タコ釣りと言えば、夏というイメージが強いです。
しかし、大阪湾や東京湾などでは冬の寒い時期にも釣ることができます。
釣りに行く場所によっては、20杯以上釣れることもあり、大型も期待できます。
ここでは、冬の船でのエギタコ釣りの仕掛けと釣り方についてご紹介します。
冬のエギタコ釣りの仕掛け
冬のエギタコ釣りの仕掛けについてご紹介します。仕掛けは次のとおりです。
ロッド
ロッドはエギタコ専用を使います。
専用ロッドがおすすめですが、他の釣り竿を代用することもできます。
先調子のビシアジ竿やヤリイカ竿、ジギングロッドなど。
使用するオモリに注意が必要です。
リール
リールはドラグ力の高い両軸リールを使います。
ローギアタイプがおすすめです。
パワーハンドルがついていればなおよいです。
電動リールでもOKです。
ライン
ラインはPEの3~4号を使います。
2号以下では合わせ切れのリスクが高くなります。
もちろん、使えなくはありません。
リーダー
リーダーはフロロカーボンの8~10号を使います。
長さは0.5~1.5mです。
エギ
エギはタコ専用のエギを使います。
重さは15~45g、サイズは3~4号を使います。
1~3個を付けます。
根掛かりが多い場所では1個が無難です。
オモリ
オモリは釣りに行く場所や船によって異なります。
東京湾では、60号や80号を使います。
状況によっては、40~50号や100号などを使うこともあります。
大阪湾では40~50号を使うことが多いです。
事前に船に確認しておくとよいです。
冬のエギタコ釣りの釣り方
冬のエギタコ釣りの釣り方についてご紹介します。まず、仕掛けを底まで沈めます。
ラインがあまりにも流されるようなら、オモリを重くする必要があります。
ただし、ラインが流されるからと言って、ラインを送り出していくようなことは基本的にはしません。
タコが乗ってきた時は別です。
仕掛けが着底すれば、ロッドを小刻みに上下に動かして誘います。
この時、オモリは底から離れないようにします。
大きく離れてしまうと、タコがエギに抱き付くことができません。
誘った後は、しばらく止めます。
基本的にはこれを繰り返します
たまに大きくシャクリ上げるのも効果的です。
タコがエギに抱き付くと、竿先が押さえ込まれたり、重量感を感じたりします。
アタリがあっても、すぐには合わせません。
5~10秒ほど誘いを続けて、しっかり抱かせます。
ラインを少し送り出してもOKです。
しっかり抱かせたら、リールを巻きながら竿先を下げた後、ロッドを立てて合わせます。
タコを持ち上げるようにします。
ロッドに重みを感じれば、フッキング成功です。
後は、一定のテンションを保ったまま巻き上げます。
大ダコの場合は無理をせずに網ですくいます。
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