
「カツオっていつ釣れるの?」「どうやって釣るのが正解?」と疑問に思う方も多いでしょう。そこで今回は、カツオ釣りのベストな時期やシーズンごとの特徴、さらには船釣りやおかっぱり(岸釣り)での攻略法までを徹底解説します。この記事を読んで、ぜひ極上のカツオを釣り上げるためのヒントを手に入れてください!
目次
- 1 カツオとは
- 2 カツオ釣りの時期・シーズンはいつ?2つのベストタイミングを徹底解説
- 3 【地域別】カツオが釣れる時期と有名ポイントの特徴
- 4 【船釣り(オフショア)】時期・シーズン別のカツオの釣り方とタックル解説
- 5 【おかっぱり(堤防・地磯)】からカツオを狙える時期と釣り方
- 6 カツオ釣りが最も釣れるベストな時間帯は?「朝マズメ」と「夕マズメ」が最強の理由
- 7 時間帯で激変するカツオの習性!釣果を左右する「タナ(水深)」の移動パターン
- 8 【船(オフショア)編】時間帯別のカツオ攻略法!水深・タックル・誘い方の正解
- 9 【おかっぱり(ショア)編】堤防・サーフからカツオを仕留める時間帯とポイント
- 10 カツオ釣りの時期や釣り方をマスターして釣果を伸ばそう!
カツオとは
カツオはスズキ目サバ科に分類される魚です。カツオには、ハガツオ・ヒラソウダガツオ・マルソウダガツオ・スマガツオといったものもいます。それらと区別するために、カツオは本ガツオやマガツオと呼ばれています。カツオは比較的暖かい海域に生息しています。太平洋側で多く見られ、日本海側ではほとんど見られません。表層付近で群れを作って遊泳しています。
季節によって大きく移動します。春は黒潮に乗って北上し、秋に南下します。移動の時期は、海水温や黒潮の流れなどによって変わります。
カツオは最大で1mほどにまで成長します。よく釣れるのは50cm前後の個体です。肉食性で、魚や甲殻類などを捕食します。
カツオ釣りの時期・シーズンはいつ?2つのベストタイミングを徹底解説
カツオ釣りのおすすめの時期は、大きく分けて2回あります。それは、春と秋です。
春から初夏に北上する「初鰹(はつがつお)」シーズン(5〜6月)
春は黒潮に乗って三陸沖まで北上します。この時期のカツオは初ガツオと呼ばれています。3月頃から釣れ始め、5~6月頃が狙い目です。秋に比べると、サイズは小型が多いです。ただ、警戒心がそこまで強くないので比較的釣りやすいです。うまくいくと数釣りが楽しめます。さっぱりしていておいしいです。
秋に脂を蓄えて南下する「戻り鰹(もどりがつお)」シーズン(8〜10月)
秋は三陸沖で成長したカツオが鹿児島の方へ南下します。この時期のカツオは戻りガツオと呼ばれています。8~10月頃が狙い目です。春に比べると大きくなっています。大型を釣りたいならこの時期がおすすめです。ただ、警戒心が強いので春ほど簡単には釣れません。11月に入ると徐々に釣れなくなっていきます。
脂が乗っていて人気が高いです。マグロのトロにも負けないと言われています。
【地域別】カツオが釣れる時期と有名ポイントの特徴
カツオは回遊魚なので、地域によって釣れる時期が変わります。ここでは、有名なエリアの時期と特徴をご紹介します。関東エリア(相模湾・駿河湾)のシーズンと特徴
関東エリアでは、相模湾や駿河湾でのカツオ釣りが非常に人気です。夏から秋(8~10月頃)にかけてが本格的なシーズンです。この時期になると、大型の乗合船がたくさん出船します。相模湾のコマセ釣りは夏の風物詩として有名です。キハダマグロと一緒に狙えることも多く、釣り人にとって熱い時期になります。
関西・東海エリア(南紀沖・遠州灘)のシーズンと特徴
関西・東海エリアでは、和歌山の南紀沖や静岡の遠州灘などが有名です。関東よりも少し早い初夏から秋にかけて楽しめます。黒潮が近くを通るため、カツオの回遊も豊富です。ルアーでのキャスティングゲームも盛んに行われています。鳥山(海鳥の群れ)を見つけて船で追いかける釣りはスリル満点です。
【船釣り(オフショア)】時期・シーズン別のカツオの釣り方とタックル解説
