沖縄では東京湾や大阪湾では釣れないメガタチが釣れます。
その巨大タチウオとはオキナワオオタチです。
普通のタチウオとは種類が異なります。
ここでは、オキナワオオタチ釣りの仕掛けと釣り方についてご紹介します。
オキナワオオタチとは?
オキナワオオタチは、名前のとおり、沖縄・屋久島・奄美大島周辺などの南国に生息している魚です。水深200m以上の深海にいます。
全長は2mを超える個体もいます。
普通のタチウオではあり得ない大きさです。
体高が低く、大きな目をしています。
食用とされています。
オキナワオオタチ釣りの時期
オキナワオオタチ釣りの時期についてご紹介します。オキナワオオタチ釣りは、主に10~2月に行われています。
ただ、年間を通して釣ることができます。
最盛期は11~12月です。
この時期に釣りに行くと、オキナワオオタチが釣れる可能性が高くなります。
こ、こんなやつですかね…🐟(オキナワオオタチってやつらしいです)(牙がすごい) pic.twitter.com/g7vwPayKIc
— ℤ¡㎃ (@0z1ma0) January 5, 2020
オキナワオオタチ釣りの仕掛け
オキナワオオタチ釣りの仕掛けについてご紹介します。テンヤ仕掛けでオキナワオオタチを狙います。
仕掛けは次のとおりです。
竿
竿は、先調子でオモリ80~100号に対応するゲームロッドを使います。
穂先は小さな当たりを取ることができ、胴はある程度パワーのあるものがおすすめです。
リール
リールは小型の電動リールを使います。
ダイワなら300番がおすすめです。
ライン
ラインはPEの2号を使います。
700m巻いておきます。
リーダー
リーダーはワイヤーリーダーを使います。
ケミホタルを付けてもよいです。
テンヤ
テンヤは、通常のタチウオ釣り用のテンヤを使います。
50号です。
深海は暗いので、夜光からーがおすすめです。
オモリ
水深300m以上沈めるので、落下速度を速めるためにオモリや中オモリを使います。
重さは50~80号です。
状況によって変わります。
オキナワオオタチ釣りのエサ
オキナワオオタチ釣りのエサについてご紹介します。エサはサンマを使います。
3枚下ろしにしたものではなく、頭だけを落としたものです。
こちらをイワシのようにテンヤにセットし、ワイヤーで巻き付けて固定します。
サバでもOKです。
オキナワオオタチ釣りの釣り方
オキナワオオタチ釣りの釣り方についてご紹介します。船長から指示されたタナまでテンヤを沈めていきます。
水深は300m以上であることが多いです。
指示ダナまで沈めます。
フォールで喰ってくることもあるので気を抜かないようにします。
沈めば、誘い始めます。
竿をシャクリ上げて、下ろす際に何回かリールを巻き上げます。
もちろん、ワンピッチジャークでもOKです。
タチウオが喰ってくる間を与えるために、ステイを挟むのも効果的です。
この他にも、ただ巻きやストップ&ゴーでも喰ってきます。
指示ダナで小型ばかりが釣れることがあります。
その場合は、指示ダナよりも上のタナを探るとよいです。
よりスローに誘うのもおすすめです。
小さなアタリがあっても、そのまま誘い続けます。
強く引き込めば合わせて巻き上げ始めます。
合わせは、竿を立てるだけでなく、電動の巻き上げスイッチをONにした方がよいことがあります。
水深が深いだけに、竿を立てただけではしっかりフッキングできないことがあるためです。
小さなアタリで積極的に掛けていくような釣り方もできます。
どちらがよいかはその日の状況で判断するとよいです。
巻き上げ時のラインのテンションには注意が必要です。
テンションが緩むとバレやすいです。
竿はできるだけ立て気味(斜め45度)にしておきます。
タチウオが強く引き込んでも、竿を下げることでかわすことができます。