タコ釣りのターゲットと言えば、マダコやイイダコ、テナガダコです。
実は、スナダコというタコもいます。
スナダコも釣ることができます。
ここでは、スナダコ釣りの仕掛けと釣り方などについてご紹介します。
スナダコとは
スナダコはマダコ科に属しています。三陸以南の沿岸に生息しています。
浅い砂地を好みます。
堤防などから釣ることができます。
シルエットは、マダコによく似ています。
大きさはマダコよりも小さく、イイダコよりも大きいです。
テナガダコぐらいです。
体の表面には細かな凹凸があって、ザラザラしています。
食味は肉質が柔らかいです。
マダコと同じような調理法で食べられます。
スナダコ釣りの時期
スナダコ釣りの時期についてご紹介します。スナダコ釣りは、春~梅雨明けぐらいまでがおすすめです。
かなり短いです。
これ以外の時期でも釣ることはできます。
4月はマダコがあまり釣れないので、スナダコを狙うとよいかもしれません。
スナダコ釣りの仕掛け
スナダコ釣りの仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。
ロッド
ロッドは、エギングロッドを使います。
もちろん、タコ専用竿でもOKです。
ただし、あまりにも硬いものは避けます。
長さは2~3mです。
リール
リールはスピニングリールを使います。
サイズは3000番がおすすめです。
ベイトリールでもOKです。
ライン
ラインはPEの4号を使います。
リーダーは使いません。
もちろん、リーダーをセットしてもOKです。
ルアー
ルアーは、タコ専用のエギを使います。
キャスト専用のものを使うと、根掛かりしにくいです。
ワンナックのデビルエイトクローやデビルパラシュートがおすすめです。
オモリ
オモリはナス型オモリの5~8号を使います。
スナダコの釣り方
スナダコの釣り方についてご紹介します。まず、仕掛けを狙いのポイントへキャストします。
着底すれば、ゆっくり仕掛けを引いてきます。
ある程度引けば、1度止めてスナダコが抱き付いてくる間を与えてやります。
アタリがなければ、再度引き始めます。
たまに、シェイクを入れて誘うと効果的です。
スナダコは、マダコよりも臆病です。
そのため、あまりにも大きく誘うのはNGです。
ルアーに抱き付いてくれなくなります。
できるだけ優しく誘います。
アタリがあってもすぐには合わせません。
ここで合わせてもフッキングしません。
先ほども言いましたが、スナダコは臆病です。
そのため、一気にルアーに抱き付いてきません。
アタリがあった場合、そのまま優しく誘い続けて、しっかりルアーを抱き込ませます。
そうすれば、しっかりフッキングします。
あとは、ラインのテンションを緩めないように巻いてきます。
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