タコは非常に人気の高い釣りのターゲットです。
渡りタコを狙う人がいます。
渡りタコとは何なのでしょうか?
ここでは、渡りタコ釣りのタックルと釣り方などについてご紹介します。
渡りタコとは何?
渡りタコなんて聞いたことがないという人もいるかもしれません。実は、タコは次の2つに分けることができます。
- 地付きタコ
- 渡りタコ
地付きタコとは、年間を通して同じ海域で生息するタコのことです。
大きく移動することはありません。
夏に大きくなります。
一方の渡りタコとは、移動を繰り返すタコのことです。
季節によっては100Kmほども移動します。
秋~冬にかけて成長します。
冬には大型のタコになります。
渡りタコ釣りの時期
タコ釣りと言えば、夏のイメージが強いです。しかし、地域によっては冬に釣るのが大人気です。
渡りタコ釣りでは、大型のタコを狙うのが一般的です。
そのため、タコが大きく成長する冬がメインとなります。
12月以降が狙い目です。
渡りタコ釣りで人気なのが常磐エリアです。
年末は、正月に食べるタコを求めてたくさんの釣り人が詰めかけます。
渡りタコ釣りのタックル
渡りタコ釣りのタックルについてご紹介します。タックルは、次のとおりです。
ロッド
ロッドはタコ用ロッドを使います。先調子のゲームロッドでもOKです。
穂先がある程度柔らかくて、バットがしっかりしているものがおすすめです。
長さは1.8m前後です。
リール
リールは両軸リールを使います。キャストする場合はスピニングリールがおすすめです。
ライン
ラインはPEの2~3号を使います。リーダー
リーダーはフロロカーボンの10~20号を使います。長さは30cm前後です。
エギ
エギはタコ用を使います。カラーはピンク系・チャート系・グリーン系などが定番です。
2個付けがおすすめです。
根掛かりが多い場所では1個にします。
エギにブタの脂身などを巻き付けてもよいです。
輪ゴムで止めます。
オモリ
オモリは60号が基本となります。80号までを使うこともあります。
渡りタコの釣り方
渡りタコの釣り方についてご紹介します。タコは底にいるので、底まで沈めます。
着底すれば、糸ふけを取って誘います。
基本的にはオモリで底を小突き続けます。
20回ほど小突けば止めます。
そして、また誘い始めます。
たまにエギを大きく持ち上げて落とすと効果的です。
小突いていると、急に重くなったように感じることがあります。
タコがエギに抱き付いています。
ゆっくり聞き上げてみます。
重みのある状態で持ち上げることができればタコです。
持ち上げることができなければ、タコが底にへばりついているか、根掛かりかのどちらかです。
そのまま何もせずにしばらく待ってみます。
その後、巻き上げることができればタコです。
巻き上げることができなければ、根掛かりを外す時のようにやってみます。
それでも巻き上げることができなければ根掛かりです。
タコが掛かっている場合は、一定の速さで巻き上げます。
ポンピングはNGです。
海面まで上がってくれば、網ですくいます。
小型の場合は抜き上げてもよいです。
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