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タチウオ釣りの人気が年々上がっています。

タチウオ釣りには、いくつかの釣り方があります。

関西のテンヤ釣り、関東の天秤釣りが有名です。

実は、今もっとも熱いのがジギングです。


ジギングと言えば、ブリやヒラマサなどの青物釣りというイメージが強いと思います。

それは、もう昔の話と言ってもよいです。

もちろん、青物釣りのイメージはありますが、ジギングで狙うのはもう青物だけではないのです。

今や、ジギングで釣れない魚はいないとまで言われているのです。

それぐらいターゲットが増えてきたのです。

タチウオも、例外ではありません。

タチウオをジギングで狙う釣り人が急増しています。

ここでは、タチウオ(太刀魚)ジギングの時期や時間帯、仕掛け、釣り方についてご紹介します。

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タチウオジギングの時期・時間帯

タチウオが釣れる時期・時間帯についてご紹介します。

まず、タチウオジギングの時期についてです。

基本的には、年中釣ることができます。

しかし、よく釣れる時期とそうでない時期があります。

ジギングは、船で行う釣りです。

そのため、岸からの釣りとは時期が異なります。

タチウオジギングの時期

7月から釣れ始めます。

夏タチ”という言葉を聞いたことがある人もいるかもしれません。

これは、夏に釣れるタチウオのことで、東京湾では爆発的に釣れることがあります。

しかし、関西ではそこまでは釣れていない印象が強いです。


そして、9月から10月にベストシーズンを迎えます。

年によっては、11月もよく釣れます。

寒くなるにしたがって、だんだん数が減っていき、サイズが大きくなる傾向にあります。


時間帯は、朝夕のマズメがよいです。

本当は、夜がもっともよいのですが、船のジギングは日中に行われる釣りです。

そのため、朝マズメが狙い目です。


ただ、夜釣りのジギングで青物を狙うと釣れるという話を聞くようになってきました。

近いうちに、タチウオも夜釣りで狙うようになるかもしれませんが。


タチウオジギングの仕掛けについて解説します。

仕掛けは、非常にシンプルです。

タチウオジギングの仕掛け
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タチウオジギングのロッドの選び方

最近は、タチウオジギングの人気が高まっています。

そのため、タチウオジギング専用ロッドが販売されるようになってきました。

おすすめは、やはり専用ロッドです。


基本的に、専用ロッドならどのようなものでも構いません。

ただ、長さは6~6.5フィートぐらいが使いやすいです。

軟調子のものの方がよいです。

硬いとジグが跳ねてしまうためです。

この辺は好みですね。


タチウオジギングのリールの選び方

リールは、ロッドと違って専用のものがありません。

少なくとも私は知りません。

そのため、たくさんある中から、タチウオジギングに使えるリールを選ばないといけません。


リールには、大きく分けて2つのタイプのものがあります。

それは、スピニングリールベイトリールです。

主流はベイトリールです。

いつも行く乗合船では、ほとんどがベイトリールを使っています。

タチウオは、フォール時によく喰ってきます。

フォールでの当たりを取って素早く合わせるのには、ベイトリールの方が扱いやすいです。

スピングリールは、キャストして誘う時などに使うとよいです。


タチウオジギングのライン

ラインには、PEをおすすめします。

0.8~1.5号を巻いておくとよいです。

初心者は1号がおすすめです。

PE以外では、フロロカーボンやナイロンがあります。

フロロカーボンとナイロンは伸びる性質がありますので、誘って釣るジギングには不向きです。

シャクッてもラインが伸びてしまい、思うようにアクションさせることができません。

当たりは少し取りづらいです。

PEは感度がよいので、繊細な当たりを取りやすいです。

フロロカーボンやナイロンほど、切られる心配がないのも大きなメリットです。


タチウオジギングのリーダー

ラインにPEを使いますので、リーダーを取り付けます。

リーダーには、フロロカーボンを使用します。

5~8号0.5~1mセットします。

大型を狙う際は、14号前後を使うこともあります。

太さは、状況によって変わります。


タチウオジギングのジグ

タチウオジギングのジグについてご紹介します。

ジグは、どのようなものを使えばよいのでしょうか?

