ヤリイカは、ケンサキイカやスルメイカと並んで人気のイカです。
ヤリイカもブランコ仕掛けや直結仕掛けで狙うことができます。
ここでは、ヤリイカ釣りのブランコ仕掛けと釣り方についてご紹介します。
ヤリイカ釣りの時期
ヤリイカ釣りの時期についてご紹介します。ヤリイカは冬から春によく釣れます。
おすすめは11~3月です。
釣りに行く場所にもよりますが、早ければ8月下旬からヤリイカが釣れます。
スルメイカからヤリイカへ交代となります。
釣れるヤリイカは小型が多いです。
初期のヤリイカ釣りは難易度が若干高いです。
簡単には釣れないので攻略しごたえがあります。
ヤリイカ釣りの仕掛け
ヤリイカ釣りの仕掛けについてご紹介します。プラヅノを使ったブランコ仕掛けを使います。
仕掛けは次のとおりです。
竿
竿は、先調子のヤリイカ竿を使います。
長さは1.8~2mです。
リール
リールは、小型の電動リールを使います。
ダイワなら300番、シマノなら1000番がおすすめです。
ライン
ラインは、PEの3~4号を使います。
300m以上巻いておきます。
幹糸
幹糸はフロロカーボンの5~6号を使います。
エダス
エダスはフロロカーボンの3~4号を使います。
長さは8~10cmです
エダスの間隔は1.2~1.3mです。
イカヅノ
イカヅノは11cmのプラヅノを使います。
スルメイカも併せて狙うのなら、14cmを使ってもOKです。
ピンクやケイムラ、ライトブルーなどを付けるとよいです。
ツノの数は、5~8本にしておきます。
オモリ
オモリは120~150号を使います。
その他
ヨリ取りリングを付けてもよいです。
取り込みやすくなるというメリットもあります。
ヤリイカの釣り方
ヤリイカの釣り方についてご紹介します。まず、仕掛けを底まで沈めていきます。
沈めている際に、ヤリイカやスルメイカが乗ってくることがあります。
仕掛けが沈まなくなったり、アタリを感じれば、そこで止めて様子をみます。
何もなければ、底まで沈めます。
着底しても、すぐに誘い始めません。
3~4秒ほどヤリイカが抱いてこないかを確認します。
アタリがなければ、大きくシャクり上げます。
その後、ゆっくり沈めながらリールを巻きます。
一気に沈めてもよいです。
シェイクして止めてアタリを待つのもOKです。
気になるタナは、巻き上げずにそのタナでシャクリ上げては沈めるを繰り返します。
ゆっくり誘うようにします。
ヤリイカは、底から20mぐらいの範囲にいます。
この範囲内を探るようにします。
底から40mぐらいまで巻き上げてから、落とし直してもよいです。
ヤリイカは落ちてくるものに好反応を示すためです。
底にオモリを付けて、ゼロテンで待ってもよいです。
アタリがあれば聞き上げます。
ヤリイカが乗れば、ラインのテンションを緩めないように一定の速さで巻き上げます。
取り込み時にバレることがあるので注意が必要です。