【完全版】タイラバでマゴチ爆釣!最強仕掛けと「マゴラバ」攻略ガイド

「タイラバ船に乗っても、マダイの活性が低くてなかなか釣果が上がらない…」
「同船者がタイラバで大きなマゴチを釣り上げているのを見て、自分も手持ちの道具で挑戦できないかとモヤモヤしている…」

タイラバでマダイを狙う釣り人の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。乗船代を払っている以上、本命が釣れない日でもお土産となる魚を確保したいと考えるのは自然なことです。

実は、マダイ用のタイラバタックル(釣り道具一式)をそのまま活用して、高級魚であるマゴチを専門的に狙う「マゴラバ(マゴチ×タイラバ)」という釣り方があります。少しのコツさえ掴めば、ひとつのタックルで複数の魚種を狙えるようになります。

この記事では、「タイラバ マゴチ」というキーワードで検索したあなたが抱える疑問を解決するため、ネクタイのカラーやおすすめのトレーラーワーム、そしてマダイとは決定的に違う「アワセのタイミング」や「ドラグ設定」について、分かりやすく丁寧に解説します。

本記事では、最新のメソッドに基づき、タイラバでマゴチを狙い撃ちする秘訣について詳しく解説します。


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タイラバでマゴチを狙う「マゴラバ」とは?魅力と爆釣シーズン

タイラバといえばマダイが定番ですが、実は海底に潜む高級魚マゴチを狙う「マゴラバ」が今、釣り人の間で大ブームとなっています。なぜタイラバでマゴチが釣れるのか、そして最も釣果が期待できるベストシーズンについて詳しく見ていきましょう。


なぜタイラバ仕掛けに食いつくの?底を攻める基本の考え方

マダイ用の仕掛けであるタイラバに、なぜ全く形の違うマゴチが強烈にアタックしてくるのでしょうか。その理由は、マゴチならではの独特な生態とタイラバの動きが見事にマッチしている点にあります。底を攻める基本の考え方をマスターしましょう。


砂泥底に潜む生態とルアーの相性

マゴチは主に砂泥底(砂や泥の海底)に潜み、上を通る獲物を待ち伏せする習性があります。そのため、ボトム(海底)を重点的に探るタイラバは、マゴチの目の前にルアーを届けるのに最適な仕掛けなのです。タイラバが着底して巻き上げをスタートする瞬間、マゴチの視覚を強烈に刺激します。だからこそ、ボトム付近を丁寧に攻めることで、「タイラバでマゴチ」という組み合わせが成立するのです。


本命マダイが渋い日こそターゲットをシフトして釣果アップ

潮が動かなかったり、マダイの活性が低かったりする日は、無理に中層を狙い続けても釣果は伸び悩みがちです。そんな時こそ、視点をボトムに変えてマゴチを狙うチャンスです。ターゲットを柔軟に切り替えることで、クーラーボックスが空っぽになるのを防ぐことができます。高級魚のマゴチがお土産になれば、食卓もパッと華やかになりますよ。


ヒロト
マゴチは潮が止まっている時間帯でも釣れやすい魚です。マダイが釣れなくなる「潮止まり」こそ、マゴラバ最大のチャンスタイムになりますよ。

初夏から秋(5〜11月)がマゴチ爆釣を狙えるベストシーズン

マゴチは水温が上がる初夏から秋にかけて浅場へ移動し、活発にエサを追い求めます。この時期は「マゴラバ」の威力が最も発揮されるタイミングです。それぞれの季節でどのような特徴があるのか、釣果を伸ばすための季節ごとの傾向を解説します。


産卵期の荒食いを狙う!最も釣りやすい初夏のパターン

タイラバでマゴチを狙うのに最も適している時期のひとつが、5〜7月にかけての初夏です。この時期のマゴチは産卵を控えており、栄養を蓄えるために浅場(水深の浅い場所)へやってきて活発にエサを追い求めます。いわゆる「荒食い」のシーズンであるため、タイラバのアクションにも果敢にアタックしてきます。初心者の方でも比較的釣果を上げやすい、おすすめの時期です。


