ボートからのメバリングの人気が高まっています。
ワームよりもメバルの反応がよいことがあります。
ここでは、ボートメバリングのプラッキングのタックルと釣り方についてご紹介します。
メタルジグによる釣りについても解説しています。
目次
ボートメバリングのプラッキングとは
ボートメバルのプラッギングとは、簡単に言うとプラグで行うボートからのメバリングのことです。プラグを使うのには、次のようなメリットがあります。
- 飛距離が出る
- 狙った一定のタナを引いてこられる
- タイプを使い分けることで表層から底まで狙える
時期などによっては、ワームよりもプラグの方がよく釣れることがあります。
ボートメバリングのプラッキングの時期
ボートメバリングのプラッキングは、年明けから5月頃まで行うことができます。ベストシーズンは、2~4月となっています。
夜釣りがおすすめですが、日中でも釣れます。
プラグは、暖かくなって浮いてきたメバルを狙うのに適しています。
この時期になると、大型も釣れるようになります。
時期は、場所によって異なります。
ボートメバルのプラッギングのタックル
ボートメバルのプラッギングのタックルについてご紹介します。仕掛けは、次のとおりです。
ロッド
ロッドは、メバリングロッドを使います。
取り回しのよい短めのものが使いやすいです。
6~7フィートがおすすめです。
女性は、できるだけ軽いものの方がよいです。
硬さは、使用するプラグの重さによって変わりますが、ウルトラライトが最適です。
リール
リールは、スピニングリールを使います。
サイズは、2000~2500番がおすすめです。
ライン
ラインは、PEの0.2~0.4号を使います。
リーダー
リーダーは、フロロカーボンの2.5~4lbをセットします。
プラグ
プラグは、主にミノーとシンキングペンシルを使います。
狙うタナとベイトのサイズでプラグを選ぶとよいです。
プラグの重さは2~5gのものをよく使います。
潮や狙うタナの深さなどによって変わります。
ボートメバルのプラッギングのポイント
ボートメバルのプラッギングのポイントについてご紹介します。ボートからの釣りでは、岸壁や消波ブロックなどがおすすめです。
ベイトが集まりやすいためです。
夜間は常夜灯周辺が好ポイントとなっています。
明暗の境目を狙うとよいです。
日中では、障害物の陰などの暗いところにメバルは潜んでいます。
幅広く探ることが大切です。
ボートメバルのプラッギングの釣り方
ボートメバルのプラッギングの釣り方についてご紹介します。基本的には、表層から徐々にタナを下げて攻めていきます。
はじめに使うプラグは、フローティングミノーです。
ただ巻きで表層を引いてきます。
次に、スローシンキングタイプやシンキングタイプのミノーで表層からタナを下げていきます。
これらのプラグもただ巻きで引いてきます。
シンキングペンシルを使うと、表層から底まで攻めることができます。
テンションフォールで底まで沈めてから引いてくると効果的です。
ストップ&ゴーなどで誘ってもよいです。
釣れない時は、変化を付けることが大切です。
具体的には、巻く速さを変えたり、止めたりするなどして誘います。
活性が低い時は、ゆっくり巻いてきた方がよいです。
ドリフトも効果的です。
ドリフトとは、潮の流れに乗せて自然に流すことです。
ナチュラルに流すことで喰ってくることがあります。
クリア系やベイトに合わせたカラーのプラグを使うのも有効です。
ボートメバルではメタルジグの方がよいこともある
明るいうちは、プラグの代わりにメタルジグ(以下、ジグ)を使ってもよいです。底付近を中心に攻めるのなら、ジグの方が釣りやすいです。
使うジグによっては、難しいロッド操作が不要です。
スイムタイプのジグがおすすめです。
このジグなら、キャスとして底まで沈めた後ただ巻いてくるだけで釣れます。
初心者でも気軽に釣りを楽しめます。
しかも、小型なのによく飛びます。
そのため、幅広く探ることができます。
長時間釣っていても疲れにくいのがうれしいです。
ジグは、状況にもよりますが、5gを中心に使うとよいでしょう。
カラーは、ブルーピンクがおすすめです。
念のため、釣り船などに確認しておくと無難です。
暗くなれば、ジグからプラグに変更した方がよいです。
ジグは、暗くなるとあまり喰わなくなります。
ジグヘッド&ワームでもよいです。
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