タチウオ釣りの時期(シーズン)と時間帯についてご紹介します。
潮回りについても知っておく必要があります。
タチウオとは
タチウオは、スズキ目サバ亜目タチウオ科の魚です。漢字では、“太刀魚”と書きます。
名前の由来は、立ったまま泳ぐためという説と太刀に似ているためという説があります。
他にも説があるかもしれません。
釣れるタチウオの全長は、70~130cmぐらいのものが多いです。
1m未満のものが大半です。
150cmを超えるような大物もいます。
目が大きいのがオスです。
小さい方がメスです。
タチウオはメスの方が大きくなります。
タチウオは全長のサイズで大きさを表すだけでなく、体高が指何本分かで表します。
大型のタチウオはドラゴン(ドラゴン級)と呼ばれます。
ドラゴンの明確な基準はないと思われます。
ただ、一般的には指5本以上、120cm以上のものを指すことが多いです。
タチウオは、鋭い歯を持っています。
針のような歯のため、軽く触れただけでも手が切れてしまいます。
そのため、素手でタチウオを触らないようにした方がよいです。
専用のハサミやグリップを用意しておいた方が無難です。
釣る時は、この歯で仕掛けを切られない工夫をします。
シャクッた後、一気に仕掛けをフォールさせるとやられてしまうことが多いので注意が必要です。
ワイヤーリーダーを使うのも手です。
性格は非常に獰猛です。
何でも食べてしまいます。
しかも、共食いする魚として知られています。
タチウオは、タチウオのことがパープルに見えるらしいです。
そのため、パープルのテンヤやジグをタチウオだと思って反応してしまうのだというのです。
タチウオは立ち泳ぎをしているため、上から落ちてくるものに好反応を示します。
フォール中に喰ってくるのはこのためです。
逆に、下にあるものに対してはあまり反応を示しません。
このことをわかったうえで、誘いをかけるとよいでしょう。
タチウオが釣れる時期(シーズン)
タチウオが釣れる時期(シーズン)についてです。タチウオは、6~1月ごろまで釣れます。
数が少なくてもよいのなら、2月でも釣れます。
年によって、若干の誤差はあります。
7月になると、夏タチ(夏タチウオ)のシーズンを迎えます。
サイズは小~中型が多いですが、たくさん釣ることができるようになります。
9~10月が最盛期です。
初心者にもっともおすすめの時期です。
11月以降寒くなるにつれて、数は減りますが、大型が釣れるようになっていきます。
1月ぐらいまでは、ドラゴンを釣るチャンスがあります。
タチウオが釣れる時間帯
タチウオが釣れる時間帯についてです。タチウオは、時間帯によって移動します。
夜になると、エサを求めて接岸してきます。
そのため、おかっぱりからの釣りは夕方前後から夜明け前後までがおすすめです。
特に、朝マズメと夕マズメに高活性が高くなることが多いです。
それぞれの前後1時間ほどが勝負です。
明るくなるにつれて、沖の方へ移動していきます。
そのため、おかっぱりからは釣れなくなります。
船釣りは、沖に出て釣りを行います。
そのため、昼でも釣れます。
ほとんどのタチウオ釣りの船は、夜明け前に出船して昼に釣りを終えます。
勝負は、朝マズメから10時ごろまでです。
もちろん、潮の干満などによっても変わってきます。
よい日は、帰る時までずっと喰い続けることもあります。
タチウオ釣りの潮回りで最適なのは?
タチウオ釣りをするにあたって、潮回りは非常に重要です。潮回りによっては釣れないことがあるためです。
タチウオは、潮が小さい日によく釣れると言われています。
そのため、小潮や中潮の日に釣りに行く人が多いです。
潮を確認してから釣りに行くことをおすすめします。
最盛期には、どのような潮でも喰ってくることが多いですが。
ススム
念のため、事前に釣り船などで釣果を入手しておくと間違いがありません。
タチウオの釣り方
タチウオの釣り方についてご紹介します。釣り方は、大きく分けると船からの釣りとおかっぱりからの釣りがあります。
船からの釣り方
船からの釣り方は次のとおりです。テンヤ
ジギング
テンビン
おかっぱりからの釣り方
おかっぱりからの釣り方は次のとおりです。ワインド
テンヤ
ジギング
エサ釣り
参考にしてみてください!
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