大物を狙いやすいと言われる落とし込み釣り。
落とし込み釣りでブリを釣ることができます。
では、どのような仕掛け・釣り方で狙っていけばよいのでしょうか?
ここでは、ブリの落とし込み釣り仕掛けと釣り方についてご紹介します。
ブリの落とし込み釣りの時期
ブリの落とし込み釣りの時期についてご紹介します。落とし込み釣りは秋~冬に行われます。
この時期に出る船が多いためです。
ブリは晩秋以降によく釣れます。
そのため、落とし込み釣りでブリを狙うのなら11~1月頃が狙い目です。
時期は地域などによって異なります。
ブリの落とし込み釣りの仕掛け
ブリの落とし込み釣りの仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。
竿
竿は落とし込み専用竿を使います。150号のオモリに対応するものがおすすめです。
6:4~7:3調子でオモリ負荷150号の船竿(ビシ竿など)でもOKです。
長さは2.4m前後です。
リール
リールは中型の電動リールを使います。ダイワなら500番、シマノなら3000番がおすすめです。
道糸
道糸はPEの4~8号を使います。先糸
先糸はフロロカーボンの16~18号を使います。道糸に直結します。
幹糸
幹糸はフロロカーボンの12~14号を使います。ハリス
ハリスはフロロカーボンの10~12号を使います。長さは70cm前後、間隔は150cm前後です。
針
針はムツ太地の17~18号を使います。フラッシャー付きです。
2~3本針です。
オモリ
オモリは150号を使います。釣り船や状況によって重さは異なります。
ブリの落とし込み釣りのエサ
ブリの落とし込み釣りのエサについてご紹介します。ブリ釣りに必要な小魚を釣るためのエサは不要です。
フラッシャーが付いた針で誘って喰わせるためです。
もちろん、オキアミなどのエサを付けても問題ありません。
ブリ釣りのエサとなるのはアジ・サバ・イワシです。
釣りに行く場所や時期によって狙える魚は異なります。
ブリの落とし込み釣りの釣り方
ブリの落とし込み釣りの釣り方についてご紹介します。まず、エサとなる魚をかけます。
船長から指示された上のタナまでは速く沈め、そこからゆっくり沈めていきます。(サミング)
これだけでも喰ってきます。
喰わなければ、沈める速さを遅くするなど変化を付けます。
他には、沈めては止めるを繰り返すのも効果的です。(ストップ&ゴー)
同じタナでシャクり上げては沈めるを繰り返してもOKです。
指示ダナを過ぎてしまえば、再度巻き上げて誘っていきます。
魚が針に掛かるまで何度でも行います。
魚が針に掛かると、竿先にコンコンという小さなアタリを感じることができます。
うまく魚が掛かれば、指示ダナ(底付近が多い)まで沈めていきます。
しばらく待ってもアタリがなければ軽くシャクッてみるとよいです。
それでもアタリがなければ、エサがなくなっていたり、弱ってしまっている可能性があります。
もう一度エサとなる魚を針に掛けるところからはじめます。
ブリがエサに喰い付けば、竿が一気に大きく曲がり込みます。
基本的には向こう合わせでよいです。
ブリは喰い上げることが多いです。
ブリが仕掛けを持ち上げてしまって、曲がっていた竿先が水平になります。
この場合は、糸ふけを取ってから合わせを入れます。
針掛かりすれば、できるだけ早く底から引き離すようにします。
ある程度浮かせることができれば、あとはドラグを効かせて慎重に巻き上げるとよいです。
アタリがない場合は、タナを少し変えてみるとよいです。
タナを変えることで、活性の高いブリがエサを喰ってくれることがあります。
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