2019年6月1日に釣りに行ってきました。
京都府の中浜です。
ヒラマサ狙いでしたが、結果的にはマダイ釣りの釣行となりました。
この日は、波や風はありませんでした。
天気もよく、絶好の釣り日和でした。
しかし、肝心の潮があまり流れていませんでした。
今回行う完全フカセ釣りは、潮が流れていないとかなり厳しいです。
他の釣り方でも、同じことは言えますが。
潮が流れていないと、仕掛けが流れていきません。
撒き餌も効きません。
その上、マダイがエサを喰わなくなります。
まさに三重苦です。
予想通り、午前中はまったく釣りになりませんでした。
発砲ウキを付けて、強制的に流そうとしましたが、それほど効果はありませんでした。
逆に、お祭りが頻発して釣りになりませんでした。
針やハリスを小さくするなどやってみましたがダメでした。
午後になって、天秤フカセ釣りでやってみることにしました。
エサ盗りを避けて粘り強く、撒き餌を撒いてマダイを寄せます。
その甲斐あってか、40cmと45cmのマダイ2匹を釣ることができました。
それ以外は、まったくダメでした。
午後3時頃になって、再び完全フカセ釣りに戻しました。
明らかに午前中よりは、潮が動き出しています。
仕掛けが流れていくのが速くなりました。
もしかしたら、釣れる可能性があるのではと思えるようになりました。
何回か仕掛けを流して、撒き餌をたっぷり撒きました。
すると、完全フカセ釣りで念願の初ヒットです。
それほど手応えはありませんでしたが、釣り上げると40cmのマダイでした。
1匹釣れただけに、また釣れるのではという期待が高まっていきます。
先ほど釣れた80mぐらいで、連続ヒットです。
今度は強烈な引きで竿が大きく曲がりました。
これは、そこそこの大物です。
ドラグを緩めにして、ゆっくり巻き上げました。
70cmのメジロでした。
ヒラマサではありませんでしたが、うれしい1匹となりました。
午後4時30分になって、釣りが終わろうとしたまさにその時です。
ラインが一気に出ていきました。
しっかり合わせると、重量感が手に伝わってきます。
大物がヒットしたようです。
何としてもバラしたくないので、慎重にやりとりします。
今度は、マダイの独特の引き方です。
今までの経験から、60cm以上は確実にありそうです。
途中、竿が大きく持ち込まれる場面もあって、少しヒヤヒヤしながら巻き上げました。
釣り上げると、73cmのマダイでした。
久しぶりの大型マダイに興奮しました。
前半の潮の流れからすれば、坊主も十分あり得る状況でした。
しかし、諦めずに、いろいろ試しながら釣り続けたのがよかったです。
いつもこのようにうまくいくわけではありませんが、やはりとことん釣りを楽しまないといけませんね。
この日のタックルは、次のとおりです。
竿:青龍竿 300Ⅲ
リール:シーボーグ500FT
針:マダイ針12号 2本
ハリス:6号 全長10m
メジロ 70cm 1匹