シーバスのシーズナルパターンには稚鮎パターンもあります。
文字どおり、シーバスが稚鮎を積極的に捕食している時に有効な釣り方です。
ここでは、シーバスの稚鮎パターンのルアーなどについてご紹介します。
シーバスの稚鮎パターンの時期
シーバスの稚鮎パターンの時期についてご紹介します。鮎は、9~2月に下流域の浅瀬で産卵を行います。
稚魚は、河口域や海で成長します。
そして、春(3~5月)になると、上流域へ遡上を開始します。
地域によって時期は異なります。
この頃になると、体長は6cm前後になります。
稚鮎パターンでは、これぐらいの大きさの稚鮎を追ってやって来るシーバスを狙います。
当然ですが、鮎が遡上しない河川では行えないパターンです。
雨が降った後は、水位が上昇して濁るので、シーバスを狙うのに最適です。
比較的流れの速めのところでは、小・中型のシーバスが稚鮎を捕食します。
一方の大型は、淀み付近で稚鮎を待ち構えて捕食します。
稚鮎パターンでおすすめのルアーは?
シーバスの稚鮎パターンでおすすめのルアーについてご紹介します。夜は、表層付近に稚鮎が集まるので、あまり潜らず、水面直下を引いてこられるルアーがよいです。
おすすめは、フローティングミノーです。
稚鮎の大きさに近い6~9cmぐらいがぴったりです。
大きくても12cmぐらいまでです。
ススム
シンキングペンシルも効果的です。
シーバスの稚鮎パターンのポイント
シーバスの稚鮎パターンのポイントについてご紹介します。稚鮎パターンのポイントでおすすめなのは河口や河川です。
稚鮎は遡上するために河川にやって来るためです。
漁港などでも狙えます。
潮目やヨレを攻めてみるとよいです。
夜は、常夜灯周辺や浅場に稚鮎が集まるので好ポイントとなっています。
日中は、遡上する稚鮎をシーバスが追いかけます。
そのため、日中にもチャンスはあります。
シーバスの稚鮎パターンの釣り方のコツ
シーバスの稚鮎パターンの釣り方のコツについてご紹介します。最初に注意すべきことがあります。
シーバスが遡上する稚鮎を狙っている場合は、必ずルアーの頭を上流の方に向けて誘うようにします。
稚鮎がそちらを向いて泳いでいるためです。
まったく異なる方向を向いていると、シーバスに違和感を与えます。
日中は、ルアーをキャストした後、少し速めに引いてくるとよいです。
ルアーを見切られないようにするためです。
トゥイッチやストップ&ゴーを入れると効果的に誘えます。
夜は、表層付近をゆっくり引いてくるとよいです。
当たりがなければ、レンジを下げていきます。
参考動画
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