東京湾ではフグ釣りが人気です。
湾フグという新たな釣りが確立されています。
ここでは、湾フグとは何なのかや釣りの時期についてご紹介します。
目次
湾フグとは
湾フグとは、東京湾で釣れるフグの略称のことです。そのため、湾フグという種類のフグがいるわけではありません。
湾フグには、ショウサイフグやヒガンフグ(アカメフグ)、トラフグ、コモンフグなどが含まれます。
特に、ショウサイフグとヒガンフグ、トラフグは釣りのターゲットして人気です。
ショウサイフグとは
ショウサイフグについてご紹介します。ショウサイフグはフグ科に属する魚です。
本州以南の沿岸部に生息しています。
砂底を好みます。
30cm程度まで成長します。
産卵期は梅雨から初夏までです。
旬は秋から春です。
肝臓や卵巣、皮などに毒があります。
ショウサイフグ釣りの時期
ショウサイフグ釣りの時期についてご紹介します。ショウサイフグは年間を通して釣れます。
おすすめの時期は、大きく分けると2つあります。
1つは、春から初夏にかけてです。
5~7月頃です。
繁殖の時期ということで白子が入っています。
もう1つは、秋から初冬にかけてです。
10~1月頃です。
ふ化した個体が成長し、数釣りを楽しめます。
ヒガンフグとは
ヒガンフグについてご紹介します。ヒガンフグはフグ科に属する魚です。
アカメフグとも呼ばれています。
全国の沿岸部に生息しています。
岩礁や藻場を好みます。
30cm程度まで成長します。
産卵期は春の彼岸頃です。
旬は冬から春です。
肝臓や卵巣、皮などに毒があります。
ヒガンフグ釣りの時期
ヒガンフグ釣りの時期についてご紹介します。ヒガンフグは年間を通して狙うことができます。
おすすめは、秋から春先にかけてです。
10~3月頃です。
トラフグとは
トラフグについてご紹介します。トラフグもフグ科に属する魚です。
高級魚として知られています。
全国の沿岸部で見られます。
湾内など多いです。
70cmに達する個体もいます。
産卵期は春頃です。
旬は冬です。
肝臓や卵巣などに毒があります。
トラフグ釣りの時期
トラフグ釣りの時期についてご紹介します。ショウサイフグやヒガンフグに比べると、トラフグ釣りの歴史はまだ浅いです。
トラフグは、2~3月になると釣れ始めます。
シーズン初期は小~中型が多いです。
4月になると大型が混じる割合が高くなっていきます。
4月末まで狙えます。
シーズンは短いです。
コモンフグとは
コモンフグについてご紹介します。コモンフグもフグ科に属する魚です。
全国の沿岸部の岩礁に生息しています。
25cmほどまでしか大きくなりません。
産卵期は4月頃です。
旬は秋から冬です。
肝臓や卵巣、皮などに毒があります。
コモンフグをメインに釣りに行くことはあまりないと思われます。
コモンフグとショウサイフグの違い
コモンフグとショウサイフグは非常によく似ています。両方とも、背中は褐色地です。
しかし、模様が異なります。
コモンフグは白点模様であるのに対して、ショウサイフグは白い網目模様となっています。
他にも、尻鰭の色やお腹の手触りで見分けることができます。
コモンフグの尻鰭の色は黄色であるのに対して、ショウサイフグは白色です。
コモンフグのお腹はザラザラしているのに対して、ショウサイフグはツルツルしています。
※フグには毒がありますので、資格を持ったフグ専門の調理師に依頼することをおすすめします。
身にも毒のあるフグがいる上、フグはよく似た種類のものが多く判別が難しいです。
湾フグの釣り方
湾フグの釣り方についてご紹介します。釣り方は次のとおりです。
参考にしてみてください!