安定した釣果と強い引きが楽しめる秋シーズン

9〜11月の秋シーズンも、タイラバでマゴチを狙うのに絶好のタイミングです。産卵後の体力を回復させたマゴチは、冬に向けてさらにエサを捕食します。この時期のマゴチは非常に引きが強く、ファイト(魚とのやり取り)を存分に楽しめるのが魅力です。ぜひ、季節ごとのマゴチの反応の違いを体感してみてください。


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マゴチ釣りに流用できる!タイラバタックルの選び方

「マゴチを釣るために新しい専用タックルを揃えないといけないの?」と不安に思う必要はありません。普段マダイ狙いで使っているタイラバタックルを上手に流用すれば、十分に楽しむことができます。流用する際の選び方のコツと注意点をご紹介します。


ロッドは流用可能!ただしアワセを決める「バットパワー」が重要

マダイ用のタイラバロッドはマゴチ釣りにもそのまま使えますが、マゴチ特有の「硬い口」を貫通させるためには、ロッドの調子(曲がり方)に少し気を配る必要があります。釣果を大きく左右する「バットパワー」の重要性について確認していきましょう。


柔らかすぎる乗せ調子ロッドを流用する際の注意点

シマノ「炎月」やダイワ「紅牙」など、普段お使いのマダイ用タイラバロッドは、マゴチ狙いでも流用可能です。新たに専用ロッドを買う必要はありません。ただし、マダイ用の主流である「乗せ調子(極端に柔らかい穂先を持つ竿)」を流用する場合、少し注意が必要です。食い込みは良い反面、柔らかすぎてフッキング(アワセ)のパワーが逃げやすいという弱点があります。


硬い口を貫通させるには「掛け調子」が最適解

マゴチの口は非常に硬く、後述するように「即アワセ」で針を貫通させる必要があります。そのため、もしお手持ちのタイラバロッドの中に、穂先から根元まで張りがある「掛け調子(チューブラー)」のロッドがあれば、そちらを優先して選ぶのがマゴラバの正解です。「乗せ調子」のロッドしかない場合でも、バット(竿の根元)にしっかりと張りがあるモデルであれば問題ありません。アワセる際は竿先だけで煽るのではなく、バットの力をしっかり乗せて貫通させることを意識しましょう。


リールは底取りと等速巻きが安定する「ベイトリール」一択

ボトム(海底)を重点的に探るマゴチ釣りにおいて、リール選びは釣果に直結する重要な要素です。素早い底取りと、マゴチに違和感を与えない安定した巻き上げを実現するために、なぜ「ベイトリール」が必須なのか、その理由と最適なギア比を解説します。


着底からの巻き出しを確実にするベイトリールの利点

タイラバでマゴチを狙う場合、リールは必ずベイトリールを使用しましょう。スピニングリールと違い、仕掛けが着底した瞬間にすぐに巻き上げを開始できるため、見切られにくいからです。また、一定のスピードで巻き続ける「等速巻き」がやりやすいため、マゴチに違和感を与えず自然に誘うことができます。


【比較表】ギア比(ノーマル/ハイギア)の釣果への影響

リールのギア比には大きく分けて「ノーマルギア」と「ハイギア」があります。マゴチ狙いには、ゆっくりと安定してボトムを探れるノーマルギア(またはローギア)がおすすめです。

ギアの種類 特徴 タイラバ マゴチにおける適性
ノーマルギア(ローギア) 巻き上げ力が強く、ゆっくり一定の速度で巻きやすい ◎ 最適。ボトムをじっくり探るのに向いている
ハイギア 仕掛けの回収が早く、感度が良い △ 巻きスピードが速くなりがちで、マゴチが追いきれない事も

ラインシステムはPE0.8〜1.0号にフロロリーダー4号を結束

マゴラバでは、潮の抵抗を最小限に抑えつつ、海底の障害物から仕掛けを守るラインシステムが求められます。マダイ狙いと同じ太さのPEラインで問題ありませんが、リーダー選びには少し工夫が必要です。最適なラインの太さと素材について見ていきます。


