チヌによく似ていることで知られているキビレ。
チヌ釣りに行くとよくキビレが釣れます。
もちろん、キビレをメインにする釣り人もいます。
ここでは、キビレ釣りの時期・時間帯などについてご紹介します。
キビレとは
キビレは、スズキ目タイ科クロダイ属に分類される魚です。茨城県~九州南岸の太平洋側と兵庫県~九州南岸の日本海側に生息しています。
西日本に多く、関東には少ないです。
主に内湾や汽水域にいます。
50cmぐらいまでの大きさにしかなりません。
名前のとおり、腹びれ・尻びれ・尾びれが黄色いです。
ぱっと見では、ひれの色以外はチヌと見分けがつきません。
実際は、側線の上の鱗の数も異なります。
キビレの産卵時期は秋です。
チヌとは産卵時期が異なります。
キビレの旬は、春~夏となっています。
春になると、脂が乗り始めます。
産卵直後は美味しくないと言われています。
キビレ釣りの時期
キビレ釣りの時期についてご紹介します。キビレ釣りは、春~秋にかけての暖かい時期がおすすめです。
ベストシーズンは、夏(7~8月頃)です。
春になって、水温が上がり始めるとキビレの活性が高まってきます。
5月頃から狙うとよいです。
夏になると、キビレは秋の産卵に備えて荒食いします。
エサを求めて活発に動き回ります。
活性が高いので非常に釣りやすいです。
河口や浅場には、チニングでキビレ・チヌを狙う釣り人が多くなります。
秋は、キビレの乗っ込みの時期です。
大型の個体も狙えます。
ただ、産卵や産卵後すぐのタイミングは喰いが渋くなります。
しばらくすると、越冬に備えて栄養分を蓄えるために喰いがよくなります。
冬は、水温が下がるのでキビレの活性が低くなります。
ただ、まったく釣れないわけではありません。
特に、大阪湾では冬にも狙えることで知られています。
実績のある釣り場に行くとよいです。
キビレ釣りの時間帯
キビレ釣りの時間帯についてご紹介します。トップウォーターゲームにおいて、水面まで浮いてきて喰ってくるキビレを見ると大興奮します。
日中でないとそのシーンを見ることは難しいです。
キビレ釣りは、日中に狙われることが多いです。
実際のところ、普通に日中でも釣れます。
ただ、おすすめの時間帯があります。
それは他の魚もよく釣れると言われる朝夕マズメです。
キビレの活性が高くなって喰いがよくなります。
では、夜間はどうなのでしょうか?
キビレ釣りは、夜間にあまり行われないような気がします。
しかし、夜釣りをする釣り人は多いです。
夕マズメ以降は、警戒心が緩んで釣りやすいためです。
夜釣りに行くのもよいでしょう。
キビレの釣り方
キビレの釣り方についてご紹介します。釣り方は次のとおりです。
参考にしてみてください!
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