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寒グレという言葉を聞いたことがあるという人が多いでしょう。

文字どおり、寒い時期に釣れるグレのことです。

寒グレ釣りは、通常のグレ釣りと若干異なるところがあります。

ここでは、寒グレ釣り仕掛けと釣り方などについてご紹介します。

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グレ釣りの時期は?

グレ釣りの時期についてご紹介します。

グレ釣りのおすすめの時期は11~2月までです。

基本的には水温の低い時期がメインとなります。

中でも、低水温となる年明けからは、ベラなどのエサ盗りやコッパグレが少なくなるので、良型のグレを釣りやすくなります。

年によっては3月頃まで釣れます。

寒グレ釣り仕掛けと釣り方!タナは?

産卵後の5月下旬からも釣れ始めます。

梅雨グレの時期です。

6月の終わりまで釣れます。

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寒グレ釣りの仕掛け

寒グレ釣りの仕掛けについてご紹介します。

仕掛けは次のとおりです。

寒グレ釣り仕掛けと釣り方!タナは?

竿

竿は1.5号の磯竿を使います。

良型のグレが喰ってきても対応できる竿を選びます。

ただし、喰いが渋い時の細仕掛け用に1.2号を用意しておきます。

長さは5m前後です。

リール

リールはスピニングリールを使います。

サイズは2500~3000番がおすすめです。

ハイギアモデルが釣りやすいです。

道糸

道糸はナイロンの1.7号を使います。

ウキ

ウキは円錐ウキのBや3Bを使います。

ハリス

ハリスはフロロカーボンの1.2~1.7号を使います。

長さは5~6ヒロ以上です。

寒グレは深いタナを狙う必要があるので、ハリスが長くなります。

針はグレ針の6号を使います。

喰いが渋い時は4~5号がおすすめです。

寒グレ釣りのエサ

寒グレ釣りのエサについてご紹介します。

寒グレ釣りのエサはサシエとコマセを使います。

サシエはオキアミを使います。

エサ盗りが多い時やグレの活性が低い場合はむき身がおすすめです。


コマセはオキアミ配合エサを混ぜたものを使います。

配合エサはグレ用がおすすめです。

寒グレ釣りのタナは?

寒グレ釣りのタナについてご紹介します。

水温が20度以上ある高水温の時期は、浅いタナを狙うのが基本となります。

ハリスの長さは3~4ヒロ前後となります。

ハリスが短くてもよいのは、グレがコマセに対して喰い上がってくるためです。

つまり、グレはコマセにつられて浮いてくるのです。


一方の寒グレを狙う低水温の時期は、深いタナを狙うのが基本となります。

ハリスの長さは5~6ヒロ以上となります。

ハリスが長いのは、グレがコマセに対して喰い上がってこないためです。

この時期のグレは横の動きしかしないことが多いです。

ただし、これはあくまで基本です。

浅いタナで喰ってくることもあります。

そのため、幅広いタナを探るようにします。

寒グレの釣り方

寒グレの釣り方についてご紹介します。

潮が流れる速さや方向を確認します。

狙ったポイントの潮上に仕掛けを投入しないといけないためです。

潮の速さや方向をうまく計算して、仕掛けを投入するようにします。


高水温期の浅いタナ狙いの場合は、先に2~3杯のコマセを撒いてから仕掛けを投入します。

このようにすれば、コマセとサシエがうまく同調するためです。

一方の低水温期の深いタナ狙いの場合は、コマセの撒き方がまったく異なります。

1杯のコマセと仕掛けを投入し、コンスタントにコマセを撒いていきます。

20~30秒に1回撒くのがおすすめです。

必ずウキの潮上に撒くようにします。

このようにして、深いタナでコマセとサシエを同調させます。


グレの反応をみながら、ハリスの長さを調整します。

仕掛けを回収してエサがあれば長くし、なければ短くするとよいです。

グレのいるタナにサシエがいかないと喰ってくれません。


アタリは小さいことが多いです。

ここではまだ合わせません。

しっかり喰い込ませてから合わせます。

ウキが海中に沈んでいくまで待ちます。


合わせて針掛かりすれば、できる限り早く根から引き離します。

根に潜られると、仕掛けを切られてしまうためです。

竿のしなりやドラグをうまく使ってやり取りするとよいです。



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