船からカツオを狙う釣り方には、いくつか種類があります。時期や状況によって釣り方を変えるのが釣果を伸ばすコツです。秋の風物詩!「コマセ釣り」の特徴(時期:8〜10月)
コマセ釣りは、オキアミなどの撒き餌を使ってカツオを寄せる釣り方です。8~10月頃の戻りガツオを狙うのに適しています。カツオの群れを足止めできるため、船全体で釣果が上がりやすいです。初心者におすすめのコマセ釣り基本タックルと仕掛け(竿・リール・ハリス)
カツオは引きが強いので、タックルは頑丈なものが必要です。竿は2m前後の青物用や青物専用のワンピースロッドがおすすめです。リールは、電動リールか大型の両軸リールを使います。ラインはPEラインの6~8号を巻いておきます。仕掛けは、片天秤にフロロカーボンのハリス(14~16号)を2~3mほど取ります。針はヒラマサ針やカツオ専用針を使います。
コマセ釣りでのタナ(水深)の合わせ方と鋭い誘い方のコツ
コマセ釣りで一番重要なのは、船長が指示するタナ(水深)を正確に守ることです。指示ダナより下まで仕掛けを落としてから、コマセを巻きながらタナまで巻き上げます。カツオは動きが速いので、コマセを撒いたらすぐにアタリを待ちます。アタリがなければ、回収してすぐに打ち直す手返しの良さが大切です。
夏の群れをスピード攻略!「ルアー・エビング釣り」の特徴(時期:5〜8月)
ルアー釣りやエビングは、ルアーのアクションでカツオを食わせる釣り方です。主に5~8月頃の初ガツオを狙うのにおすすめです。ナブラ(小魚が水面に追いつめられている状態)を見つけて直撃させます。キャスティング・ジギングのタックル選びと激しい誘い方
キャスティングでは、7〜8フィートのオフショア用キャスティングロッドを使います。リールはスピニングリールの6000〜8000番クラスが基本です。ルアーは30〜50gのシンキングペンシルやメタルジグを使います。着水したら、表層を高速で巻き取るのがコツです。カツオは動くものに反応するので、見切られないように速く動かします。
食い渋る時期に絶大な威力を発揮する「エビング」の仕掛けと狙う水深
エビングは、直線天秤にメタルジグをつけて、その先にハリスとワームを結ぶ釣り方です。ルアーを見切ってしまうような食い渋りの時期に効果的です。メタルジグの動きで魚を寄せて、ワームで食わせます。狙う水深は、船長の指示ダナを中心に探ります。ジギングと同じようにシャクって誘いを入れます。
【おかっぱり(堤防・地磯)】からカツオを狙える時期と釣り方
カツオは船釣りだけでなく、おかっぱり(岸)からも釣ることができます。おかっぱりで釣れるカツオの種類(ソウダガツオ・スマ)とベストシーズン(7〜9月)
岸から釣れるカツオは、本ガツオよりもソウダガツオやスマガツオが多いです。ベストシーズンは水温が上がる7~9月頃です。潮通しの良い防波堤や地磯などに回遊してきます。強い引きが楽しめるので、ショアジギングのターゲットとして人気です。ライトショアジギングや弓角(ゆみづの)でのポイント選びと誘い方の基本
釣り方は、30〜40gのメタルジグを使ったライトショアジギングが手軽です。また、日本古来のルアーである「弓角」を使ったサーフトローリングも非常に有効です。ポイントは、潮目(海流がぶつかる場所)やナブラが起きている場所を狙います。基本は表層のタダ巻きか、軽くアクションをつけながらのファーストリトリーブ(早巻き)です。
カツオ釣りが最も釣れるベストな時間帯は?「朝マズメ」と「夕マズメ」が最強の理由
カツオ釣りでは、釣れる時間帯がはっきりしています。日の出前後の「朝マズメ」(朝5〜7時)にナブラが多発する理由
カツオ釣りの最大のチャンスは、日の出前後の朝マズメです。この時間はプランクトンが海面近くに浮上し、それを食べる小魚も集まります。カツオもエサを求めて表層に上がってくるため、ナブラが起きやすくなります。警戒心も薄れているため、ルアーやエサに積極的にアタックしてきます。日の入り前の「夕マズメ」(夕方16〜18時)に再びカツオの活性が上がる理由