潮の抵抗を減らし底取りを優先するPEラインの太さ

道糸(メインライン)は、PEラインの0.8~1.0号が基本です。マダイ狙いと同じセッティングで全く問題ありません。これ以上太くしてしまうと、潮の抵抗を受けやすくなり、ボトム(海底)の感覚が分かりにくくなってしまいます。底取りが命のマゴチ釣りでは、適度な細さを保つことが大切です。


根ズレや鋭いエラから仕掛けを守るリーダー選び

リーダー(先端の透明な糸)は、フロロカーボンの4号(約16lb)3mほど結びましょう。マゴチは海底にいるため、岩や障害物にラインが擦れる(根ズレ)リスクがあります。フロロカーボンは擦れに強い素材ですので、マゴチの鋭いエラやヒレに当たってもラインブレイク(糸切れ)を防いでくれます。安心してやり取りを楽しんでくださいね。


ヒロト
PEラインの先端を1mほど切ってからリーダーを結び直すと良いです。底取りを繰り返すマゴラバでは、見えない糸の傷による高切れを防ぐ重要な作業です。

タイラバでマゴチを仕留める!最強仕掛けのセッティング術

マゴラバの釣果を劇的に上げるためには、ヘッドの重さやネクタイのカラー、そしてトレーラーワームの組み合わせなど、仕掛けのセッティングが鍵を握ります。マダイ狙いとは一味違う、マゴチの食い気を強烈に刺激する最強のセッティング術を大公開します。


ヘッドの重さは底取り最優先!水深+10〜20gが基本

マゴチを狙う上で最も大切なのが「確実に底を取る」ことです。仕掛けが浮いてしまうとマゴチは絶対に釣れません。マダイ狙いよりも少し重めのヘッドを選ぶのがコツです。水深に合わせた最適なグラム数と、ヘッド素材の賢い使い分け方を解説します。


【比較表】水深に合わせたヘッド重量の目安

タイラバでマゴチを狙う際、最も重要なのが「確実に底が取れる重さのヘッドを選ぶこと」です。マダイ狙いよりも少し重めを選ぶのがコツです。水深や潮流に合わせたグラム数の目安は以下の通りです。

ポイントの水深 ヘッドの重さ(グラム数)の目安
20m 〜 30m 45g 〜 60g
30m 〜 50m 60g 〜 80g
50m以上、または潮が速い時 80g 〜 100g以上

ロストを防ぐ!タングステンと鉛ヘッドの賢い使い分け

タイラバのヘッド素材には「タングステン」と「鉛」があります。シルエットが小さく沈下速度が速いタングステンは底取りが抜群に良いため、基本はこちらがおすすめです。しかし、ボトムを執拗に攻めるマゴチ釣りでは根掛かりによるロスト(紛失)のリスクがあります。高価なタングステンヘッドを失うと、費用面での負担が大きくなります。そのため、根が荒い場所では安価な「鉛ヘッド」を使うなど、状況に応じた使い分けがお財布を守る秘訣です。


ネクタイカラーは視覚を刺激する「オレンジ」や「ゴールド」から

砂泥底に潜むマゴチは、上を通る獲物を視覚で捉えてアタックしてきます。そのため、ネクタイのカラー選びは非常に重要です。海中の状況(濁り・澄み潮)に合わせて、マゴチに最もアピールできる効果的なカラーローテーションの基本をご紹介します。


濁り潮でも強烈にアピールする定番カラー

マゴチは視覚に頼ってエサを捕食する傾向が強いため、ルアーのカラー選びが釣果を大きく左右します。特に「オレンジ」「ゴールド」といったアピール力の高い派手なカラーがマゴチの定番です。海中が少し濁っている時でも、これらのカラーはしっかりとマゴチの目に留まります。まずはオレンジ系からスタートしてみてください。


