ヒラメをサーフから狙う釣り人が多いです。
サーフと言っても、まったく同じ状況のサーフなど他には存在しません。
そのため、サーフの特徴をしっかり把握し、最適な釣り具で最適な釣り方を行わなければなりません。
ここでは、遠浅サーフと急深サーフにおけるヒラメの釣り方についてご紹介します。
遠浅サーフと急深サーフの特徴
遠浅サーフと急深サーフの特徴についてご紹介します。サーフは大きく分けると、遠浅サーフと急深サーフがあります。
遠浅サーフ
遠浅サーフとは、水深の浅い場所が沖の方まで広がっているサーフのことです。瀬やカケアガリなど地形の変化が多く見られます。
離岸流や川の流れ込みなど流れの変化に富みます。
このような場所にも、地形の変化があります。
ヒラメを狙うなら、このようなポイントがベストです。
急深サーフ
急深サーフとは、目の前から急に深くなっているサーフのことです。目に見えるもの以外の変化はほとんどありません。
流れの変化もあまりありません。
ヒラメは、足元のカケアガリにいることもあります。
そのため、すべてがポイントと言ってもよいです。
ポイントをどんどん移動しながらの釣り方がおすすめです。
遠浅サーフと急深サーフの釣り方の違い
遠浅サーフと急深サーフの釣り方の違いについてご紹介します。その2つでは、釣り方がまったく異なります。
まずは、その2つのサーフの攻め方をマスターしなければなりません。
その後、個別のサーフでの釣り方などについて学んでいくとよいです。
遠浅サーフと急深サーフにおけるそれぞれの釣り方は、次のとおりです。
ヒラメ釣りの遠浅サーフにおける攻略法
ヒラメ釣りの遠浅サーフにおける攻略法についてご紹介します。ミノー
まず、ミノーで、流れの変化を見つけます。フローティングタイプのものを使います。
ミノーは、流れの変化を感じ取りやすいルアーです。
流れの変化が生じているポイントにヒラメがいます。
速めに引いてくるのがコツです。
ゆっくり巻いてくると見切られてしまうおそれがあるためです。
満潮時におすすめ!
干潮時におすすめ!
ジグヘッド&ワーム
次に、流れの変化が生じているポイントが見つかれば、ジグヘッド&ワームで攻めます。ジグヘッドの重さは15gと20gを使います。
状況により変わることがあります。
浅場でも根がかりが少ないものを選びます。
うまく誘ってワームを喰わせます。
浮き上がりのよいジグヘッドを使う場合は、ゆっくりめでよいです。
メタルジグ
最後に、メタルジグを使います。重さは30gを使います。
状況によっては、他の重さを使います。
ミノーとジグヘッド&ワームで反応がなければ、飛距離の出るメタルジグで沖の方を探ります。
キャスト後、速巻きで引いて来ればよいです。
ヒラメ釣りの急深サーフにおける攻略法
ヒラメ釣りの急深サーフにおける攻略法についてご紹介します。急深サーフは、すべてがポイントであると述べました。
ただ、何の戦略もなく、やみくもに釣るのはナンセンスです。
ルアーの選び方についても同様です。
ジグヘッド&ワーム
まず、攻めたいのはベイトや鳥山が見られるポイントです。見られなければ、足元からスタートします。
目の前のカケアガリや消波ブロックなどが好ポイントです。
ジグヘッド&ワームで広範囲を探っていきます。
どこにでもヒラメがいる可能性があるので、探りながら喰わせるという形を取ります。
ベイトの存在や流れの変化を感じとったポイントがあれば、より軽いジグヘッドでゆっくり引いてくるとよいです。
ジグヘッドは、遠浅サーフで使ったものと同じでよいです。
メタルジグ
次に、メタルジグを使って探ってみます。メタルジグの方がより遠投できるので、沖の方を探ることができます。
同じく、ベイトの存在や流れの変化を見つけます。
メタルジグは、遠浅サーフで使ったものと同じでよいです。
強い波動で誘う
最後に、強い波動で誘ってみます。ジグヘッド&ワームとメタルジグで反応がなければ、アクションでアピールします。
幅広いポイントをリフト&フォールで誘います。
リフトでアピールして、フォールで喰わせます。
テンションフォールでアタリも見逃さないようにします。
それぞれのルアーをただ巻きか、リフト&フォールで引いてくるのが基本です。
ただ巻きは、巻くスピードに変化を付けるとよいです。
リフト&フォールは、リールを巻く回数を変えることで、底からの高さや移動距離に変化が付くので効果的です。
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