メダイ釣りは、それほどメジャーな釣りではありません。
しかし、一部の釣り人の間では非常に人気が高いです。
1m近いジャンボメダイが釣れることもあるためです。
体高もあるので、本当にデカいです。
1度釣り上げると病みつきになります。
ここでは、メダイ釣りの仕掛けと釣り方・エサについてご紹介します。
メダイとは
メダイはイボダイ科メダイ属の魚です。北海道から九州の沿岸まで幅広く生息しています。
1mを超える個体もいます。
体のサイズに対して目と尾鰭が大きいです。
体表はぬるぬるの粘液で覆われています。
引きは強烈で、大型になるとブリにも劣りません。
メダイ釣りの時期
メダイ釣りの時期についてご紹介します。メダイ釣りは、京都府や福井県などで人気です。
どこでも釣れる魚ではないので、事前に確認しておくとよいです。
時期としては、秋から春にかけてよく釣れます。
特に10~11月は大型が釣れるのでおすすめです。
1m近いメダイが釣れます。
冬から春にかけて、50~60cmとサイズは小さくなります。
その代わり、数が釣れるようになります。
小さいと言っても、結構引きは強いです。
メダイ釣りの仕掛け
メダイ釣りの仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。
竿
竿は、オモリ150~200号を掛けられる胴調子の船竿を使います。
7:3または6:4調子の80号の船竿でもOKです。
長さは、3.3~3.6mがおすすめです。
リール
リールは、大型の電動リールを使います。
ダイワなら500番、シマノなら3000番がおすすめです。
ライン
ラインは、PEの4~5号を使います。
天秤
天秤は、パイプ天秤を使います。
中のクッションゴムは径3mmで長さ1mです。
クッションゴム
クッションゴムは、径3mmで長さ1mです。
コマセカゴ
コマセカゴは、ステンレス製のカゴやロケットなどを使います。
オモリ
オモリは150~200号を使います。
船で指定されることが多いです。
ハリス
ハリスは、フロロカーボンの8~10号です。
全長は3m前後です。
エダス
エダスは、フロロカーボンの8~10号です。
長さは50cmです。
針
針は、ヒラマサ針、伊勢尼の13~14号を使います。
2本針です。
メダイ釣りのエサ
メダイ釣りのエサについてご紹介します。刺し餌は、オキアミを使います。
抱き合わせにして針に付けます。
イカの短冊やサンマの塩漬けでもOKです。
オキアミがもっともおすすめのエサです。
撒き餌もオキアミを使います。
コマセカゴにオキアミを詰めすぎると出が悪くなるので、7~8割ほどにしておきます。
メダイ釣りの釣り方
メダイ釣りの釣り方についてご紹介します。まず、指示ダナ+仕掛け分沈めます。
すぐに指示ダナまで巻き上げます。
このようにすることで、仕掛けと針を離して絡まないようにします。
その後、1~2回大きくシャクッてアタリを待ちます。
潮が流れていない場合は、再度仕掛け分を巻き上げます。
撒き餌のオキアミは一気に出すのではなく、ポロポロと出ていくぐらいの方がよいです。
竿をシャクッて出た撒き餌と刺し餌が同調するようなイメージで誘いをかけます。
誘いを頻繁に行う方が喰ってくる確率が上がります。
1分おきに誘いをかけます。
メダイはタナが合わないと喰ってくれません。
そのため、アタリがなければ2~3回誘った後はタナを1m上げるとよいです。
これを繰り返して、どんどん誘い上げていきます。
メダイのアタリは強烈です。
竿先が一気に海中に突っ込みます。
そのため、向こう合わせでよいです。
竿を竿受けに置いたまま電動リールの巻き上げを開始します。
巻き上げる速さは中速でOKです。
ドラグは、メダイが走ればラインが出るぐらいに調整しておきます。
緩すぎると、上げるのに時間がかかってしまって周りの人に迷惑をかけます。
それに、メダイが走り回ってオマツリしてしまいます。
電動リールで巻き上げている最中に、手でラインをたぐって電動リールの巻き上げを補助してやるとよいです。
メダイが止まったタイミングで一気にたぐり寄せます。
メダイが走れば、止まるまで待ちます。
これを繰り返して上げてきます。
良型は網ですくいます。