澄み潮で試したいナチュラルカラーの活用法

一方で、潮が澄んでいて海底まで光が届いているような状況では、派手なカラーだとマゴチが警戒してしまうことがあります。そんな時は、「グリーン」「ブラック」、あるいは海に馴染む「クリア系(ラメ入り)」のナチュラルカラーに変えてみましょう。ここがポイントです。状況に応じてカラーをローテーションすることが、釣果アップの近道になります。


喰い渋りに効く!ワームとネクタイの組み合わせ方

マゴチの活性が低い日でも口を使わせる強力な武器が「トレーラーワーム」です。しかし、ただ付ければ良いわけではありません。ワームのサイズや形状に合わせてネクタイの有無を調整する、最新の「マゴラバ」メソッドとおすすめワームを徹底解説します。


大型ワームは「単体」、小型ワームは「ネクタイ併用」が定石

タイラバでマゴチを狙うなら、フックに「トレーラーワーム」を付けるのが非常に効果的です。ワーム特有の匂いや強い波動が、マゴチの食い気を強烈に刺激します。ここで重要な最新のセッティング術があります。「バルト」のようなボリュームのあるシャッドテールワームを使用する場合、ネクタイと干渉して絡むためネクタイを外してワーム単体にするのが有効です。一方で、「熟成アクア」のようなタイラバ専用の細身・小型ワームを使用する場合は、ショートタイプのネクタイと併用することで、視覚と匂いの相乗効果を最大限に引き出すことができます。


食い気を誘う最強トレーラーワーム厳選3種

どんなワームを使えば良いか迷った時のために、タイラバのマゴチ狙いで実績の高いおすすめワームをまとめました。

  • エコギア「バルト 3.5〜4インチ」:強い波動で遠くにいるマゴチにもアピールする大型ワーム。(※ネクタイ無し推奨)
  • エコギア「熟成タイラバアクア」:強烈な匂いと味で、喰い渋ったマゴチに口を使わせるタイラバ専用ワーム。(※ネクタイ併用推奨)
  • ケイテック「スイングインパクト 3インチ」:細かなテールアクションが、スレた(警戒心の強い)マゴチに効果抜群。

エビり(絡み)を防ぐ!タイラバフックへの正しいワームの付け方

ワームの付け方を間違えると、水中で仕掛けが絡んでしまい(エビる)、せっかくのチャンスを台無しにしてしまいます。タイラバ特有の小針を使った仕掛けにおいて、トラブルを防ぎ確実にマゴチを掛けるための正しいワームのセット方法をマスターしましょう。


小針での「通し刺し」はNG!正解は「チョン掛け」か「2本掛け」

ジグヘッドのルアー釣りではワームを奥まで刺す「通し刺し」が基本ですが、タイラバ用のフック(伊勢尼などの小針)でそれを行うと、針先がワームの中に埋もれてしまい、マゴチが食ってもフッキングしなくなります。タイラバ専用の小型ワームであれば、頭の先端に浅く針を刺して針先をしっかり露出させる「チョン掛け」が正解です。また、バルトのような大型ワームをタイラバのフックに付ける場合は、段差フックの1本目を頭にチョン掛けし、2本目を背中側に刺す「2本掛け」にすることで、ワームの姿勢が安定し釣果がアップします。


投入前に必ず行いたい仕掛け絡みのチェックポイント

タイラバを海底に落とす際、ワームと針がリーダーに絡まってしまう現象を「エビる」と呼びます。エビってしまうと、マゴチは絶対に食いつきません。これを防ぐためには、ワームをセットした後に一度足元で水面に入れてみて、クルクル回転せずにまっすぐ綺麗に泳ぐか必ず確認することが大切です。少しのひと手間で、釣果は確実に上がりますよ。


ヒロト
ワームにマゴチの歯型がついたまま再利用すると、水中でバランスが崩れてエビりやすくなります。歯型がついたらためらわずに新しいワームに交換してください。

タイラバでマゴチを釣る!船上で実践すべきアクションとコツ

仕掛けの準備ができたら、次はいよいよ実践です。マゴチはマダイと違い、底付近をネチネチと攻める必要があります。船上で迷わず釣りに集中できるよう、マゴチの食い気を誘う基本的な巻き上げアクションから、トラブルを防ぐテクニックまで解説します。


