タコは底にいるので、基本的にはオモリで仕掛けを底まで沈めて釣ります。
そのため、オモリはタコ釣りには欠かせないアイテムです。
では、オモリはどのようなものでもよいのでしょうか?
ここでは、タコ釣りで使うオモリの選び方についてご紹介します。
タコ釣りのオモリは何でもよい!?
タコ釣りで使うオモリは、何でも構いません。鉛製のものでもよいし、蛍光タイプのものでもよいです。
どのようなオモリを使っても釣れないということはありません。
ただし、重さについては必ず守るようにします。
指示された重さを使わないと、オマツリして他の人に迷惑を掛けることになります。
しかし、最近はタコ釣りに適したオモリが登場してきています。
どういうことかと言うと、オモリでもタコにアピールしようというのです。
タコ釣りは、タコにいかにアピールできるかが勝負というところがあります。
そのため、オモリにもタコを寄せるためのさまざまな工夫が施されています。
アピールしないよりはした方がよいという考え方です。
個人的におすすめするオモリをご紹介します。
ルミカ 寄ってこい タコ足シンカー
寄ってこい タコ足シンカーは、スティック型のオモリなので根掛かりにしにくいです。発光体やラトルスティックを装着できるようになっています。
光と音でタコにアピールできます。
重さは50号のみです。
カラーは、ネオンイエロー・ネオンレッド・アカキンゼブラ・シルバーゼブラ・ブルピンゼブラの5色あります。
ルミカ 光略カスタムシンカー
光略カスタムシンカーは、タコに光と音でアピールすることができるオモリです。オモリの両面にはそれぞれくぼみがあります。
そこには、ラトルスティックと発光体を装着することができます。
ラトルスティックとは、中に鉄製の球が入っていて、振るとカチカチと音が鳴ります。
海中でも誘いをかけると、音が出ます。
音でタコにアピールすることができます。
発光体とは、ケミホタルのことだと思ってください。
要は、光でタコにアピールしようというのです。
カラーはイエローかレッドを使うとよいです。
組み合わせは自由で、ラトルスティックと発光体を1つずつ装着してもよいですし、どちらかを両面に装着してもよいです。
この辺は好きなようにできます。
特にこだわりがないのなら、ラトルスティックと発光体を1つずつ装着すればよいです。
状況に応じて、このように使うこともできます。
浅場や晴れの日の日中は、比較的明るいです。
そのため、音でのアピールを重視します。
両面にラトルスティックを装着します。
一方の深場や早朝、曇り・雨の日は比較的暗いです。
そのため、光でのアピールを重視します。
両面に発光体を装着します。
こちらは目安です。
もちろん、光と音の両方でアピールしたいのなら、ラトルスティックと発光体を1つずつ装着するとよいです。
オモリ自体のカラーは、基本的には好きなものを選ぶとよいです。
カラーは、次のように使い分けてもよいです。
<浅場・深場>
ネオンレッド・マットブラック
<浅場>
ブルピンゼブラ・シルバーゼブラ・ネオンピンク
<深場>
ピーチグロー
浅場でのタコ釣りが多いので、浅場に適したカラーが多いようです。
こちらも目安です。
いろいろ試してみるとよいです。
船匠 踊るタコエギシンカー50
踊るタコエギシンカー50は、光や音ではアピールしません。ここでの光とは、発光体を使った光のことを指します。
そのため、オモリ自体のカラーの違いによる光の強弱などはあります。
このオモリ最大の特徴は、ワームを装着することができる点です。
オモリからワイヤーが出ていて、そこにワームを固定できるようになっています。
誘いをかけた際に、装着したワームも動いてタコにアピールすることができます。
ワームは、ストレート系やクロー系を付ける人が多いです。
釣り番組でよく見かけるオモリです。
一度試してみるとよいです。
普通のオモリでも、踊るタコエギシンカー50のようにワームでアピールしてタコを寄せることができます。
「踊るタコタコニードル」という商品を使います。
踊るタコエギシンカー50のワームを装着するワイヤー部分をスナップで取り付けることができるようにしたものです。
これなら、どのようなオモリでも装着OKです。
オモリにもこだわってみると、タコ釣りをより楽しめます。
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