防波堤からタチウオを狙う際、いろいろな釣り方があります。
人気は、ワインド・メタルジグ・テンヤといったルアー釣りです。
ジグは、沖の方にいるタチウオを狙うのに最適です。
ワインドは、よく釣れると人気の釣り方です。
テンヤは、どじょう型のルアーを使った釣りです。
どれか1つで狙うのではなく、状況などに応じて使い分けるのがベストです。
ここでは、堤防におけるタチウオのルアーでの釣り方(コツ)についてご紹介します。
目次
タチウオを防波堤から狙う場合の時期
タチウオ釣りは、防波堤からも楽しめます。数釣りだけでなく、ドラゴンと言われる大型も釣れます。
ただ、釣れると言っても、年間を通して釣れるわけではありません。
タチウオをショア(岸)から狙えるのは、6~12月ぐらいです。
年によっても、若干の早い遅いがあります。
ベストシーズンは、8~10月頃です。
この時期に行くと数釣りを楽しめます。
たくさん釣りたい人や初心者は、この時期に行くとよいでしょう。
11月に入って水温が下がっていくと、釣れる数が減っていきます。
しかし、大型のタチウオが釣れるようになります。
大型狙いをしたい人は、11~12月がおすすめです。
1~5月までは、タチウオ釣りにとってはかなり厳しい時期となります。
船釣りなら釣れる可能性はありますが、ショアからはほとんど期待できません。
※場所によって釣れる時期が異なります。
例えば、関西方面では6月頃から釣れ出しますが、関東方面では8月頃からというところもあります。
タチウオを防波堤から狙う場合の時間帯
タチウオを防波堤から狙う場合の時間帯についてご紹介します。タチウオは夜行性なので、メインは夜釣りとなります。
活性が高いのは、朝マズメと夕マズメの前後30分ほどです。
マズメと夜間をセットで釣りに行くとよいでしょう。
日中は、タチウオが接岸していません。
そのため、あまり釣れません。
しかし、沖の方の深場を狙うと釣れる可能性はあります。
夕マズメまで少し時間がある明るいうちは、遠投して深場を狙うとよいでしょう。
ススム
時間帯によって、おすすめの釣り方が変わります。
釣り分けるとよいです。
釣り分けるとよいです。
タチウオの仕掛け(タックル)【防波堤】
タチウオを防波堤から狙う際の仕掛けについてです。今回は、ワインド・ジグ・テンヤの3つの釣りを行えるものを解説します。
ロッド
ロッドは、ワインドロッドがおすすめです。
ショアジギングロッド(30gのルアー対応のもの)やシーバスロッド(MまたはML)でもOKです。
20~40gのルアーを使うことが多いですが、硬すぎるロッドではバイトを弾いてしまいます。
これでは釣れません。
そのため、少し柔らかめのものがよいです。
小さな当たりやフォールでの当りをきちんと取れるものを選ぶようにします。
長さは、8~10フィートのものがおすすめです。
リール
リールは、スピニングリールの2500~3000番がおすすめです。
ドラグ性の優れたリールを使いたいです。
そのため、安いリールはおすすめしません。
ライン
ラインは、細くて強度のあるPEを使います。
感度もよいのでおすすめです。
0.6~1号がよく使われます。
0.8号を200m巻いておくとよいでしょう。
リーダー
リーダーは、必ずセットするようにします。
PEでは、タチウオの鋭い歯ですぐに切られてしまうためです。
フロロカーボンの20~30lbがおすすめです。
長さは、20cmほどでよいです。
ワイヤーリーダーは切られにくいですが、喰いが落ちてしまいます。
ルアー
ルアーは、それぞれの釣り方のところ(下)をご覧ください。
タチウオの釣り方!ジグを使うのはいつ?
明るい時間帯は、ジグでタチウオを狙います。この時間帯は、タチウオは沖の方にいます。
近場では釣れません。
遠投するためには、飛距離が出るジグを使う必要があります。
キャスト後、底までジグを沈めます。
着底後は、底を中心にゆっくりしたジャークで攻めます。
しっかりとルアーを見せてやります。
シャクる回数は、8~10回ほどでよいです。
その後、再び着底させてから誘い始めます。
ジグは、グロー系がおすすめです。
海の中は暗いので、グロー系が非常に有効です。
タチウオの釣り方!ワインドで釣るのはいつ?
朝マズメと夕マズメは、ワインドでタチウオを狙います。どのレンジにタチウオがいるのかわからないので、上から下まで探ります。
ゆっくりめのワンピッチジャークで誘いをかけます。
ワームが一瞬落ちる間を作るのがコツです。
喰いが渋い時ほど、ワームのカラーが重要です。
こまめにローテーションして、反応がよいカラーを見つけます。
ワームはグロー系やピンク系が人気です。
タチウオの釣り方!テンヤを使うのはいつ?
ここで言うとテンヤとは、厳密言えばテンヤ型のルアーです。そのため、エサは付けずにワームをセットします。
おすすめは、メジャークラフトの太刀魚道場です。
どじょう型のテンヤ型ルアーです。
暗くなってくれば、太刀魚道場を使います。
もちろん、暗くなってもワインドでも狙えます。
活性が高い時はワインドで攻めて、当たりがなくなれば太刀魚道場にチェンジするとよいです。
釣り方は、非常に簡単です。
キャストして巻いてくるだけです。
シャクるなどのアクションは必要ありません。
本当に巻くだけで釣れるのです。
しかも、勝手にフッキングまでするという優れものです。
ワームは、グロー系がおすすめです。
シャッドテールで当たりが遠のけば、ピンテールを使うと効果的です。
タチウオの釣り方!ウキ釣りで狙う
タチウオをルアーで狙う人が増えてきました。とは言え、まだまだウキ釣りも人気があります。
ルアーに喰わなくてもエサに喰うことがあります。
ウキが海中に沈んでいく光景を見ると、興奮すること間違いなしです。
ウキ釣りにハマってしまいます。
エサ釣りも面白いですよ。
ウキ釣りについては、こちらを参考にしてみてください。
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