マゴチと言えば、ルアー釣りのイメージが強いです。
しかし、堤防やサーフからの投げ釣りでも狙うことができます。
ここでは、マゴチの投げ釣り仕掛けと釣り方についてご紹介します。
マゴチの投げ釣りの時期・時間帯
マゴチの投げ釣りの時期についてご紹介します。マゴチ釣りの時期は5~11月頃です。
ただし、真冬の寒い時期以外は釣れなくはありません。
中でも、春と秋がベストシーズンとなっています。
6月半ば~10月にかけてがよく釣れます。
マゴチ釣りのおすすめの時間帯は朝夕マズメです。
この時間帯前後になると、活性が高くなってエサを求めて動き回ります。
日中でも釣ることは可能です。
また、潮の止まりかけや動き始めもチャンスです。
マゴチ釣りの投げ釣り仕掛け
マゴチ釣りの投げ釣り仕掛けは、次のとおりです。海草天秤を使った固定式の仕掛けです。
海草天秤を使った遊動式の仕掛けです。
どちらの仕掛けでも、マゴチ以外にヒラメやチヌ、カサゴなども釣れます。
2つの仕掛けの組み合わせを変えてもよいです。
上に1本針仕掛け、下に親針孫針仕掛けを使ってもよいです。
竿
竿は、オモリ負荷30号前後の投げ竿を使います。長さは4m前後がおすすめです。
磯竿の3~5号でもOKです。
長さは3~4mでよいです。
ある程度の距離をキャストできて、良型のマゴチが喰ってきても耐えられる強度があれば問題ありません。
リール
リールは、中~大型のスピニングリールまたは投げ専用リールを使います。ドラグ付きを選びます。
道糸・力糸
道糸は、PEの2~3号を使います。200m巻いておきます。
PE力糸の4~5号を取り付けておきます。
ナイロンなら3~5号です
ナイロン力糸の5~12号がおすすめです。
テーパーラインでもOKです。
テーパーラインとは、力糸とラインが一体となっているものです。
天秤
天秤は、海草天秤の20~30号を使います。スナズリ
スナズリは40cmです。ハリス
ハリスは、フロロカーボンの6~8号を使います。長さは1~1.5mです。
針
針は、1本針と2連針があります。エサの種類などによって使い分けます。
丸セイゴ針の17号(親針・1本針仕掛け)と丸セイゴ針の14号(孫針)を使います。
釣りに行く場所などによって変わってきます。
マゴチの投げ釣りのエサ
マゴチの投げ釣りのエサについてご紹介します。エサは、生きたイワシやアジ、キスなどを使います。
現地でエサを調達してもOKです。
最近は、塩イワシが人気です。
サンマの切り身なども使えます。
マゴチの投げ釣りポイント
マゴチの投げ釣りポイントについてご紹介します。キスがいるサーフやイワシなどが回遊する堤防がおすすめです。
堤防なら、周辺に砂泥底が広がっているところがよいです。
その中で、潮通しがよく、潮の流れに変化が生じるところを探します。
堤防の先端やコーナー付近などが狙い目となります。
マゴチの投げ釣りの釣り方
マゴチの投げ釣りの釣り方についてご紹介します。まず、仕掛けをキャストします。
生きたイワシをエサにした場合は、できる限り丁寧にゆっくりと投げます。
遠くだけでなく、近くでも喰ってくることがあります。
広範囲を探ります。
カケアガリなど地形の変化のあるポイントに仕掛けを持っていくと、マゴチが釣れやすいです。
底に着いたら、道糸をピンと張っておきます。
後は、アタリを待つだけです。
基本的には置き竿でよいです。
ただし、定期的に(5分程度に1回)仕掛けを動かして誘いをかけます。
特に、塩シワシを使った際は誘いをかけないと喰ってくれないことが多いです。
アタリがなければ、ズル引きをしたり、リフト&フォールで誘ってもよいです。
こまめにエサのチェックを行うようにします。
アタリがあっても、ヒラメ同様に早合わせは禁物です。
しっかり喰い込ませてから合わせないといけません。
アタリがあった後、少し待ってから穂先で聞いていきます。
重みを感じれば、ロッドを大きく立てて合わせます。
針掛かりすれば、道糸のテンションを緩めないようにして巻き上げます。
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