の離乳食にも適しています。

骨にうま味成分がたくさん含まれているので、あら汁鯛飯などがおすすめです。


真鯛と長いもを一緒に食べると、ビタミンB1、ビタミンE、カリウムの効果で、美肌効果が期待できます

また、真鯛とを一緒に食べると、老化の防止につながります。

真鯛の保存方法

1匹丸ごと保存する場合は、次のとおりです。

エラ内臓を取り除きます。

水洗いをして、ラップに包んでポチ袋に入れます。

これを冷蔵庫・冷凍庫へ。

切り身の場合は、次のとおりです。

塩を振って2分ほどおきます。

水気を取って1切れずつラップで包んでポチ袋に入れます。

これを冷蔵庫・冷凍庫へ。

冷蔵なら2~3日、冷凍なら2~3週間保存できます。


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