キスの投げ釣りは、夜間に行うことはできるのでしょうか?
夜釣りも楽しめます。
暗くなると、大型が釣れやすくなります。
ここでは、大型のキスを夜釣りで狙う仕掛けや釣り方についてご紹介します。
キス釣りの夜釣りの時間は?
キス釣りの夜釣りの時間についてご紹介します。キスは夜になると、砂に潜る習性があると言われています。
それが本当なら、釣れないのではと考えてしまいます。
しかし、大型を狙うのなら夜間がよいのです。
大型は警戒心が強いので、昼間は物陰に潜んでいて、夜になるとエサを求めて活発に動き回ります。
朝夕マズメの時間帯が狙い目です。
どちらかのマズメを含めて釣りに行くとよいです。
キス釣りの夜釣りのポイント
キス釣りの夜釣りのポイントについてご紹介します。おすすめは、海藻やシモリが点在するポイントです。
他には、みお筋や沖合の深みもよいです。
日が暮れる前に釣り場に到着して、海の状況を把握しておくとよいです。
そうすれば、攻めるべきポイントが明確になります。

キス釣りの夜釣りの仕掛け
キス釣りの夜釣りの仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。

竿
竿は、オモリ負荷25~30号の投げ竿を使います。できれば柔らかめがよいです。
警戒心の強い大型に違和感なく食わせるためです。
長さは4mほどがおすすめです。
リール
リールは、ドラグ付きの投げ専用リールを使います。ライン
ラインはナイロンの3号を使います。PEは伸びないので、キスに抵抗を感じさせてしまいます。
力糸
力糸は、ナイロン3→12号を使います。天秤
天秤は、遊動タイプのものを使います。23~27号がおすすめです。
スナズリ
スナズリは40cmです。幹糸
幹糸はフロロカーボンの8号を使います。ハリス
ハリスは、ナイロンの4~5号を使います。ナイロンは、フロロカーボンよりもしなやかで喰い込みがよいためです。
他の魚も狙いたいのならフロロカーボンがおすすめです。
長さは10cmです。
針
針は、キツネタイプを使います。吸い込みがよいためです。
針掛かりをアップさせたいのならヒネリタイプを使うとよいです。
サイズは11~13号がおすすめです。
昼間より大きな針を使うのは、すっぽ抜けないためと、クロダイなどの他の魚が喰ってくるかもしれないためです。
針の上にシモリ玉を付けてもよいです。
針がゆらゆら揺れて食い気がアップします。
キス釣りの夜釣りのエサ
キス釣りの夜釣りのエサについてご紹介します。大型狙いの定番のエサと言えば、チロリです。
このことは夜釣りでも同じです。
そのため、チロリは外せません。
ただ、状況によってはイワイソメがよいことがあります。
この2つは必ず用意しておきたいです。
日本海側では、アオイソメがよいことがあります。
チロリもイワイソメも頭をカットします。
カットしたところから針を刺していき、ハリスまでたくし上げて付けます。
エサはできる限りまっすぐにします。
フグが多いと、ハリスを切られてしまいます。
その場合は、たくし上げないように付けます。
キス釣りの夜釣りの釣り方
キス釣りの夜釣りの釣り方についてご紹介します。キスの投げ釣りと言えば、引き釣りです。
昼間は引き釣りが定番です。
しかし、夜間は引き釣りではなく、置き竿で狙います。
回遊してくる大型を待ち伏せて釣るのです。
まず、仕掛けを狙いのポイントへキャストします。
その後、ラインを張った状態にして置き竿にします。
この時、ドラグを緩めておきます。
緩めておくことで、できる限りキスに違和感を抱かせなくします。
アタリがなければ、10分に1回程度軽くシャクッて誘いをかけます。
キスが喰ってくると、ドラグ音が鳴り響きます。
この時はまだ合わせません。
キスがエサをくわえて走っただけだからです。
合わせても逃げられることが多いです。
アタリがあれば、竿を手で持って竿先を下げ、ラインを1~2m送り出します。
もう1度アタリがあれば、軽く聞き上げてみます。
そこでキスが走るようであれば、軽く合わせを入れます。
針掛かりすれば、ポンピングせずに、一定の速さで巻いてきます。
一晩やっても、チャンスはそれほど多くない釣りです。
できる限りバラさないように慎重に行うことが重要です。
確率を上げるために、置き竿は3~4本出したいところです。
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