夕方の日の入り前である夕マズメも、再びチャンスが訪れる時間帯です。日中は深場に沈んでいたカツオが、暗くなる前にエサを求めて再び浅場へ移動します。朝ほどではありませんが、活性が高まるので集中して狙う価値があります。時間帯で激変するカツオの習性!釣果を左右する「タナ(水深)」の移動パターン
カツオは時間帯によって泳ぐ水深(タナ)が大きく変わります。これを理解しておくことが釣果アップにつながります。朝夕のチャンスタイムは「表層(水深0〜15m)」を高速回遊する
朝マズメや夕マズメの活性が高い時間は、エサを追って表層を泳ぎ回ります。水深0〜15mほどの浅いタナを高速で回遊します。水面にカツオが跳ねる姿が見えることも多いです。この時間は、キャスティングゲームなど表層を狙う釣りが有利です。日中(10〜14時)は強い日差しを嫌って「深場(水深30〜60m)」へ沈む
太陽が高く昇る日中は、カツオの行動が変わります。強い日差しや水温の上昇を嫌い、水深30〜60mの深場へ移動してしまいます。表層ではナブラも出なくなり、ルアーを投げても反応がなくなります。この時間帯は、少し深いタナを狙う工夫が必要です。【船(オフショア)編】時間帯別のカツオ攻略法!水深・タックル・誘い方の正解
船釣りでは、時間帯に合わせて釣り方を変えるのがポイントです。朝イチの表層ナブラ撃ち!キャスティング攻略法とは
朝イチは、鳥山やナブラを探して船を走らせます。見つけたら、シンキングペンシルなどをナブラの奥にキャストします。ルアーを沈めずに、着水と同時に表層をスキッピング(水面を跳ねさせる)させるのも有効です。見切られないようにスピーディーに誘いましょう。日中の深場に落ちた群れを直撃!60〜100gのメタルジグを使ったジギング戦略
日中になって群れが深場に沈んだら、ジギングの出番です。60〜100gの少し重めのメタルジグを使って、水深30〜60mまで落とします。指示ダナまで沈めたら、ワンピッチジャークなどでリズミカルに誘い上げます。フォール(沈むとき)にアタリが出ることもあるので、糸の動きに注意します。どの時間帯でも安定した釣果!オキアミを使ったコマセ釣りの正確なタナ合わせのコツ
コマセ釣りは、タナを合わせることでどの時間帯でも安定して釣ることができます。朝は浅いタナ、日中は深いタナなど、船長の指示にしっかりと従うことが重要です。コマセの帯の中に仕掛けを同調させるイメージで釣りをします。仕掛けが長いので、絡まないように投入や回収に気をつけてください。【おかっぱり(ショア)編】堤防・サーフからカツオを仕留める時間帯とポイント
おかっぱりからカツオを釣る際も、時間帯がカギになります。ソウダガツオやスマが激しく接岸する「朝マズメ」の潮目を狙うショアジギング
おかっぱりでの勝負は、圧倒的に朝マズメが有利です。ソウダガツオなどがエサを追って岸の近くまで寄ってきます。潮目や潮通しの良いポイントを見つけて、メタルジグを遠投します。着水後すぐに早巻きして、表層をアピールしましょう。回遊がピタッと止まる日中に「一瞬のジアイ」を逃さないポイント選びとボトム攻略
日中になると、岸から届く範囲から群れがいなくなることが多いです。しかし、潮の変わり目などに一瞬だけ回遊してくる「ジアイ」があります。これを逃さないためには、少しでも水深があるポイントを選ぶことが大切です。表層だけでなく、ボトム(底)付近までジグを沈めて探るのもひとつの手です。カツオ釣りの時期や釣り方をマスターして釣果を伸ばそう!
今回は、カツオ釣りの時期や釣り方などについてご紹介しました。カツオは春の初ガツオ、秋の戻りガツオと、季節によって違う味わいが楽しめます。また、船釣りからおかっぱりまで、様々な狙い方ができるのも魅力です。時間帯によって泳ぐタナが変わるという習性を理解しておけば、さらに釣果を伸ばすことができるはずです。引きが強くスリリングなファイトが楽しめるカツオ釣り。ぜひ、ベストな時期とタイミングを狙って挑戦してみてください!
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