食べるとおいしいマダラ。
このマダラをエサで釣ることができます。
大型のマダラが釣れることもあって、釣りごたえは抜群です。
ここでは、マダラ釣りの仕掛けと釣り方についてご紹介します。
マダラ釣りの時期
マダラ釣りの時期についてご紹介します。マダラ釣りは、7~3月まで行われます。
ベストシーズンは、夏(7~8月)と秋(10~12月)です。
特に、おすすめは夏のマダラ釣りです。
活性が高いので、数釣りを楽しむことができます。
大型も混じります。
しかも、旬の時期となっています。
ススム
地域によって異なることがあります。
マダラ釣りのタックル
マダラ釣りのタックルについてご紹介します。タックルは次のとおりです。
竿
竿は、(中)深海用の竿や青物用の竿がおすすめです。
(中)深海用の竿の方が使いやすいです。
マダラは強く引き込むような魚ではないので、できるだけ柔らかめの方が釣りやすいです。
硬すぎると当たりが取れません。
オモリ負荷は、150~200号は必要です。
実際に何号ぐらいのオモリを使用するのか確認してから購入するとよいです。
リール
リールは、電動リールを使います。
水深200mほどのところで釣るので、手返しのことを考えると電動リールは必須です。
ダイワなら、500サイズがおすすめです。
ライン
ラインは、PEの4~6号を使います。
300mは巻いておきます。
ハリス・針
ハリスはフロロカーボンの10~12号、針はムツ針の20号前後(3~5本針)を使用します。
市販の深海用仕掛けやタラ用の仕掛けを購入するとよいです。
針に、エサだけでなく、タコベイトを付けるとアピール力がアップします。
オモリ
オモリは、150号を使います。
釣りに行く船で統一されていることがあるので、事前に確認しておきます。
その他
仕掛けの上に水中ライトを付けます。
ケミホタルでもよいです。
マダラ釣りのエサと付け方
マダラ釣りの餌についてご紹介します。エサは、サンマの切り身がおすすめです。
アミノ酸エキスで加工するとなおよいです。
サバなどの切り身やイカの短冊で釣れます。
エサの大きさは、3枚おろしにしたサンマの半身の1/2~1/4です。
意外と大きいです。
大きいエサの方が、大型のマダラが喰ってくる可能性が高くなります。
針はサンマの身の方から刺して付けます。
チョン掛けか、縫い刺しにしておきます。
アピール度を高めるためにタコベイトを付けるとよいです。
もちろん、付けなくても釣れます。
下の画像は、タコベイトが付いているタイプの仕掛けを使っています。
もし仕掛けにタコベイトが付いていないタイプなら、針にタコベイトを刺してからエサを付けるようにします。
タコベイトを丸ごと1個を使うと、エサを付けにくくなるので、半分に切ったタコベイトを付けてもOKです。
マダラ釣りの釣り方
マダラ釣りの釣り方についてご紹介します。マダラ釣りは、船を流して釣ります。
船長から指示があれば、仕掛けを投入します。
後から投入すると、オマツリの原因となるので禁止されています。
そのため、いつ指示があってもよいように準備しておかないといけません。
指示があれば、仕掛けを投入して底まで沈めます。
一気に沈めると、潮で大きく流されてしまってオマツリすることがあるので、何回か止めてできる限り真下に沈めるようにします。
サミングしながら沈めると、さらに効果的です。
底から1mほど巻き上げて当たりを待ちます。
船を流して釣っているので、常に底の地形が変わります。
そのため、長く放置していると根掛かりしてしまったり、仕掛けが浮きすぎたりします。
これでは釣れないので、こまめに底を取り直します。
底を取り直すことでよい誘いとなることもあります。
当たりがなければ、大きくシャクり上げて沈めたり、10mほど巻き上げてから沈めたりして、誘い方に変化を付けると効果的です。
これをするかしないかで釣果に大きな差が出ることがあります。
もちろん、あまり誘いを入れない方がよいこともあります。
日によって異なるので、いろいろ試してみます。
当たりがあっても、合わせる必要はありません。
向こう合わせでOKです。
何度も仕掛けを投入できないので、針掛かりしてもすぐに巻き上げず、追い食いを狙うとよいです。
しばらくすれば、中速で巻き上げます。
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