はじめは、お気に入りのジグを使えばよいです。

しかし、釣れなければ、いろいろなジグを使ってタチウオの反応をみていかないといけません。

形状・重さ・カラーの異なるジグを試していきます。

反応のよいジグを中心に使っていくとよいです。


下で解説したジグでは、まったく喰わないことも十分にあり得ります。

そのため、さまざまなジグを揃えておく必要があります。

特に、重さは状況に応じて、臨機応変に対応できるようにしておきます。

タチウオジギングのジグの形状

平型やロングジグ、ショートジグなどがよく使われます。

絶対に釣れる形状というものはありません。

いろいろと試してみるしかありません。

ロングジグがおすすめです。

タチウオジギングのジグの重さ

60~160gの重さのものを用意しておきます。

潮の速さなどの状況によっては、250gまで使うこともあります。

深さ(m)=重さ(g)」を目安にして、ジグを選ぶとよいです。

タチウオジギングのジグのカラー

定番カラーは、できるだけ揃えておく必要があります。

シルバー、ゴールド、ピンク、パープル、グローなどが定番カラーです。

日によって、ヒットカラーが異なるので、このカラーなら絶対釣れるというものは存在しません。

頻繁にカラーチェンジを行って、どのカラーの反応がよいかを探るしかありません。

それに同じカラーでずっと釣れ続けるとは限りません。

カラーのローテーションも重要です。

おすすめは、イワシカラーゼブラグローです。

タチウオジギングのフック

タチウオジギングのフックの選び方についてご紹介します。

タチウオジギングで使うフックは、細軸の3本針か4本針がおすすめです。

カエシのないバーブレスが使いやすいです。

フロントには、アシストフックを装着します。

基本的には市販されているものを使えばよいですが、自作する人もいます。

フックは小さ目の方がよいです。


タチウオジギングの釣り方

まず、仕掛けを指示ダナまで沈めます。

この際にもタチウオが喰ってくることがあります。

そのため、沈めている際には、スプールに軽く親指を当ててサミングします。

ジグの落下が止まれば、アタリの可能性が大です。

すぐに糸フケを取って合わせます。


タチウオジギングでの誘い方にはいろいろあります。

その中で、基本的な誘い方が2つあります。

ワンピッチジャークただ巻きです。

タチウオジギングの時期

ワンピッチジャークは、青物釣りなどでもよく行われる誘い方です。

ロッドを1回シャクッてリールのハンドルを1回転させる方法です。

これを何回か繰り返して行います。

ただし、何回かワンピッチジャークを行った後、止めて喰わせの間を数秒取るようにします。


注意する点があります。

ジギングと言うと、高速で激しく誘って釣るというイメージがあるかもしれませんが、それは青物などに有効な誘い方です。

タチウオはそれほど泳ぎが上手ではありませんので、高速で誘っても喰いつくことができません。

そのため、タチウオジギングでは、シャクるのもリールを巻くのもゆっくりでよいです。


ただ巻きは、文字どおりただ一定の速さで巻いてくるだけです。

この時もゆっくり巻いてくればよいです。

タチウオは、ゆっくり巻いてきても喰ってきますのでご安心ください。

釣れない時は、多少シャクる速さや巻く速さに変化を付けるとよいです。


基本的には、この2つの誘い方だけでも十分いけます。

あとは、周りで釣っている人がどのような誘い方をしているのかを見て、参考にすればよいです。

わからなければ、船長に聞いてみてください。

タチウオジギングの動画

東京湾でのタチウオジギングで大切な8つの方法について説明されています。

その8つは、次のとおりです。

  1. タックルをしっかり準備すること
  2. フックのセッティングをしっかりとやること
  3. ジグをしっかり使い分けること
  4. ワンピッチジャークで誘うこと
  5. いろんなアクションで誘ってみること
  6. 釣り場の状況をしっかりと読むこと
  7. しっかり合わせること
  8. ポンピングをせず巻き上げること

ごく当たり前のこともあります。

ただ、初心者の方には参考になることもあります。

東京湾だけでなく、他の場所での釣りにも役立つと思います。



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