釣った魚を締めて持って帰る人は多いです。
その方がおいしく食べられるためです。
では、ケンサキイカやアオリイカなどのイカはどうなのでしょうか?
また、どのように持って帰ればよいのでしょうか?
ここでは、イカの締め方と持ち帰り方法についてご紹介します。
イカは締めた方がよい?野締めでもOK?
イカは締めた方がよいのでしょうか?おいしく食べるためにはイカも締めた方がよいです。
締め方はいくつかあります。
ケンサキイカなどは野締めにされることが多いです。
野締めとは、ナイフなどで締めずに、そのまま放置して窒息死させる締め方のことです。
イカがよく釣れる場合、すべてのイカを締める時間的な余裕がないということで野締めにされてしまうのです。
ある意味、仕方がないことです。
ただ、ナイフなどできちんと締めた方がよいです。
ナイフなどで締めたイカと締めていないイカ(野締めを含む)を比べると、締めたイカの方がアデノシン三リン酸の含有量が多いというデータがあります。
アデノシン三リン酸が多いほど、イカの身は透明に保たれます。
つまり、鮮度をよい状態で保つことができるということです。
おいしく食べられるのは、もちろん締めたイカということになります。
イカの締め方は?
魚を締めたことがあっても、イカを締めたことがないという人は意外と多いです。アオリイカは締めて持って帰る人が多いので、アオリイカ釣りをする人は締めた経験があるかもしれません。
では、イカはどのように締めればよいのでしょうか?
難しいように感じるかもしれませんが、思いのほか簡単に締めることができます。
締め方は、ケンサキイカでもアオリイカでも同じです。
イカの胴体と足の付け根の部分をナイフなどで刺すか、ハサミで切ります。
これで胴体の部分が締まります。
次に、イカの目と目の間の部分をナイフやハサミなどで刺します。
うまく締まれば、胴体や足が変色します。
変色しなかったり、半分だけが変色した場合は、刺す位置などに問題があります。
調整して、再度刺すとよいです。
イカを締める道具のおすすめ
イカを締める道具のおすすめについてご紹介します。ナイフやハサミでもイカを締めることはできます。
ただ、専用の道具を使った方が簡単に締めることができます。
特に、イカの数が多い場合は専用の道具を使った方が楽です。
ヤマシタ エギ王 イカ絞め
ヤマシタのエギ王イカ絞めは、イカを絞めるのに便利なアイテムです。ステンレス製の刃先なので錆に強いです。
カンナの曲がりを直すこともできます。
安全キャップが付いているので安全です。
ダイワ エメラルダス イカシメFL170
ダイワのエメラルダスイカシメFL170は、イカシメ刃・ハンドギャフ・カンナ直しの3つの機能が備わったアイテムです。折り畳み式なので持ち運びが楽です。
フッ素塗装が施されているので錆に強いです。
滑りにくいので締めやすいです。
シマノ セフィア スライドイカシメ CT-202I
シマノのセフィアスライドイカシメCT-202Iは、幅広ブレードの採用によって締めやすいです。使用しない時は収納できるので、持ち運びが便利で安全です。
ステンレス製なので錆びにくいです。
グリップは握りやすく作られています。
イカの持ち帰り方法
イカを適正な方法で持って帰らないとおいしく食べられません。持ち帰り方法についても注意した方がよいです。
よくありがちなのは、クーラーボックスを氷で冷やした海水で満たし、その中にそのままイカを入れて持って帰る方法です。
この方法では、イカが白濁・硬直してしまいます。
白濁するので見栄えが悪くなり、硬直してもちもちした触感を楽しむことができません。
さらに、氷からの真水で味が落ちてしまいます。
イカを持って帰る場合は、次のようにすればよいです。
まず、イカが釣れれば、水を吐かせます。
吐かせたら、ナイフなどでしっかり締めます。
締めることができれば、ジップロックなどの袋に入れます。
たくさんのイカを詰めすぎると、墨でイカが真っ黒になってしまうので注意が必要です。
1度に食べられるくらいの量にしておくと、後々便利です。
あとは、氷を敷いたクーラーボックスに入れて持って帰ります。
よりこだわる人は、トレイなどにイカを並べて持って帰るとよいです。
見た目がきれいでおいしく食べられます。
袋に入れても、多少の水分が出て身が白濁してしまいます。
これを防ぐには、トレイなどに並べて持って帰るしかありません。
イカを持ち帰るのにおすすめの道具
イカを持ち帰るのにおすすめの道具についてご紹介します。アルファタックル イカ~す袋
アルファタックルのイカ~す袋は、釣ったイカを持って帰るのに適したアイテムです。氷焼けや水焼けを防いでくれます。
クーラーボックスの中が汚れなくて済みます。
釣った際に小分けにしておくと、そのまま冷凍できます。
ダイワ イカ様トレー
ダイワのイカ様トレーは樹脂素材でできているので、一度冷えたら温まりにくいです。そのため、鮮度を落とさずに持ち帰りできます。
水が抜ける構造になっているいので、水がたまりにくいです。
重ねて使用できます。
イカだけでなく。、アジやカワハギなどの魚釣りにも使えます。
サイズ違いがあります。
シマノ 冷えキントレー
シマノの冷えキントレーは、ステンレス製のトレーです。そのため、錆びにくいうえ、効率的に冷やすことができます。
重ねての使用が可能で、氷が溶けた水がイカに接しにくい構造になっています。
両端がプラスチックになっているので、クーラーボックスに傷がつきにくいです。
サイズ違いがあります。
バレーヒル スクイッドキーパー DX
バレーヒルのスクイッドキーパーDXは、アルミニウム素材でできたトレーです。熱伝導がよいので冷えやすいです。
アルマイト仕様なので錆びに強いです。
重ねて使用できるので便利です。
ゴールドなので高級感が漂っています。
サイズ違いがあります。