サヨリも、シーバスにとっては格好のベイトとなります。
シーバスが積極的にサヨリを捕食している時期は、それに適した釣り方をするのが好ましいです。
ここでは、シーバスのサヨリパターンの釣り方(ルアーの選び方など)についてご紹介します。
シーバスのサヨリパターンとは?その時期は?
サヨリパターンとは、シーバスがサヨリを捕食する時期に狙うパターンのことです。シーバスは沖では大型のサヨリを捕食しますが、岸の近くでは15cm前後のものを狙います。
サヨリパターンは、9~12月がシーズンです。
特に、秋(10~11月)がおすすめです。
河口域や港湾部奥が狙い目です。
地形の変化のあるポイントを攻めるとよいです。
ススム
夜間が群れやすいです。
群れたサヨリは身を守るため、浅場に逃げてきます。
それを追って、シーバスも浅場にやって来ます。
その中には、大型のシーバスも混じっています。
大型を釣り上げるチャンスです。
サヨリパターンでおすすめのルアーと釣り方
サヨリパターンでおすすめのルアーと釣り方についてご紹介します。サヨリは非常に細長い体形をしているので、ルアーも細長いものがおすすめです。
ルアーのサイズは、10~20cmが一般的ですが、サヨリのサイズに合わせます。
サヨリが表層にいる場合
シャロー系のロングミノーを使います。
ルアーをキャストして、表層付近を引いてきます。
ルアーをストレートに泳がせつつ、水面下30cmぐらいまでの間を波立たせながら誘いをかけると効果的です。
サヨリが表層から底まで散らばっている場合
シンキングペンシルを使います。
深場から浅場へルアーを引いてきます。
日中は、少し速めに引くとよいです。
ただ、速く引きすぎるとサヨリが掛かってしまうので注意が必要です。
一方、夜間はゆっくり引いたり、止めたりすると効果的です。
サヨリパターンでシーバスを釣るのは難しいと言われています。
それは、サヨリの数が多すぎて、なかなかヒットさせることができないためです。
だからと言って、あまりにも大きなアクションで誘うと逆効果です。
サヨリは細長い体型のため、シーバスは尾の方からしか喰いません。
そのため、サヨリが泳ぐ方向にルアーの向きを合わせないといけないのです。
流れのある場所で釣ると、サヨリは流れのある方を向いて泳ぐので、比較的釣りやすいです。
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