基本は「ボトムタッチ&ゴー」着底から5巻き以内を徹底キープ

マゴチ釣りにおいて絶対に守るべき鉄則が、仕掛けを海底から離しすぎないことです。マゴチの視界にルアーを留め続けるための基本アクション「ボトムタッチ&ゴー」のやり方と、最も釣果に繋がる最適な巻き上げスピードについて詳しく見ていきましょう。


ターゲットの視界から仕掛けを消さない巻き上げ術

マゴチを狙う上で最も大切なのは、タイラバを海底から離しすぎないことです。マダイのように10巻き、20巻きと上層まで追ってくることはほとんどありません。仕掛けが着底したら、すぐに巻き始め、だいたい「3〜5巻き」でストップしましょう。そこから再び海底に落とす動作を繰り返すことで、常にマゴチの視界にルアーを留めておくことができます。


ヒロト
着底の瞬間に「トンッ」という感覚が手元に伝わらない時は、ヘッドが軽すぎます。迷わず10〜20g重いヘッドに交換することが底取りの近道です。

食い気を誘う巻きスピードの正解とは?

巻き上げのスピードについては、マダイを狙う時よりも「少しゆっくり(スロー)」を意識してみてください。マゴチは底に張り付いて獲物を待っているため、あまり速く巻き上げてしまうとルアーに追いつけず、食べるのを諦めてしまいます。1秒間にハンドル1回転から半回転ほどのゆったりとしたスピードで、じっくりと見せてあげるのが釣果アップのポイントです。


活性が低い時間帯の特効薬!「ストップ&フォール」の誘い

ただ巻くだけでは反応が薄い時間帯には、仕掛けを落とす「フォール」の動きがマゴチの捕食本能を強烈に刺激します。しかし、大きく竿を煽ると仕掛け絡みの原因になります。遊動式タイラバに最適な誘い方と、アタリに集中すべきタイミングを解説します。


過度な「リフト」はNG!遊動式仕掛けの絡みを防ぐ動かし方

マゴチ釣りでは竿を大きく煽るリフト&フォールが有効とされがちですが、遊動式のタイラバでそれを激しく行うと、ヘッドとフックが水中で離れすぎてしまい、高確率で糸絡み(エビり)が発生します。タイラバでマゴチにフォール(落ちる動き)を見せたい場合は、リールを数回巻いてから手を止めてそのまま落とす「ストップ&フォール」か、竿先を軽く持ち上げる程度の「小さなボトムバンプ」に留めるのが、トラブルを防ぐ正しいメソッドです。


フォール中に集中!特有のアタリの取り方

フォールのアタリ(魚が食いつく感触)は、仕掛けが落ちていく瞬間に集中します。「コンッ!」と明確なアタリが出たり、落ちていくはずの糸がフワッとフケたり(たるんだり)したら、それがマゴチが食いついた合図です。見逃さないよう、フォール中は竿先と糸の動きにしっかりと集中してくださいね。


ヘッドの根掛かりを防ぐ!お財布に優しいサミング術

ボトムを執拗に攻めるマゴチ釣りでは、どうしても根掛かりのリスクがつきまといます。高価なタングステンヘッドを失うのは避けたいですよね。そこで、着底の瞬間に一工夫するだけで根掛かりを劇的に減らすことができる「サミング術」をご紹介します。


着底前のサミングが仕掛けロストを防ぐ鍵

ボトム(海底)を執拗に攻める必要があるため、どうしても根掛かり(仕掛けが海底の岩などに引っ掛かること)のリスクが高まります。着底の瞬間に糸のたるみを出さないことが最大のコツです。仕掛けが海底に着く直前に、スプール(糸が巻かれている部分)を親指で軽く押さえる「サミング」を行いましょう。これにより、着底と同時にスムーズな巻き上げ(タッチ&ゴー)ができ、根掛かりを劇的に減らすことができます。


