アイナメはルアーで狙える身近な魚です。
生きたエサが苦手という人には、ルアー釣りがおすすめです。
非常にゲームが高いので楽しいです。
ここでは、アイナメのルアータックルと釣り方についてご紹介します。
アイナメのルアー釣りとは!どのようなリグがおすすめ?
アイナメはいろいろなルアーで狙うことができます。中でも、ワームで狙うのがおすすめです。
ワームを使ったリグと言っても、1つではありません。
さまざまなリグが存在します。
おすすめのリグは、次の3つです。
- テキサスリグ
- キャロライナリグ
- 直リグ
テキサスリグ
テキサスリグはもっとも基本的なリグです。アイナメのワーム釣りを始める際は、テキサスリグから始めるとよいです。
リーダーにバレットシンカーを通し、先にフックを結びます。
シンカーが動きすぎないように、ウキ止めゴムを使うことがあります。
シンカーとフックの間にビーズを入れることもあります。
ビーズは、フックとリーダーの結び目を保護するためのものです。
テキサスリグを使ったアイナメ釣りはこちらを参照!
キャロライナリグ
キャロライナリグは、リーダーにバレットシンカーを通し、先にスイベルを結びます。さらに、スイベルの先にハリスを結んで、フックをセットします。
ハリスを付けることで、ワームが自然に動きます。
これにより喰いがよくなります。
ただし、ハリスがあることでアタリが若干わかりにくくなります。
ハリスの長さは30~50cmほどがおすすめです。
直リグ
直リグは、フックとシンカーをスプリットリングなどで連結したリグです。オモリが底に着いている状態であれば、ワームは少しだけ底を切っています。
ワームの自然な動きがよいアピールとなります。
アタリがわかりやすいのも特徴です。
アイナメ釣りの実績が高いです。
アイナメのルアータックル
アイナメのルアータックルについてご紹介します。キャロライナリグでも直リグでもタックルはほとんど同じです。
タックルは次のとおりです。
ロッド
ロッドはロックフィッシュ専用ロッドを使います。ルアーロッドでも流用できます。
長さは7~8フィートです。
リール
リールは小~中型のスピニングリールを使います。サイズは2000~2500番が釣りやすいです。
ベイトリールでもOKです。
ライン
ラインはPEの0.8~1.2号を使います。フロロカーボンの4~8lbでもOKです。
リーダー
リーダーはフロロカーボンの6~12lbを使います。ラインがPEの場合にセットします。
長さは1m前後です。
シンカー
キャロライナリグで使うシンカーは、タングステン製のバレットシンカーがおすすめです。直リグで使うシンカーは、ダウンショットリグ用や直リグ用がおすすめです。
ナス型オモリでもOKです。
両方とも、重さは10~20gを中心に使います。
潮の速さや水深などによって使い分けます。
フック
フックはオフセットフックの1/0~3/0を使います。ワームとのバランスが取れたサイズでないといけません。
目安はワームのサイズの1/2~1/3です。
フックにワームがまっすぐになるようにセットします。
ワーム
ワームはホッグ系がおすすめです。シャッドやカーリーテールも人気です。
サイズは3~4インチでよいです。
捕食しているエサのサイズに合わせます。
カラーはレッドやオレンジが定番です。
アイナメ釣りのポイント
アイナメ釣りのポイントについてご紹介します。アイナメは漁港や堤防、磯で狙うのがおすすめです。
初心者は漁港と堤防がおすすめです。
アイナメはストラクチャー周辺を狙うのが鉄則です。
沈み根や岩場周辺は狙い目です。
テトラ周辺も好ポイントです。
他にも、堤防の際や船道なども狙ってみるとよいです。
アイナメのルアーでの釣り方
アイナメのルアーでの釣り方についてご紹介します。まず、ワームをキャストします。
きちんと底を取ります。
底が取れたら、糸ふけを取って誘い始めます。
基本的にはズル引きでOKです。
ワームをズルズルとゆっくり引いてきます。
ボトムバンプもおすすめです。
竿をあおってワームを跳ね上げ、再度底まで沈めます。
着底すれば、喰わせの間を与えるために誘うのを止めます。
これを繰り返して探っていきます。
他には、シェイキングも効果的です。
ワームを震わせるように小刻みに動かして、底を引いてきます。
アタリがあれば、大きな合わせを入れます。
フッキングすれば、一気に底から引き離しにかかります。
根に潜られないようにするためです。
アイナメは首を振って暴れるので注意が必要です。
バレないようにするためにも、しっかりフッキングさせておかなければなりません。
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