夏の磯釣りと言えば、イシガキダイ釣りをイメージする人が多いかもしれません。
イシガキダイは引きが強いので、非常に楽しいです。
おまけに、刺身などで食べるとおいしいです。
ここでは、イシガキダイ釣りの仕掛けと釣り方・時期についてご紹介します。
イシガキダイ釣りの時期
イシガキダイ釣りの時期についてご紹介します。イシガキダイは初夏~秋にかけて釣れます。
5~11月頃に釣りに行くとよいです。
暑い9~10月頃がベストシーズンです。
数釣りが狙えるのでおすすめです。
イシガキダイ釣りの仕掛け
イシガキダイ釣りの仕掛けについてご紹介します。ブッコミ釣りで使われる仕掛けについてです。
岩礁帯においての底を狙う釣りのため、根掛かり対策をきちんとしておく必要があります。
仕掛けは次のとおりです。
竿
竿はイシダイ竿を使います。長さは5~5.4mです。
リール
リールはイシダイ用両軸リールを使います。中型の両軸リールでもOKです。
道糸
道糸はナイロンの18~22号を使います。PEの12号でもよいです。
瀬ズレワイヤー
瀬ズレワイヤーは37番を使います。長さは50~80cmです。
ハリス
ハリスはハリスワイヤーの38番を使います。イシガキダイは強靭な歯を持っているので、ワイヤーは必須です。
長さは30cmです。
針
針はイシダイ針の14~20号を使います。1本針です。
捨て糸
捨て糸は5~8号を使います。長さは50~60cmです。
オモリ
オモリは20~40号を使います。
イシガキダイ釣りのエサ
イシガキダイ釣りのエサについてご紹介します。エサは、地域によってさまざまなものが使われます。
現地で調達できるエサがあれば、それを使うとよく釣れることがあります。
スタンダードなエサとしてはカニを挙げることができます。
強いニオイで誘います。
ヤドカリでもOKです。
夏~秋にかけておすすめなのがウニです。
食い込みのよいエサとして人気です。
サザエや赤貝などの貝類もおすすめです。
割ったサザエをマキエとして使うこともあります。
そのため、ハンマーを持参しておくとよいです。
イシガキダイの釣り方
イシガキダイの釣り方についてご紹介します。まず、仕掛けを軽くキャストします。
遠投する必要はありません。
着底後、糸ふけを取ってアタリを待ちます。
置き竿でOKです。
アタリがあってもすぐには合わせません。
早合わせは厳禁です。
イシガキダイがエサをしっかり喰い込むまで待ちます。
竿先が大きく引き込まれたら合わせを入れます。
針掛かりすれば、強引にリールを巻き上げます。
できる限り早く浮かせるようにします。
最後は、念のため網ですくようにします。
アタリがない場合は、エサの有無をチェックします。
エサ取りが多いと、エサが残らず釣れません。
そのような場合は、エサ取りが少ないポイントやタナを狙うようにします。
基本的には底を狙う釣りですが、釣れない場合は底から浮かせて釣ってもOKです。
夏であれば、タナが10m以内で喰ってくることがあります。
関連記事