コロダイをご存じでしょうか?
コロダイは、釣物としてはメジャーな魚ではありません。
そのため、あまり知られていません。
ただ、15年ほど前から少しずつ人気が高まってきています。
ここでは、コロダイの投げ釣り仕掛けと釣り方・エサについてご紹介します。
コロダイの投げ釣りの仕掛け
コロダイの投げ釣りの仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。
竿
竿は33~35号の投げ竿を使います。長さは4~4.3mです。
リール
リールは投げ専用リールを使います。ドラグは必須です。
道糸
道糸はPEの3~6号を使います。ナイロンの5~8号でもOKです。
太めを使った方が無難です。
PEの5号以上、ナイロンの8号を使う時は力糸が必要です。
それ以外は不要です。
天秤
天秤はL型天秤を使います。遊動タイプです。
オモリは30号です。
ハリス
ハリスはフロロカーボンの8~12号を使います。磯場周りを狙う時は10~14号を使ってもよいです。
長さは60~100cmです。
針
針は丸セイゴの18~20号を使います。針は大きめでも問題ありません。
大きくても喰ってきます。
磯場周りなどで釣るので針先が丸くなってきます。
仕掛けを回収した際は針先をチェックします。
コロダイ釣りのポイント
コロダイ釣りのポイントについてご紹介します。コロダイは、磯・堤防・サーフなどから釣ることができます。
そのため、磯場回り・堤防周り・沈み根が点在するサーフがおすすめの釣り場となります。
中でも、コロダイがたくさんいるのは、砂地底に根が点在するポイントです。
砂地底や沈み根周りを積極的に狙っていくとよいです。
8月頃になると、水深2~3mほどの浅場でも釣れます。
夜は、漁港の堤防周りに寄ってきます。
10~20mほどの近くでも喰ってきます。
大型が釣れることがあります。
コロダイ釣りのエサ
コロダイ釣りのエサについてご紹介します。エサは太めのイワイソメが定番です。
太めのマムシもよく釣れます。
他には、イカの短冊やユムシ、海エビなども使われます。
どのエサに反応がよいのかわかりません。
そのため、複数のエサを持っていくようにします。
コロダイの投げ釣りの釣り方
コロダイの投げ釣りの釣り方についてご紹介します。まずは、沈み根周りなどコロダイがいそうなポイントへキャストします。
着底後、糸フケを取り、道糸を張っておきます。
基本的には、置き竿でアタリを待ちます。
投げ釣りで大物を狙う場合は、ドラグを緩めにしてアタリを待つのが鉄則です。
ドラグを締めたままにしておくと、海中に竿を持っていかれてしまうためです。
コロダイ釣りで、ドラグを緩めておくと、道糸が一気に出て、道糸が沈み根などの障害物で切られてしまいます。
これを防ぐには、ドラグをやや強めにし、尻手ロープを使って竿を持っていかれないようにするしかありません。
これなら、ドラグが効いて障害物に潜られる確率が低くなります。
アタリがなければ、リールを巻いて仕掛けを少し移動させます。
それでもダメなら、仕掛けを回収してエサの有無など確認します。
アタリがあれば、リールを一気に巻いて、できる限り早く根を切るようにします。
そうしなければ、根に潜られて道糸やハリスが切られてしまいます。
コロダイは引きが強烈です。
うまくやり取りしないとバラしてしまいます。
コロダイは、数匹単位で群れることが多いです。
そのため、1匹釣れれば他にもまだいる可能性が高いです。
もう1度、先ほど釣れたポイントを狙うようにします。
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