クチボソは、タナゴ釣りで外道扱いされることの多い魚です。
しかし、クチボソを専門で狙うことができます。
専門で狙うと、意外と簡単には釣れないことがあります。
ここでは、クチボソ釣りの仕掛けと釣り方・エサについてご紹介します。
クチボソとは
クチボソとは一般的にモツゴのことです。クチボソは口が小さく突き出ています。
これが名前の由来となっています。
エサを取るのが非常に上手いです。
そのため、エサ取り名人と呼ばれています。
クチボソ釣りの時期
クチボソ釣りの時期についてご紹介します。クチボソは年間を通して釣ることができます。
3~11月は比較夷狄釣りやすいです。
ベストシーズンは5~7月です。
クチボソ釣りの仕掛け
クチボソ釣りの仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。
竿
竿はのべ竿を使います。長さは2~4mです。
川幅などによって使い分けるとよいです。
ホソでは2m、川では3~4mがおすすめです。
道糸
道糸はナイロンの0.4~1号を使います。ウキ
ウキは高感度ウキを使います。大きな玉ウキは使わないようにします。
アタリがわかりにくいです。
下にシモリウキを付けてもよいです。
オモリ
オモリはガン玉を使います。ウキに合った重さです。
ハリス
ハリスはフロロカーボンの0.4~0.8号を使います。ナイロンでもOKです。
長さは15cm前後です。
針
針は袖針の3~5号を使います。※仕掛けはタナゴ仕掛けと同じでもよいです。
クチボソ釣りのポイント
クチボソは小川でも釣ることができます。流れが緩やかな小川がおすすめです。
ここでは、小川のポイントについてご紹介します。
クチボソは、水草が生えている岸際や杭などの障害物周辺に潜んでいます。
カケアガリも好ポイントです。
池でもほぼ同じです。
クチボソ釣りのエサ
クチボソ釣りのエサについてご紹介します。エサはグルテンや黄身練りなどが使われます。
アカムシやサシでもよく釣れます。
低活性の時はアカムシがおすすめです。
いくつか用意しておくとよいです。
クチボソの釣り方
クチボソの釣り方についてご紹介します。いきなり遠くから狙わずに、近くから狙っていきます。
遠くから狙うと、近くのクチボソが散ってしまうためです。
タナは底から20~30cmほど上です。
アタリがなければ、タナを探る必要があります。
仕掛けを投入します。
仕掛けが馴染むまで待ちます。
喰い気があれば、すぐにアタリがあります。
アタリがなければ、仕掛けを上げたり下げたりします。
それでもアタリがなければ、エサの有無をチェックします。
ウキが震えるようなアタリでは合わせません。
ここで合わせても針掛かりしないためです。
ウキが10cmほど沈むタイミングで合わせるようにします。
ウキが沈まないようならエサがないかもしれません。
エサをチェックします。