根が荒いポイントでの注意点と乗合船でのマナー

「他の釣り客とお祭り(糸が絡むこと)しないか」とマナーが心配になるかもしれませんが、以下のポイントを押さえればトラブルを未然に防ぐことができます。

  • こまめな底取りを心がける:糸が出過ぎて斜めになると絡みやすいため、3〜5回落としたら一度仕掛けを回収し、まっすぐ落とし直しましょう。
  • 船長の指示ダナを守る:根が荒い場所では、船長から「底から〇メートル上げて」と指示が出ることがあります。その際は根掛かり防止のため、指示に従いましょう。
  • 鉛ヘッドを活用する:どうしても根掛かりが多発するポイントでは、割り切って安価な鉛ヘッドに交換するのも賢い選択です。

マダイとはここが違う!タイラバでマゴチを確実に取り込むフッキング術

タイラバでマゴチをバラしてしまう最大の原因は、マダイと同じ感覚でアワセややり取りをしてしまうことにあります。マゴチの硬い口にしっかりと針を貫通させ、確実に船上へと取り込むための「フッキングの極意」と「ドラグ設定」について解説します。


アタリがあったら即アワセ!「巻きアワセ」はすっぽ抜けの元

「マダイはアワセてはいけない」というのがタイラバの常識ですが、マゴチ相手にそれをやると高確率ですっぽ抜けてしまいます。ターゲットが変わればアワセ方も変わります。マゴチを確実に仕留めるための「即アワセ」のタイミングとコツを身につけましょう。


【比較表】マダイとマゴチのアワセ方の決定的な違い

タイラバでマゴチをバラしてしまう(逃がしてしまう)最大の原因は、アワセ(針掛かりさせる動作)の違いにあります。マダイとマゴチでは、正解となるアクションが全く異なります。

ターゲット アワセの基本(フッキング) 理由
マダイ アワセず、そのままのスピードで巻き続ける(巻きアワセ) ついばむように食べるため、アワセるとすっぽ抜けるから
マゴチ アタリを感じたら、ロッドを立てて「即アワセ」! 大きな口で一気に丸飲みし、口が硬いため、強く針を貫通させる必要があるから

硬い口に確実にフッキングさせるタイミングとコツ

マゴチのアタリは、「ガツン!」や「ゴゴゴッ!」と非常に明確に出ます。このアタリを感じたら、マダイの時のように巻き続けるのではなく、思い切って竿を上に煽り、バシッとアワセを入れましょう。「タイラバロッドが折れてしまわないか」と心配になるかもしれませんが、バット(竿の根元)に乗せるようにしっかりアワセるのがポイントです。マゴチの硬い上アゴに針を貫通させましょう。


ヒロト
アワセた直後は絶対にポンピング(竿を上下させる動き)をしないでください。マゴチが首を振った時に糸が緩み、針が外れる原因になります。一定速度で巻きましょう。

ゆるゆるドラグは厳禁!針を貫通させるための設定術

マダイ狙いの「糸が出やすい緩めのドラグ設定」のままマゴチにアワセを入れると、力が逃げてしまい硬い上アゴに針が刺さりません。アワセのパワーを針先に100%伝えるための、マゴチ専用の具体的で正しいドラグ調整法をしっかりと確認しておきましょう。


マダイ用の緩い設定のままでは針掛かりしない致命的な理由

マダイ狙いの時は、糸が切れないように「ドラグ(強い引きに対して糸を送り出す機能)」を緩めに設定するのが基本ですよね。しかし、マゴチ狙いでその緩いドラグ設定のまま即アワセを入れると、どうなるでしょうか?「ジッ!」と糸が出るだけで力が逃げてしまい、マゴチの硬い口に針が全く刺さりません。これがバレる(途中で外れる)一番の原因なのです。


アワセの力を逃さない具体的なドラグ調整法

マゴチを狙う際は、マダイの時よりもドラグを少し強めに締めておく必要があります。手で糸を強く引っ張って、ようやくジリッと出るくらいの硬さが目安です。こうすることで、アワセた瞬間のパワーが針先にしっかり伝わり、確実なフッキングが決まります。もし途中でマダイが掛かって強い引きを見せた場合は、やり取りをしながら慌てずにドラグを少し緩めればOKです。


まとめ:タイラバでマゴチを釣り上げて豪華な食卓を楽しもう!

