マダラという魚をご存じでしょうか?
底付近にいるのですが、ジギングで狙うことができます。
ここでは、タラジギング(マダラジギング)の仕掛けと釣り方(ロッド・リール・ジグなど)についてご紹介します。
目次
マダラとは?
マダラは、水深150~300mに生息している魚です。夏に食べるとおいしい魚で、秋~冬の白子や真子は絶品です。
非常においしいので、近年マダラ釣りの人気が高まっています。
日本海では、マダラジギングをする釣り人が増えています。
ススム
タラ鍋は最高です。
マダラ釣りの時期は?
マダラ釣りの時期についてです。7月から3月ぐらいまで釣れます。
夏と秋がベストシーズンです。
地域によっては、冬に狙うこともあります。
タラジギングの仕掛けは、次のとおりです。
タラジギングロッドのおすすめ
ロッドは、使用するジグをシャクれるものでなければなりません。釣りに行く場所や潮などによっても変わってきますが、300gのジグを想定しておくとよいです。
長さは、6~7フィートが使いやすいです。
数を掛けようと思えば、柔らかめの竿がおすすめです。
楽に上げたいと思えば、硬めの竿がよいです。
タラジギングのリールのおすすめ
リールは、底を釣りやすいベイトリールを使います。必要なラインを500~600m巻けるものを選びます。
リールのサイズは、ラインの巻き取り量で決めるとよいです。
あと、パワーハンドル仕様でハイギアタイプがおすすめです。
タラジギングのライン・リーダーのおすすめ
ラインは、PEの1.2~1.5号を使います。リーダーとして、フロロカーボンの6号とフロロカーボンの8号を結束します。
ライン→フロロカーボンの6号→フロロカーボンの8号の順につなぎます。
このようにするのは、根がかりした際にラインが切れることを防ぐためです。
タラジギングのジグのおすすめ!タコベイトは必要?
ジグは、300gが標準です。潮の速さや水深によってかなり変わります。
200~500gぐらいが必要な場合があります。
事前に釣り船に確認して、必要な重さのジグを準備しておきます。
フックは、フロント・リア共に2本ずつ付けておくとよいです。
フックにタコベイトを付けるのが定番となっています。
付けなくても問題はありません。
タラジギングの釣り方
タラジギングの釣り方についてご紹介します。水深150~300mにいるマダラをジグで狙います。
ジギングとは言え、通常のジギングとは釣り方がかなり異なるのではと思ってしまう人もいるでしょう。
しかし、釣り方自体はそれほど変わりません。
では、タラジギングの釣り方をみていきましょう。
深海ジギングと言えば、スローピッチジャークです。
ジギングでは、定番の誘い方の1つです。
タラジギングでも、当然有効な誘い方となってきます。
まず、ジグを着底させます。
着底後、すぐに誘い始めます。
ロッドを1回シャクる間に、リールのハンドルをゆっくり1/2~1/4回転させます。
比較的大きめにシャクッた方がよいです。
これを繰り返します。
当たりがなければ、シャクリの速度や幅、巻きのピッチに変化を付けてみるとよいです。
他には、ロングフォールという誘い方があります。
ジグの着底後、ジグをロッドいっぱいまで大きくシャクり上げます。
その後、ジグをフォールさせます。
フォールには、テンションフォール(ラインを張った状態で沈めること)とフリーフォール(ラインを張らない状態で沈めること)があります。
どちらを選ぶかで、ジグのアクションが変わります。
どちらがよいとは言えないので、やってみて反応がよい方を採用するとよいです。
当たりがなければ、リールを1回転巻き上げて、再度ジグをシャクり上げます。
これを繰り返します。
基本的に、マダラは底付近にいます。
そのため、狙うのは底から3~5mぐらいまでです。
最大でも10mぐらいまでにします。
ススム
仕掛けを浮かせ過ぎると釣れないので、注意が必要です。
当たりがあれば、すぐに巻き始めます。
ゴリ巻きで強引に巻き上げるとバレやすいです。
タラは身が柔らかいので注意が必要です。
参考動画
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