シーバス釣りにはイナッコパターンというものがあります。
これはどのようなパターンなのでしょうか?
ここでは、シーバスのイナッコパターンのルアー選び方や攻略法についてご紹介します。
シーバスのイナッコパターンとは?その時期は?
シーバスのイナッコパターンとは、どのようなパターンなのでしょうか?また、その時期はいつなのでしょうか?
イナッコパターンとは、シーバス釣りで見られる5~10月のシーズナルパターンのことです。
イナッコとは、ボラの子供のことです。
他には、大きさによってイナやハクなどと呼ばれることもあります。
11~1月の産卵で誕生したボラの子供が、5~10月ぐらいになると、シーバスのベイトとなります。
イナッコは、港湾部や汽水域で群れていることが多いです。
そのため、イナッコパターンではこれらの場所を攻めることになります。
イナッコパターンでおすすめのルアーの選び方
イナッコパターンでおすすめのルアーの選び方についてご紹介します。ルアーは、シンキングミノーやシンキングペンシルなどがよく使われます。
重要なのは、ルアーのサイズです。
基本的には、イナッコのサイズの合わせてルアーのサイズを選ぶようにします。
マッチザベイトです。
10~12cmのルアーを使うことが多いです。
もちろん、ボラのサイズがイナッコよりも小さい時は、小さめのルアーを使います。
ススム
喰ってこない時は、ルアーのアピールが足りないので、大きめのルアーを選んで目立たせるのも効果的です。
シーバスのイナッコパターンの釣り方
シーバスのイナッコパターンの釣り方についてご紹介します。まずは、イナッコの群れを探します。
群れを見つけたら、群れの動きに注目します。
浅場やストラクチャー周りなどに集まっている時は、シーバスが近くにいる可能性が高いです。
逆に、広がって気持ちよく泳いでいる時は、シーバスがいないと思った方がよいです。
ルアーが決まれば、仕掛けをキャストします。
群れの先にキャストするのが理想的です。
群れの近くの表層付近を引いてきます。
巻く速さは日中釣りは速く、夜釣りは遅くが基準となります。
同じ速さばかりで引き続けると見切られてしまいます。
そのため、緩急を付けて引くようにするとよいです。
イナッコがルアーに当たったのをシーバスが喰ったと間違えないようにしないといけません。
イナッコの群れが大きい場合は、群れの下(水面下0.5~1m)を通すとよいです。
群れが大きいと、イナッコに引っかかって釣りになりません。
しかも、群れからはぐれたイナッコを演出できるというメリットがあります。
また、あえてイナッコを散らせる釣り方もあります。
イナッコの群れの先にキャストして、ルアーを引きながら群れの中を通します。
そうすることで、群れが散ってそこにはルアーだけが残ります。
このようにすることで、ルアーが目立ちます。
群れの近くを引いてくる時に、ジャークで誘いをかけてもよいです。
そうすることで、ジャークに驚いたイナッコが散って同じような効果があります。
参考動画
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