これまで解説してきた「マゴラバ」のノウハウを活用すれば、本命が渋い日でも美味しいマゴチを手にする確率がグッと高まります。最後に、釣果を確実にするための重要なポイントを復習し、釣り上げたマゴチを最高の状態で持ち帰る方法をお伝えします。


これだけは押さえたい!マゴラバ攻略の3つの重要ポイント

タックルの流用方法から仕掛けのセッティング、そしてマダイとは全く異なるアクションとアワセ方まで、マゴチをタイラバで狙うための極意を学んできました。次回の釣行ですぐに実践できるよう、絶対に押さえておくべき3つのポイントをおさらいしましょう。


タックルと仕掛けの最終おさらい

いかがでしたか?最後に、タイラバでマゴチを狙うための重要なポイントを比較表でおさらいしておきましょう。これだけ覚えておけば、もう迷うことはありませんよ。

項目 マダイ狙い(通常) マゴチ狙い(マゴラバ)
仕掛け ネクタイメイン ワームの形状に合わせてネクタイの有無を調整
アクション 中層まで広く探る 底から3〜5巻き以内をネチネチ攻める
ドラグ設定 緩め(糸が出やすい) 少し強め(アワセの力を逃がさない)

アクションとフッキングの復習

マゴチ狙いは「ボトムタッチ&ゴー」が基本です。着底前には必ずサミングを行い、根掛かりを防ぎましょう。そして、アタリがあったら迷わず「即アワセ」です!マダイのクセで巻きアワセをしてしまわないよう、頭の中で「マゴチは即アワセ!」と何度もイメージトレーニングをしておくのがおすすめです。


釣ったマゴチを美味しく食べるための簡単な血抜きと持ち帰り方

見事マゴチを釣り上げたら、その鮮度を極限まで保つために船上での適切な処理が欠かせません。マゴチはお刺身や天ぷらにすると最高の高級魚です。美味しくいただくための、誰でも簡単にできる迅速な血抜き手順とクーラーボックスの活用法をご紹介します。


船上でできる迅速な血抜き手順

見事マゴチを釣り上げたら、鮮度を保つために船の上ですぐに血抜きを行いましょう。マゴチはお刺身や天ぷらにすると絶品の高級魚です。美味しく食べるための簡単なステップをご紹介します。

  1. エラの膜を切る:ナイフやハサミを使って、エラの内側にある膜をスパッと切ります。
  2. 海水を張ったバケツに入れる:頭を下にしてバケツに入れ、数分間血を抜きます。
  3. 氷水で締める:血が抜けたら、たっぷりの氷と海水を入れたクーラーボックス(潮氷)に入れて一気に冷やし込みます。

自宅まで鮮度を保つクーラーボックスの活用法

魚が直接氷に触れると「氷焼け」を起こして味が落ちてしまいます。魚をビニール袋に入れるか、氷と魚の間に新聞紙やタオルを挟むなどして、冷気を全体に行き渡らせる工夫をしましょう。

これで準備はバッチリです!マダイ用のタックルをそのまま活かして、美味しいマゴチを狙える「マゴラバ」。釣り方のコツさえ掴めば、本命が渋い日でも大満足の釣行になること間違いなしです。次の週末は、ぜひタイラバ船でマゴチ狙いにチャレンジしてみてください。豪華な食卓があなたを待っていますよ。さあ、始めましょう!


参考文献リスト



ヒロト

釣り歴は20年以上。タコジグ・タチウオテンヤ・イカメタル・タイラバ・マダイ&青物のエサ釣りなど過去にいろいろな釣りを経験。自分が経験したことや学んだことをお伝えできたらと考えています。






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