ホッケと言えば、居酒屋での開き干しが連想されます。
新鮮なホッケは非常においしいです。
ここでは、ホッケの旬の時期・保存方法・栄養成分・食べ方などについてご紹介します。
ホッケとは
ホッケは、スズキ目アイナメ科に分類される魚です。他には、タラバホッケ、チュウホッケ、ドモシジュウなどと呼ばれることもあります。
ホッケは出世魚です。
そのため、成長すると呼び名が変わっていきます。
アオボッケ(青ボッケ) → ロウソクボッケ → マボッケ(真ボッケ) → ネボッケ(根ぼっけ)
ホッケは、茨城県・対馬海峡以北に分布しています。
北海道や東北地方以北に多いです。
朝鮮半島沿岸やオホーツク海、千島列島沿岸でも見られます。
ホッケは、最大で60cmを超えます。
成長するにつれて深場に移動して行きます。
ホッケの選び方
ホッケは、お腹が白くて弾力のあるものを選びます表面に光沢とぬめりのあるものがおすすめです。
大きいものの方が脂がよくのっています。
エラが真っ赤で目が澄んでいるものがよいです。
ホッケの栄養成分
ホッケはタンパク質が豊富で、体力の回復やストレスの緩和に役立ちます。EPAやDHAが多く、動脈硬化の予防などにつながります。
ビタミンA(レチノール)には、皮膚や粘膜、髪を守る効果や風邪の予防が期待できます。
カリウムには高血圧の予防、ナイアシンはアルコールの分解を助ける働きがあります。
ホッケの主な成分(100g当たり)
- たんぱく質 17.3g
- カリウム 360mg
- ビタミンA(レチノール) 25μg
- ビタミンE 1.7mg
- ビタミンB12 10.7μg
ホッケの旬の時期と産卵の時期
ホッケの旬は5~7月です。春は産卵に備えてエサをよく食べます。
そして、秋に産卵を行います。
夏は産卵前のたっぷり養分を蓄えた時期です。
そのため、脂がよくのっています
ホッケの産卵期は秋と言いましたが、地域によってズレがあります。
概ね9~2月に行われます。
水深20mの浅場で産卵します。
ふ化するまでは、オスが卵を守ります。
ホッケの食べ方と食べ合わせ
ホッケは、何と言っても開き干しの焼き物です。焼き物のイメージしかないという人も多いかもしれません。
しかし、意外といろいろな料理で食べられています。
煮付けやフライ、だんご汁もおいしいです。
ホッケでちゃんちゃん焼きが作られることもあります。
ししとうのビタミンCと一緒に摂ると、ストレス緩和の働きが期待できます。
ホッケのタンパク質とダブルの効果です。
ホッケの保存方法
ホッケの開きは冷凍保存がおすすめです。開きをラップで隙間なく包み込みます。
二重に包んでおくとニオイが漏れにくいです。
ビニール袋に入れて冷凍します。
保存期間は1ヵ月ほどです。
ホッケを丸ごと1匹冷凍保存することもできます。
やり方は上と同じです。
ホッケをラップで包み、ビニール袋に入れます。
それを冷凍します。
保存期間は1~2ヵ月ほどです。
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