
数年前から、ライト泳がせという釣りが始まりました。
ライトタックルブームに乗って、一気に人気となりました。
ここでは、ライト泳がせ仕掛けと釣り方についてご紹介します。
ライト泳がせとは?おすすめの時期は?
ライト泳がせとは、比較的浅い海域で、生きた小魚をエサとしていろいろな魚種を狙う釣りのことです。相模湾などで人気があります。
ライトという言葉が付いているように、ライトタックルでOKです。
ライト泳がせで釣れる主な魚は、次のとおりです。
- ヒラメ
- マゴチ
- ホウボウ
- マハタ
- アオハタ
- アカハタ
- キジハタ
- オオモンハタ
- メバル
- カサゴ
- シーバス
- マダイ
- ハマチ
- カンパチ
時期や場所によって異なります。
何が釣れるのかわからないのも、ライト泳がせの大きな魅力です。
エサがイワシのなので、イワシがたくさん入ってくる時期がもっともおすすめです。
相模湾では3~4月です。
長い年は6月まで続きます。
あとは、狙う魚によって時期が異なります。
ハマチやカンパチなら5月以降です。
ライト泳がせ釣りの仕掛け
ライト泳がせ釣りの仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。

ロッド
ロッドはオモリ負荷20~60号のライトゲームロッドを使います。
7:3調子が扱いやすいです。
長さは2m前後がおすすめです。
リール
リールは小型の両軸リールを使います。
パワーハンドル付きがよいです。
ライン
ラインはPEの1.5~2号を使います。
リーダー
リーダーはフロロカーボンの5~6号を使います。
長さは1.5m前後取ります。
幹糸
幹糸はフロロカーボンの4~5号を使います。
ハリス
ハリスはフロロカーボンの2~3号を使います。
長さは50~60cmです。
針
針はチヌ5~6号、伊勢尼8号を使います。
1~2本針です。
捨て糸
捨て糸は、フロロカーボンの2~2.5号を使います。
長さは20~30cmです。
オモリ
オモリは25~60号を使います。
船によって異なります。
ライト泳がせのエサ
ライト泳がせのエサについてご紹介します。エサは、生きたイワシを使います。
春から夏はカタクチイワシ、秋以降はマイワシを使うという船があります。
マイワシの方が長く元気に泳ぎ回りますが、仕入れ値が高いです。
どちらを使うかは船によって異なります。
一般的には、カタクチイワシの場合は2本針仕掛け、マイワシの場合は1本針仕掛けを使うことが多いです。
マイワシの場合は孫針を付けてもよいです。
イワシの付け方についてです。
イワシの下アゴから上アゴに針先を抜きます。

ライト泳がせの釣り方
ライト泳がせの釣り方についてご紹介します。まず、仕掛けを底まで沈めていきます。
着底したら、糸ふけを取って竿先をいっぱいまで持ち上げます。
ゆっくりと落とし込んでいきます。
このようにするのは、根掛かりを防止するためとエサをアピールするためです。
オモリが底に着けば、底から20~30cm上げて5~10秒ほどアタリを待ちます。
アタリがなければ、再び底まで沈めて底を取り直します。
20~30cm上げてアタリを待ちます。
これを繰り返します。
喰ってこない時は、竿先を上下に動かします。(シェイク)
これにより、イワシに刺激を与えます。
その後、ピタッと止めます。
うまくいけば、止めた時に喰ってきます。
周りにはアタリがあるのに自分にはアタリがない場合は、イワシが弱っていることが多いです。
すぐにイワシをチェックします。
底がきちんと取れていない場合もアタリが少なくなります。
アタリがあっても、即合わせはNGです。
すっぽ抜けてしまうためです。
アタリがあれば、向こう合わせでよいです。
巻き上げ時は無理は禁物です。
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