ワカサギ釣りの時期のおすすめについてご紹介します。
ワカサギはさまざまな場所で釣ることができます。
そこで、ボート・桟橋・ドーム船・氷上といったシチュエーション別に解説します。
ワカサギとはどのような魚で、どのような生態なのかも知っておくとよいでしょう。
目次
ワカサギとは?
ワカサギは、漢字で「公魚」と書きます。普通読めませんね。
ワカサギは、キュウリウオ目キュウリウオ科の魚です。
成魚の体長は、10~15cmほどになります。
小さなサイズのワカサギばかりが釣れることもあってか、ワカサギ自体を何か他の魚の稚魚ではと考えている人がいます。
それは、間違いです。
ワカサギはワカサギです。
決して他の魚の稚魚のことを指して呼んでいるわけではありません。
ワカサギの生態について
ワカサギは、動物性プランクトンを食べています。群れを作って回遊しています。
ワカサギは淡水でしか生きられないと思っている人が多いようですが、実際のところそうではありません。
汽水域や海水域でも生きることができます。
サケと同じように、川で生まれた稚魚が海に下り、冬から春にかけてまた川に帰ってきて産卵を行うのです。
産卵後死んでしまいます。
ワカサギの基本的な寿命は1年です。
その年生まれたワカサギは当歳魚と呼ばれます。
ただし、2年、3年と生きる個体もいます。
2年目の魚は2年魚と呼ばれています。
生息地域は、全国のダム湖、湖沼にまで広がりました。
本来ワカサギは寒冷系の魚なのですが、適応能力が高いので、今や温暖な地域でも見られるようになりました。
日本全国で釣りを楽しめるのは、湖にワカサギの稚魚が放流されているためです。
湖に放流すれば、ワカサギは海に下っていけませんので、自然に繁殖することは難しくなります。
そのため、人工的にふ化が行われているのです。
今ではその技術が高まり、ワカサギをさらに効率的に繁殖させることが可能だといいます。
今後、もっとワカサギがたくさん釣れるようになるかもしれませんね。
ワカサギが釣れる日とは?
天気が崩れる前は狙い目となります。それは、気圧が低くなって活性が上がるためです。
小魚は浮袋を自由に動かせると喰い気がアップします。
満月の時は夜が明るいので、水温が温まった夕方以降に活性が上がります。
その反面、新月の時は暗い夜には捕食せず、昼間に喰うパターンが多いです。
これらのことから、天気が崩れる前と新月の条件を満たす日がよいということになります。
ただ、釣りには絶対ということはありませんので、参考程度にしてください。
ワカサギ釣りのフィールド
ワカサギはどこへ行って釣ればよいのでしょうか?ワカサギ釣りと言えば、凍った湖の上で穴をあけて釣りをしているイメージが強いと思います。
しかし、実際はそうとは限りません。
秋口にも、湖や池で釣りをすることができます。
もちろん、凍っていません。
実際どのようなフィールドで釣りができるのでしょうか?
主なフィールドは4つあります。
- ボート
- 桟橋
- ドーム船
- 氷上
それぞれのフィールドについて、釣れる時期と共に説明します。
ワカサギのボート釣りの時期
ボート釣りが、もっとも早く釣りの時期を迎えます。しかも、数釣りができます。
エサを付けなくても釣れる時期です。
比較的気候のよい時期にできますので、家族れで気軽に行けます。
釣果は、ボートをワカサギのポイントにつけられるかどうかで決まります。
シーズン:7~3月(9~12月がおすすめ)
ワカサギの桟橋釣りの時期
桟橋釣りは、文字どおり湖面に突き出た桟橋からする釣りです。ヘラブナ釣りと兼用の管理釣り場もあります。
1月に入ると、ボートで深場を狙う釣り人が増えます。
シーズン:11~3月
ワカサギのドーム船釣りの時期
ドーム船釣りとは、大型の船で行う釣りです。船の中は比較的暖かく、トイレもあります。
初心者向けの釣り場となっています。
シーズン:9~6月
ワカサギの氷上釣りの時期
氷上釣りは、冬の風物詩と言ってもよいです。ワカサギ釣りと聞いて、ほとんどの人がイメージするシチュエーションです。
氷の上で、穴をあけて釣ります。
最近は、移動式の小屋もあります。
もっとも寒い中での釣りとなりますので、防寒対策は万全に。
シーズン:1~3月
ススム
時期については、年によってかなり異なります。
釣りに行く前に、ネットで調べてください。
釣果情報も調べておくとよいでしょう。
釣りに行く前に、ネットで調べてください。
釣果情報も調べておくとよいでしょう。
ワカサギの釣り方
ワカサギの釣り方についてご紹介します。釣り方は次のとおりです。
参考にしてみてください!