シーバスは、いろいろな場所にいます。
そのため、海だけでなく、河川でも釣ることができます。
ここでは、河川でシーバスを釣る際のタックル(仕掛け)や釣り方についてご紹介します。
シーバス釣りの河川でのおすすめの時期
シーバス釣りの河川でのおすすめの時期についてご紹介します。河川での釣りは、春~秋がおすすめです。
春は、バチ抜けや稚アユの遡上によりシーバスが狙えます。
夏は、高水温を避けるため、シーバスは水温が低い河川に移動します。
雨が降った後、水が濁れば期待大です。
秋は、落ちアユやコノシロなどがベイトとなります。
産卵前の荒食いの時期となるので、シーバスをもっとも釣りやすい。
ススム
季節ごとに異なった釣り方をする必要があります。
シーバス釣りの河川でのルアー仕掛け
シーバス釣りの河川でのルアー仕掛けについてご紹介します。仕掛けは、次のとおりです。
ロッド
シーバスロッドを使います。
長さは、8~9フィートが使いやすいです。
リール
リールは、キャストに最適なスピニングリールを使います。
サイズのおすすめは2500~3000番です。
ライン
ラインは、PEの0.8~1号を使います。
リーダー
リーダーは、フロロカーボンの4~5号をセットします。
ルアー
まず、フローティングミノーで様子をみます。
シーバスの反応の有無や地形の変化をチェックします。
あとは、表層を狙うか、底を狙うかでルアーを変えていきます。
表層なら、トップウォータープラグを使います。
底なら、バイブレーションがおすすめです。
河川でシーバスを釣るのに最適な条件
河川でシーバスを釣るのに最適な条件があります。全部で3つあります。
もっとも重要な条件がベイトの存在です。
シーバスは、年中ベイトを追いかけています。
ベイトの種類は、イワシやコノシロ、落ち鮎など季節によってさまざまです。
どの種類のベイトを食っているのかを知ることで、使うルアーや釣り方などを工夫することができます。
次は、河川の流れの有無です。
流れは、速過ぎてもほとんど問題ありません。
ないよりは、断然よいです。
流れがないと、シーバスがいても口を使ってくれないことが多いです。
速さだけではなく、流れに変化がある場所を探すようにします。
シーバスは、障害物などによって流れがよれている場所などを好みます。
最後に水の濁りです。
雨が降った後、川の水は増水して濁ります。
日中の釣りでは、濁りによってシーバスの警戒心が緩みます。
そうなると、食いやすくなります。
絶対の条件ではありませんが、濁っている方がよいです。
ただし、増水すると、危険が伴うので注意が必要です。
シーバス釣りの河川でのルアーによる釣り方
シーバス釣りの河川でのルアーによる釣り方についてご紹介します。ベイトがいるレンジがわかっているのなら、そのレンジを引けるルアーで攻めるのがセオリーです。
レンジがわからなければ、フローティングミノーで表層を狙います。
狙ったポイントへフローティングミノーをキャストします。
基本的には、ただ巻きで引いてきます。
巻く速さは、日によって異なるので、シーバスの反応を確認しておきます。
たまに、ミノーを止めて浮かせるとよい誘いがかかります。
当たりがなければ、狙うレンジを変えてみるとよいです。
水深のある場所なら、バイブレーションで底を攻めてみます。
ボイルや鳥山が見られた場合は、トップウォータープラグを使います。
当たりがあれば、すぐに合わせます。
シーバスは、水面から飛び出して頭を振ってルアーを外そうとします。
これは、エラ洗いと言われるものです。
このエラ洗いでバラしてしまったという釣り人は非常に多いです。
これを防ぐためには、竿先を水面近くでキープするようにするとよいです。
焦らず、冷静にやり取りすることが大切です。
参考動画
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