ジグヘッドリグやテキサスリグで狙われることが多い磯場のロックフィッシュ。
最近では、ハードルアーで狙う人が増えています。
それは、ハードルアーで狙うメリットがあるためです。
ここでは、ロックフィッシュをハードルアーで狙う場合のおすすめのルアーやロッドなどについてご紹介します。
目次
ロックフィッシュ釣りでハードルアーを使うメリットとは?
ロックフィッシュ釣りでハードルアーを使うメリットについてご紹介します。アピール力が強い
ハードルアーには波動とフラッシングがあります。ソルトルアーに比べると、アピール力が強いです。
活性の高い魚を効率よく釣っていくことができます。
マズメや曇天などのローライト時は、ハードルアーがおすすめです。
手返しがよく広範囲を探れる
重さがあるので、しっかりキャストすることができます。ソフトルアーに比べると、飛距離は出やすいです。
誘ってきてはキャストするを手返しよく行っていくことができます。
フグなどの外道を気にしなくてもよい
ソフトルアーを使うと、フグなどにかじられてしまうことが多いです。ボロボロにされると交換しなくてはなりません。
交換しなくてもよい場合でも、ズレてしまうと喰わなくなります。
そのため、まめに回収してズレを確認する必要があります。
ハードルアーなら、このような心配は不要です。
ロックフィッシュを狙う場合のハードルアーの種類は?
ロックフィッシュを狙う場合のハードルアーの種類についてご紹介します。ハードルアーにはいろいろな種類のものがあります。
磯場でロックフィッシュを狙う場合は、バイブレーションがおすすめです。
飛距離が出て操作しやすいルアーであるためです。
もちろん、他のルアーも使えます。
要は、レンジさえ合えばどのようなルアーでも喰ってきます。
テールスピンジグも使いやすいです。
ゆっくり誘って、じっくり見せたい場合は、ジグヘッドリグやテキサスリグに変えるとよいです。
シマノ エクスセンス サルベージ 85ES
85mm、27gの大きめがおすすめです。
深いレンジを効率よく探ることができます。
スイム姿勢が立ち気味なので根掛かりしにくいです。
シマノ エクスセンス サルベージ 70ES
ベイトが小さい時におすすめです。潮が遅い時や浅場を狙う時などに有効です。
小型のロックフィッシュを狙う場合に重宝します。
小さくても飛距離は出ます。
シマノ ソアレ ライズショットブレード AR-C
テールスピンジグは、いろいろな魚が喰ってきます。飛距離が出やすいです。
バイブレーションと比べると、アピール度は低いです。
エコギア コールアップヘッド&シマノ 熱砂 グランデシャッド
エコギア コールアップヘッド(30g)と熱砂 グランデシャッド(4インチ)を使います。シャッドテールとブレードの組み合わせがよいです。
アクションはバイブレーションと同じです。
エコギア スイミングテンヤ&シマノ 熱砂 ワーニングラブ
スイミングテンヤ(30g)と熱砂 ワーニングラブ(4インチ)を使います。じっくし誘いたい場合は、少ない抵抗でよく動くグラブ系がおすすめです。
他のルアーで反応がなければ試してみるとよいです。
ロックフィッシュを狙う場合のハードルアーのカラーは?
ロックフィッシュを狙う場合のハードルアーのカラーについてご紹介します。カラーは、魚の活性の高さやベイトの種類によって使い分けます。
ゴールド系は、魚の活性が高い時や魚のスイッチを入れたい時におすすめです。
アカキンやグリーン系は、ベラなど底にいるベイトを捕食している時に効果的です。
イワシ系は、イワシなどの小魚を捕食している時に有効です。
ローライト時は、ゴールド系やシルバー系の喰いがよいです。
カラーで迷えば、ゴールド系を使うとよいです。
ロックフィッシュを狙う場合におすすめのロッドとは?
ロックフィッシュを狙う場合のロッドの選び方についてご紹介します。ロッドはロックフィッシュ専用ロッドを使います。
9フィート以上の長めものがおすすめです。
長いと、ルアーを持ち上げて沈める動作を行いやすいです。
つまり、縦さばきの操作性がアップします。
また、ラインに角度が付くので根掛かりしにくくなります。
魚を浮かせやすいというメリットもあります、
感度のよさも重要です。
潮が速い時や風が強い時などは非常に釣りにくいです。
特に、底を取るのが難しくなります。
底を取れないと、根掛かりしてしまいます。
感度がよいと底取りが楽になります。
さらに、魚のアタリがわかりやすくなります。
ハードロッカーXRはロックフィッシュ専用ロッドです。
高感度で操作性が高く、パワーのあるロッドです。
S910HやS90H+、S83MHが使いやすいです。
ロックフィッシュを狙う場合のリールなどのタックル
ロックフィッシュを狙う場合のリールなどのタックルについてご紹介します。ロッドについては上をご覧ください。
リール
リールは、スピニングリールを使います。シマノなら4000番が使いやすいです。
ハイギアモデルよりもローギアモデルの方が使いやすいです。
ハイギアモデルを使うと、潮の流れの変化やルアーの動きを感じ取りにくいです。
ライン
ラインは、PEの1.2号前後を使います。リーダー
リーダーは、フロロカーボンの25lb前後を使います。ルアー
ルアーはハードルアーを使います。バイブレーションやテールスピンジグがおすすめです。
状況によっては、ソフトルアーが効果的である場合があります。
ルアーについては上でご紹介しています。
ロックフィッシュのハードルアーでの釣り方
ロックフィッシュのハードルアーでの釣り方についてご紹介します。磯場で釣る際にもっとも気をつけなければならないのは根掛かりです。
ハードルアーは根掛かりしやすいというイメージが強いです。
何も考えずに釣ると、確かに根掛かりしやすいです。
しかし、底の地形をイメージしながらルアーを引いてくると根掛かりを回避できます。
具体的には次のように釣るとよいです。
基本的なアクションは、20~30回巻いた後フォールで底まで沈めます。
巻く速さは、潮の速さなどによって普通~速いを使い分けます。
着底すれば、巻き始めます。
これを繰り返します。
キャストしてすぐは、ラインの角度が立っているので、ルアーは上方向に泳ぎやすいです。
そのため、根掛かりは少ないです。
根掛かりしやすいのは、手前まで引いてきてからです。
それは、ラインの角度が寝てくるためです。
根掛かりを回避するために、全体の1/3まで引いてきたら、それ以降はルアーをフォールで底まで沈めないようにします。
フォールはさせないで、巻いてくるだけでよいです。
巻き続けると、ルアーが浮いてくるのではないかと思いますが、水深がどんどん浅くなってくるのでそこまで心配する必要はありません。
ちょうどよいレンジを引けていることが多いです。
アタリは巻いている時に多いです。
ルアーを喰った魚は反転するので、ほとんど向こう合わせでフッキングします。
重みを感じれば、ロッドを立ててやり取りします。
根に潜られるとバレる確率が高くなるので、魚を浮かせるためにゴリ巻きします。
手前まで寄ってくれば、一気に抜き上げます。
ランディングネットですくってもOKです。
もし、根に潜られてしまった場合は、ラインを緩めてそのまま待ちます。
しばらくすると、魚が根から出てくることが多いです。
根から出てくれば、一気に浮かせて根から引き離します。
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