ヒラメと言えば、夏のイメージがあまりありません。
夏でも、船からヒラメを狙うことができます。
冬に釣るのと、釣り方などに違いはあるのでしょうか?
ここでは、夏のヒラメの船釣り仕掛けと釣り方についてご紹介します。
夏ヒラメ釣りの時期
夏ヒラメ釣りの時期についてご紹介します。基本的には、船からは年間を通してカレイを狙うことが可能です。
夏に限ると、7月頃からよく釣れます。
よい人は2ケタ釣れることもあります。
8月に入っても釣れ続けます。
夏ヒラメ釣りの船仕掛け
夏ヒラメ釣りの船仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。
竿
竿はヒラメ竿を使います。喰い込み重視の7:3調子のものが釣りやすいです。
長さは2.7~3.3mです。
リール
リールはベイトリールを使います。サイズは400番がおすすめです。
小型の電動リールでもOKです。
道糸
道糸はPEの3号を使います。200mほど巻いておきます。
ハリス
ハリスはフロロカーボンの6号を使います。長さは70~80cmです。
針
親針と孫針を使います。親針はチヌ6号、孫針はチヌ5号がおすすめです。
捨て糸
捨て糸はフロロカーボンの4号を使います。長さは60~90cmです。
オモリ
オモリは60~100号を使います。重さは船長の指示に従います。
夏ヒラメ釣りのエサ
夏ヒラメ釣りのエサについてご紹介します。エサは生きたイワシを使います。
エサの付け方が重要です。
きちんと付けないと喰いが悪くなります。
まず、親針を鼻に刺し込みます。(鼻掛け)
次に、孫針は背中に刺します。(背掛け)
イワシを弱らせないように手早く付けなければなりません。
夏ヒラメの船からの釣り方
夏ヒラメの船からの釣り方についてご紹介します。エサ付けが終われば、すぐにイワシとオモリを投入します。
底まで沈めていきます。
沈める際はサミングします。
着底すれば、リールを少し巻きます。
オモリを50cm~1m上げます。
たまにオモリが底に着くくらいがよいです。
あとは、そのままアタリを待ちます。
ヒラメなどの魚が近寄ってくると、イワシが暴れます。
竿を手で持っていると、イワシが暴れる感触が伝わってきます。
たまに底を取り直すようにします。
3~5分ほどに1回の割合で行うとよいです。
船が流れているので、仕掛けのあるタナが変わってしまうためです。
そのまま放置すると、底から大きく離れてしまったり、根掛かりするおそれがあります。
底を取り直すことで、よい誘いとなることがあります。
アタリがなけば、エサを確認します。
イワシが弱っていると、喰わないことが多いです。
また、ハリスや捨て糸の長さを調整するとよいことがあります。
アタリがあっても合わせません。
合わせても、すっぽ抜けてしまって針掛かりしないためです。
ヒラメは何度かに分けて喰い込みます。
そのため、竿が大きく引き込まれるまで待たないといけません。
大きく引き込めば、竿をスーッと持ち上げてやります。
これだけで針掛かりします。
針が掛かれば、バレないようにゆっくり巻き上げます。
ラインを緩めてはいけません。
魚が暴れている時は無理には巻かないようにします。
海面まで上がってきたら網ですくいます。
最後のところでバレることが多いので油断は禁物です。
アタリはあっても喰い込まない場合は誘いをかけてやります。
ゆっくり聞き上げて、ゆっくり下ろしていきます。
下ろしたら、喰い込むのを待ちます。
イワシが生きていれば、そのまま粘ってもよいです。
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