チヌの(ウキ)フカセ釣りでエサは非常に重要です。
エサの選択を誤るとまったく釣れないこともあります。
エサには、刺し餌と撒き餌があります。
ここでは、チヌのフカセ釣りで使う刺し餌と撒き餌についてご紹介します。
チヌの(ウキ)フカセ釣りの刺し餌
チヌの(ウキ)フカセ釣りの刺し餌についてご紹介します。フカセ釣りの刺し餌には、オキアミと練りエサがよく使われます。
コーンを使ってもよいです。
コーンを先に刺してから、その後オキアミを付けるのもありです。
エサの大きさは、大き過ぎても小さ過ぎてもよくありません。
基本的には、針の大きさにエサを合わせます。
小さい針に大きなエサを付けると、外れてしまったり、チヌがエサを食べても針がかりしなかったりします。
途中で、針の大きさを変える場合は、当然エサのサイズも変えないといけません。
また、チヌの反応がよくない場合は、エサの種類を変える必要があります。
今まで喰っていても、急に喰わなくなることがあります。
そのような場合も同じです。
ススム
いろいろな状況に対応できるように、何種類かのエサを用意しておく必要があります。
チヌの(ウキ)フカセ釣りで使う練りエサ
チヌの(ウキ)フカセ釣りで使う練りエサについてご紹介します。練りエサは何種類かの商品を混ぜて使ってもよいです。
おすすめの練りエサは、黄色い「食い渋りイエロー」「エサ持ちイエロー」と赤色の「集魚レッド」です。
すべてマルキューの商品です。
それぞれのエサの特徴は次のとおりです。
イエロー
チヌは、イエローに好反応を示します。
目立ちやすいので、潮が濁っていたり、深場で釣る場合に適しています。
エサ持ちイエローの方がエサ持ちはよいです。
冬場は、食い渋りイエローの方がおすすめです。
レッド
集魚力が高いエサとなっています。
比重が高いのでよく沈みます。
イエローよりも目立ちにくく、沈むのが速い分、エサ盗りに強いです。
基本的には、イエローとレッドのエサを使い分けます。
ただ、常に2つのうちのどちらかを選ぶのではなく、状況に応じてはいろいろな割合で混ぜて使うとよいです。
つまり、それぞれの特徴を活かすようにするのです。
例えば、チヌのイエローに対する反応はよいが、エサ盗りが多い時は、イエローに少しレッドを混ぜてエサ盗りをかわします。
割合は自由に決められるので、自分の好きなエサを作ることができます。
その日にぴったりのエサを作ることができれば、連続ヒットも可能です。
練りエサは、乾燥や雨に弱いです。
密閉された乾燥に強い容器「サーモベイト ステンX(シマノ)」に入れておくとよいです。
チヌの(ウキ)フカセ釣りの撒き餌
チヌの(ウキ)フカセ釣りの撒き餌についてご紹介します。撒き餌は、チヌのフカセ釣りでは欠かせないものです。
撒き餌で、釣果に大きな差が出ることがよくあります。
撒き餌は、自分で作るのが一般的です。
普通は、オキアミをそのまま、あるいは刻んで入れたり、アミを入れたりします。
それに、集魚剤(配合エサ)と水を混ぜます。
撒き餌がしやすい硬さに仕上げることが重要です。
最後に、よくこねます。
よくこねると、海底での撒き餌の効果を伸ばすことが可能です。
比重が軽いものも混ぜておくと、上層から下層まで撒き餌がよく効きます。
おすすめの配合
オキアミ+ナンバー湾チヌツー(マルキュー)+激荒(マルキュー)
底に沈むタイプの撒き餌です。
粘りが出るまでよく混ぜます。
このような配合も面白いですよ。
爆寄せチヌ(マルキュー)+チヌパワー激重(マルキュー)+激荒(マルキュー)
ナンバー湾チヌツー(マルキュー)+激荒(マルキュー)
爆寄せチヌ(マルキュー)+湾チヌスペシャル(マルキュー)+チヌパワームギスペシャル(マルキュー)
撒き餌は、刺し餌以上にいろいろと工夫することができます。
自分だけのオリジナルの撒き餌を研究するとよいです。
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