ワタリガニは大きなハサミが特徴のカニです。
身は甘く、カニミソもおいしいことから、釣りの人気のターゲットとなっています。
ワタリガニは、港湾部からサーフまでいろいろな場所で釣れます。
実績のある釣り場に釣りに行くことをおすすめします。
ここでは、千葉のワタリガニ釣りにおすすめの釣り場についてご紹介します。
※地図に印を入れていますが、印の場所だけではなく、印を含めてその周辺の広い範囲で釣れます。
目次
【ワタリガニの釣り場①】九十九里海岸
九十九里海岸は、日本最大級の砂浜海岸として知られています。九十九里海岸は、遠浅のサーフになっており、多くの河川の流れ込みにより栄養が豊富です。
ヘッドランドの建設によって、離岸流が発生しやすくなっています。
これらのことから、九十九里海岸全域はワタリガニ釣りの好ポイントとなっています。
中でも、一宮海岸と栗山川河口が狙い目です。
一宮海岸
一宮海岸は、九十九里海岸の南端に位置します。一宮川河口周辺のヘッドライト地帯で釣ります。
このポイントは比較的水深のあるサーフです。
遠投しなくても釣れます。
離岸流が発生しやすいので、離岸流を利用して仕掛けを送り込みます。
ヒラツメガニがよく釣れます。
栗山川河口
栗山川は、栗山川漁港の近くから海につながっています。河口はイシモチのポイントとして知られています。
遠浅サーフで、ヒラツメガニがよく釣れます。
釣り場は広大ですが、やみくもに狙うのは効率が悪いです。
ここでは、ミオと呼ばれる他よりも深くなっている場所を探っていきます。
ワタリガニは、ミオに集まっていることが多いためです。
ミオの探し方についてです。
ミオは波が崩れにくいです。
逆に、浅瀬は波が崩れやすいです。
波の立ち方でミオの場所をイメージして釣るとよいです。
時期や状況によっては、50杯以上釣ることが可能です。
【ワタリガニの釣り場②】南房総・富浦新港
富浦新港は、大房岬の北の方にある大きな港です。北ケイセン場とも呼ばれています。
2本の堤防があります。
海に向かって右側にある堤防の付けがポイントとなっています。
ワタリガニは、港の内側で釣ります。
外側はキスが釣れます。
水深が深いので、干潮でも釣ることができます。
仕掛けを軽くキャストして、捨て石の先を狙います。
砂地と泥の底があるので、砂地で釣るようにします。
タイワンガザミがよく釣れます。
【ワタリガニの釣り場③】富津・竹岡港
竹岡港は、白狐川河口の右岸に位置する港です。釣人はあまり多くない穴場的な釣り場です。
2本の堤防が延びています。
ワタリガニ釣りは、海に向かって左側の堤防から港の内側・外側ともに行えます。
河口に近い堤防の付け根あたりが好ポイントです。
外側は消波ブロックが積まれているので、投げ竿を使って遠投する必要があります。
満潮前後が狙い目となっています。
上げにかけての方が、流れが緩やかなのでおすすめです。
内側は、シェードや堤防のコーナーなどを狙ってみるとよいです。
際を攻めるとよいです。
タイワンガザミが釣れます。
【ワタリガニの釣り場④】富津・大貫港
大貫港は、東京湾の出口付近に位置する港です。サーフの中に造られているため、投げ釣りを行う人が多いです。
足場がよいので、家族連れで賑わっています。
ワタリガニ釣りは、港内奥の船溜まり付近が狙い目です。
竿1本分ほどキャストして釣ります。
ロープに引っ掛けないように注意しなければなりません。
満潮前後がおすすめです。
【ワタリガニの釣り場⑤】富津・下洲港
下洲港は、富津岬の南の方に位置する比較的大きな港です。サーフに造られていることもあって、周辺は浅く、砂底になっています。
海に向かって左側にある赤灯堤防がおすすめのポイントです。
外側には消波ブロックが積まれています。
狙うのは内側です。
堤防の際でも釣れますが、少しキャストしてカケアガリを狙うとよいです。
他にも、港内の岸壁などからも釣れます。
際や少し沖の方を狙います。
【ワタリガニの釣り場⑥】木更津・内港公園
木更津港は、比較的大きな港です。ハゼ釣りの人気スポットとなっています。
ワタリガニ釣りは、木更津港内にある内港公園がおすすめです。
駐車場やトイレがあります。
岸壁には手すりがあって足場がよいです。
家族連れに最適な釣り場です。
岸壁ならどこでも釣れます。
しかも、足元でよく釣れます。
障害物の少ない場所を探して釣ると、根掛かりしません。
関連記事