タコを釣れば、おいしく食べたいですよね。
生で食べることもありますが、大抵は茹でてから食べます。
ただ、タコを茹でようと思っても、意外とどのようにすればよいのかわからないものです。
ここでは、タコの茹で方とぬめりの取り方についてご紹介します。
タコのぬめりの取り方
タコを茹でる前に、ぬめりを取らなければなりません。ぬめりをきちんと取らないと臭みの元となります。
では、どのようにぬめりを取ればよいのでしょうか?
タコに塩をかけて、手でもみしごくのが一般的な方法です。
この方法でも頑張って行えば、ぬめりは取れます。
しかし、かなり大変です。
塩でもみしごく方法は、次のとおりです。
親指・人差し指・中指の3本で塩をつまみます。
塩をタコに塗って力強くもみ込みます。
ぬめりが出てくれば、水で洗い流します。
次は、塩を使わずにもみ込みます。
塩を使わないのは、使いすぎるとタコが塩辛くなってしまうためです。
ぬめりが出れば、また水洗いします。
これを3~4回繰り返して、ぬめりを完全に取り除きます。
タコを冷凍してぬめりを取る方法
もっと簡単にぬめりを取る方法はないのでしょうか?実は、タコを冷凍すれば簡単にぬめりを取ることができます。
釣ってきたタコをそのままジップロックに入れて冷凍します。
何も処理する必要はありません。
家庭用の冷凍庫なら2日間冷凍すればOKです。
もちろん、もっと長く冷凍しておいても問題ありません。
あまりにも長期間冷凍することはおすすめしませんが、少しくらいなら保存がききます。
タコを食べようとする日に、流水で解凍します。
内臓も取っておきます。
その後、タコを手でもみしごきます。
塩を使わなくても、ぬめりや汚れが落ちます。
特にタコの足の付け根は念入りにぬめりを取っておきます。
タコの茹で方
タコのぬめりが取れれば、いよいよ茹でていきます。一般的には、塩や酒を入れる人が多いです。
お茶の葉を入れるという話もよく耳にします。
おすすめは塩・酒・醤油です。
水:塩:酒:醤油=6:少量:1:少量の割合で混ぜます。
好みで割合を変えてもOKです。
塩・醤油:タコに軽く塩味が付きます。
酒:うま味を増幅し、臭みを消してくれます。
上のものを沸騰させて、タコを茹でていきます。
茹でる時間も非常に重要です。
茹ですぎると硬くなってしまいます。
茹で時間はこちらを参考にしてみてください。
- 500g以下なら2分
- それ以上~1Kg以下なら5分
あくまで目安です。
実際にやってみて調整するとよいです。
完成すれば、冷ましてから冷蔵庫に入れます。
氷水で締めてもOKです。
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