釣りに行って、チヌを発見したことがある人は多いでしょう。
見えているチヌ(以下、見えチヌ)は釣れないと言われています。
本当にそうなのでしょうか?
チヌは非常に臆病なので、釣るのは難しいです。
しかし、サイトフィッシングは不可能ではありません。
ここでは、見えチヌの釣り方やルアーやタックルの選び方などについてご紹介します。
目次
見えチヌを狙いやすい時期
見えチヌを狙いやすい時期についてご紹介します。実は、見えチヌを狙いやすい時期があります。
おすすめの時期は夏~秋です。
梅雨明け~10月までがよく釣れます。
水深1m前後の浅場に入ってきたチヌを狙います。
河川の浅瀬やサーフ・ゴロタが好ポイントとなります。

【見えチヌ】チヌとキビレのどちらが狙いやすい?
見えチヌにおいて、チヌとキビレのどちらが狙いやすいのでしょうか?一概には言えません。
しかし、どちらかと言うとチヌの方が釣りやすいです。
見えているチヌの方が、キビレよりもルアーへの反応がよいためです。
その時期に喰っているエサを把握して、最適なルアーを選びます。
見えているキビレは警戒心が強いです。
違和感があればすぐに逃げてしまいます。
釣れなくはありませんが、かなり厳しいです。
見えチヌで狙いやすい個体は?
見えチヌで狙いやすい個体についてご紹介します。群れで泳いでいるチヌは釣るのが難しいです。
1匹でも逃げ出せば、全部が逃げてしまうためです。
うまくルアーを群れに近づけることができれば、喰わせることは可能です。
おすすめの個体は、単体でじっとしているチヌです。
1カ所に留まっていれば期待大です。
このようなチヌはルアーに好反応を示すことが多いです。
見えチヌでおすすめの潮位や潮回りは?
見えチヌでおすすめの潮位や潮回りについてご紹介します。潮位は低い方がよいです。
チヌは、水深が浅い方がベイトを追っかけやすいためです。
釣り人がチヌを狙う際も、潮位が低い方が釣りやすいです。
障害物がはっきり見えるので、回遊ルートを把握しやすいといったメリットがあります。
さらに、チヌが見えるので、ルアーへの喰わせの間を作りやすいです。
潮回りについてです。
チヌは、潮が動き始めるタイミングが狙い目です。
一方のキビレは、干潮の潮止まりの方がルアーへの反応がよいです。
どちらを狙う場合でも、干潮前後に狙うのがおすすめです。
見えチヌで使うタックル
見えチヌで使うタックルについてご紹介します。タックルは次のとおりです。

ロッド
ロッドはチニングロッドを使います。長さは、7~8フィート前後がおすすめです。
リール
リールは、スピニングリールでもベイトリールでもよいです。ただし、表層を狙う場合はスピニングリール、ボトムを狙う場合はベイトリールがおすすめです。
スピニングリールなら2500番、ベイトリールなら小型が使いやすいです。
ライン
ラインはPEの0.8号を使います。フロロカーボンでも構いません。
10lbを使うとよいです。
リーダー
リーダーはフロロカーボンの15lbを使います。PEを使う場合にセットします。
ルアー
ルアーはポッパーやペンシルベイトなどを使います。下でご紹介しています。
【見えチヌの釣り方】表層狙いにおすすめのルアーは?
表層にいる見えチヌにおすすめのルアーや釣り方についてご紹介します。水面が波立っていない時はポッパーがおすすめです。
音と水しぶきでチヌにアピールします。
反応が鈍ければ、スイッシャーなどをただ巻きで引いてくるとよいです。
直進系のルアーなのでミスバイト が少ないです。
では、水面が波立っている時はどうすればよいのでしょうか?
おすすめはペンシルベイトです。
ペンシルベイトは遠投性や操作性に優れ、アピール力の高いルアーです。
ペンシルベイトは絶対に持ってくようにしましょう。
アタリがあっても早合わせは厳禁です。
焦って合わせると、チャンスを逃してしまいます。
喰いミスをしても、2~3回は再度喰ってくることが多いです。
確実にフッキングに持ち込めるタイミングで合わせるようにします。
【見えチヌの釣り方】ボトム狙いにおすすめのルアーは?
ボトムにいる見えチヌにおすすめのルアーや釣り方についてご紹介します。誘い方はいくつかあります。
直進政のあるルアーを引いてきてフォールを入れます。
縦に早く落とすことでよいアピールとなります。
ブレード付きのルアーを使うと好反応を示すことが多いです。
ジグヘッド&ワームをダートさせてフォールで誘う釣り方もあります。
矢じり型がボトムのダート釣りに適しています。
やや水深のあるポイントでおすすめです。
スローなフォールで誘うのも効果的です。
喰いが渋い時に適しています。
じっくりルアーを見せて喰わせます。
流れが効いているポイントでおすすめです。
関連記事