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以前は食用として大人気だったワタリガニ。

食べるとおいしいだけに釣る価値は十分あります。

他のターゲットとは異なった釣り方で釣ります。

ここでは、ワタリガニ釣りの仕掛け・釣り方・エサ・ポイントなどについてご紹介します。

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ワタリガニ釣りで釣れるカニの種類

ワタリガニ釣りで釣れるカニの種類には次のものがあります。

ガザミ

ワタリガニと言えば、一般的にはガザミのことを言います。

タイワンガザミ

ガザミよりも南方に生息しています。

オスは青と白のマーブル模様をしています。

メスはガザミと判別しにくいです。

外来種のような名前ですが、在来種です。

イシガニ

甲羅の硬い小型のカニです。

一方でハサミは大きく太いです。

味噌汁などに入れるとおいしいです。

ヒラツメガニ

甲羅の柔らかい比較的小さなカニです。

甲羅の真ん中に「H」の模様が入っています。

外洋に面した砂浜に生息しているので、砂浜でよく釣れます。

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ワタリガニ釣りの仕掛け

ワタリガニ釣りの仕掛けについてご紹介します。

仕掛けは次のとおりです。

ワタリガニ釣りの仕掛けと釣り方

竿

竿は、オモリ負荷30~40号の投げ竿を使います。

カニ網とエサの重さを考慮して竿を選ぶとよいです。

長さは4m前後です。

リール

リールは、大型のスピニングリールを使います。

道糸

道糸は、ナイロンの5~7号またはPEの3~5号を使います。

カニ網を使います。

20~30号のオモリが付いていることが多いです。



大きなカニでも、ラクラク絡め取ってくれます。

サイズはLとLLがあります。

ワタリガニ釣りの場所・ポイント

ワタリガニ釣りの場所・ポイントについてご紹介します。

ワタリガニは、潮の流れの緩やかな場所を好みます。

そのため、内湾のある程度水深のある岸壁や堤防がおすすめです。

砂地や砂泥地であれば、なおよいです。

障害物周辺など地形の変化のある場所に潜んでいます。


砂浜でも釣ることができます。

特に、産卵のため浅場に集まって来る時期が狙い目です。

ワタリガニ釣りのエサ

ワタリガニ釣りのエサについてご紹介します。

エサはサンマイワシです。

身をブツ切りにしたもの内臓が使われます。

とにかく匂いの強いものがおすすめです。

イカの塩辛を混ぜておくとよいです。

エサの詰めすぎには注意が必要です。

詰めすぎると投げることができなくなってしまいます。

ワタリガニ釣りの釣り方

ワタリガニ釣りの釣り方についてご紹介します。

岸壁・堤防

岸壁・堤防では、軽く投げて手前から順に探っていきます。

仕掛けが着底すれば、糸フケを取ります。

カケアガリがあれば、網をその位置まで持っていきます。

そのまま10分ほど待ちます。

ワタリガニが近くにいれば、エサの匂いでやって来ます。

潮の流れが速い場合は、底でカニ網が引っ掛ってしまうことがあるので注意が必要です。


10分経てば、仕掛けを回収します。

ワタリガニが掛っているのかをチェックをします。

釣れていなければ、仕掛けを投げるポイントを変えます。

それでもダメなら、場所を移動します。


砂浜

砂浜では、ワタリガニがいろいろな場所に生息しているため、どこへ投げても釣れる可能性はあります。

ただ、離岸流を利用することができれば釣果アップが可能となります。

それは、離岸流に仕掛けを乗せて沖の深場を狙うことができるためです。

離岸流とは、押し寄せた海水が沖へ戻ろうとする通り道のことです。

沖の方へ強く流れていきます。


離岸流が見つかれば、そこをめがけて仕掛けを投げます。

20mほど流せば、ベイルを戻して1~2分置いておきます。

その後、再び流します。

これを繰り返して、100mほど流せば、仕掛けを回収します。

このようにすることで広範囲を探ることができます。

これ以上流しすぎると、回収が大変な上にカニが逃げてしまいます。


共通

ワタリガニ釣りは、アタリがあって合わせて釣るようなタイプの釣りではありません。

エサに寄ってきたワタリガニはカニ網に引っ掛かってしまいます。

それを利用して釣るのです。

そのため、仕掛けを投入して、ある程度経てば回収します。

回収する際は、ポンピングせずに一定の速度で巻き上げてきます。


ワタリガニが掛っていれば網から外します。

特に、ハサミには気をつけなければなりません。

メゴチバサミなどを使うとよいです。



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