ショアジギングの人気ターゲットの1つとして挙げられるブリ。
ブリはサーフからでも狙うことができます。
しかも、意外とよく釣れます。
サーフからブリを狙うと言われてもあまりピンとこないかもしれません。
ここでは、サーフからのブリのショアジギングタックルと釣り方についてご紹介します。
ブリが狙えるサーフとは
ブリが狙えるサーフについてご紹介します。ブリが釣れるサーフは、急深で潮通しのよいところです。
ある程度の深さがないと厳しいです。
青物は、基本的には潮通しのよいでしか釣れません。
その大きな理由としてベイトを挙げることができます。
ベイトは潮が流れているところに多いので、それを追うブリも潮が流れているところにやって来きます。
比較的潮が速いところがおすすめです。
サーフからブリが狙える時期
サーフからブリが狙える時期についてご紹介します。おすすめの時期は春と冬です。
春はイワシが接岸してきます。
大型の青物はそれを追って入ってきます。
4~6月頃が狙い目です。
ジグをベイトのサイズに合わせやすいのでおすすめです。
冬はコノシロを追って大型の青物が入ってきます。
この時期のブリは脂が乗っておいしい寒ブリの時期です。
12月前後が狙い目です。
ベイトがコノシロの場合、ジグよりもトップウォータープラグの方が狙いやすいかもしれません。
時期は、地域によって異なります。
釣り場近くの釣具店などで情報を入手するとよいです。
【サーフ】ブリのショアジギングのタックル
サーフにおけるブリのショアジギングのタックルについてご紹介します。タックルは次のとおりです。
ロッド
ロッドはショアジギングロッドを使います。60gほどのジグに対応したロッドを用意します。
ただし、潮が速い場合などは100gほどのジグを使うことがあります。
そのため、100gのジグを扱えるロッドも用意しておきたいです。
どちらにしても使用するジグに合ったものをい選びます。
長さは10フィート前後です。
リール
リールは大型のスピニングリールを使います。サイズは5000番がおすすめです。
ライン
ラインはPEの1.5~2.5号を使います。200~300mほど巻いておきます。
リーダー
リーダーはフロロカーボンの30~50lbを使います。長さは2~3mほどです。
ルアー
ルアーは40~60gのジグをメインに使います。ナブラ撃ちや表層付近を狙う場合は40g、底付近を狙う場合は60gがおすすめです。
ただし、潮の速さなどによっては60g以上を使います。
100gほどまで用意しておきます。
スローなアクションで誘える丸型のものも用意しておくとよいです。
【サーフ】ブリのショアジギングでの釣り方
サーフにおけるブリのショアジギングでの釣り方についてご紹介します。釣り方は、大きく分けると次の2つがあります。
ナブラ撃ち
通常、青物を狙う場合、ナブラの少し沖の方へジグをキャストし、ジグを高速で巻いて誘います。しかし、ブリを狙う場合この誘い方は適していません。
ブリは、サメなどから身を守るために、高速で一直線にベイトを追いかけません。
弱ったベイトを狙って捕食しているのです。
そのため、弱ったベイトを演出したアクションが最適ということになります。
具体的には次のように誘うとよいです。
ナブラの少し沖の方へジグをキャストします。
着水すれば、ジグを引き始めます。
ナブラを通過するタイミングで、フォールを入れたスローなアクションで誘います。
底付近を狙う
ナブラを発見できない場合は、底付近を中心に狙います。潮目を探すとよいです。
潮目にはベイトが集まりやすいです。
ベイトを捕食しようとブリもやって来ます。
底付近を狙う際にもっとも重要なことは、きちんと底を取ることです。
そのため、60~100gといった重めのジグで確実に底を取ります。
具体的には次のように釣ります。
ジグをキャストし、底まで沈めていきます。
着底すれば、ワンピッチジャークで誘いをかけます。
1秒に1回ジャークを入れるイメージで行ってきます。
メリハリのあるアクションを心がけます。
フォールやステイを意識して誘うとなおよいです。
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